立春を過ぎたというのに、真冬に逆戻り。
このbLOGにも書いたとおり、1/31はまったく雪が無く、 Hヘンテナの仰角変更等のアンテナ作業ができるほどであった。
ところが、作業終了後に雨が降り出し、それが雪に変わった。
この雪が、ここ能代では珍しい部類に入る「乾いた雪」で、軽いので雪かきは楽なのだが、なぜかよく滑る。
無線的には、雪雑音によるS/N低下が著しい。なにしろ、ひどいときはノイズだけでSメータが振り切ってしまうほどなのだ。
おかげで、衛星移動局などはノイズに埋もれて聞こえないことが多い。コールバックが判らない局面もあり、CQも控えているありさまだ。
コロナ放電ってのは、電圧が高くてしかも尖っている部分が放電し易くなるようだ。
とすれば、当方のHヘンテナは、諸事情によりエレメント先端にタッピングビスを付けているから、さあ、ここで放電してね(^o^;)・・なんて放電を誘ってるみたいなものなのか。
これを回避するためには、
・・などを考慮してアンテナ設計/製作する必要がある。
まあそれでも、至近距離の電柱で放電しちゃえば、通信できなくなるのは同じなんだけど。
さて、145MHzでは雪雑音のほかにも気になるノイズがある。
これはアンテナをほぼ真西に向けたとき受信できるのだが、ノイズブランカではまったく除去できない。
ノイズは、ほぼ24時間安定して発生している。しかし、強い雨が降ると消滅することがある。
さて、このノイズの正体は・・?? 某宅のTVアンテナ直下受信ブースタなのではないかとアタリを付けているが・・・・
今日も一日中ノイズに悩まされたが、HO-68(中国の衛星 希望1號)のFMモードでは初めてUPに成功。2局とQSOできた。*3
ちなみに、TONEの注入レベルはかなりデカ目に再調節*4してある。HO-68の信号自体は極めて強力なのだけれど、FMモードではなかなかUPできないのが玉に瑕だ。スケルチ(^^;)が重いのか?
上記とは直接関係ないけれど、やはり、仰角を上げたことでLOS間際の攻防には弱くなったなぁ・・(T_T)
啓蟄も過ぎたというのに、真冬に逆戻り。
3/6の書き込みで、「道路の雪は、ほぼ消えている」・・と書いたのだが、またしてもドカ雪に襲われ、再び上に掲載してある写真とほぼ同じ景色となってしまった。
ただし、今回の雪はモロ湿った雪である。重いのなんのって、雪かきで腰にダメージが・・
とはいえ、週間天気予報によれば、この雪は今夜までだ。週末の陽気で完全に融けるであろう・・と、みているが・・融けろよ。融けてね。融けてくださいませませー・・(^^;)
衛星も、仰角がマイナスなのに聞こえたりしている。お空のCONDXは、ほぼ春だ。
春分であるが、雪が降った。ついでに黄砂も降った。
秋田地方気象台発表の黄砂に関する秋田県気象情報によれば、「この状態は21日日中にかけて続く見込みです。」とのこと。
左の写真は、屋根のトタンの縁に付着した黄砂。粒子はかなり細かい。雨も降ったので流れて縁に集まったのか?
午後になって落ち着いたものの、145MHzにおけるノイズも今朝はひどかった。
雪雑音の件もあり、現在、次期VUHFアンテナシステムとしてループ系アンテナの設計をいじっているのだが、受風面積がちょっとなぁ・・・(^^;)
雪は、あっという間に融けた。
*1 ノイズブランカはほとんど効かない。(ちょっと効くときもある)
*2 「スノーノイズ」と書くと、アナログTVの画質評価で使われるものと混同される向きもあり「雪雑音」とした。
*3 もう1局から呼ばれたのは判ったけれど、LOSとなってしまった。SRI。
*4 TONEが必要なHOやSO向けには、FT-726(Only 88.5Hz)ではなく、アルインコのALD-24Xを送信機として使っている。