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[Radio] QSObank 電子QSL

2010年04月13日 23時 更新

年度末に入り、片付けなきゃならない仕事がたまりにたまってくると、人間は「逃避」に走ることがある。
いや、休日に仕事場出ると灯油代の予算残も心配しなきゃなんないし、かといって自宅に仕事持ち帰るのもヤだし・・とりあえず土曜日は出て日曜日は逃避だな。

といっても、トクユキ撮りに行くわけではない(^^;)。ここ能代でも、道路の雪は、ほぼ消えている。

で、帰宅してから以前買って積んどいたCQ誌 3月号読んだら、なんかどこかで見たような顔が・・・あれ? 誰だっけ
・・って、三浦(JA7NJN)ぢゃねーか!!  (@o@;)。

いやホント。なんか めまいにも似た感覚におそわれたKPIであった。知ってる顔が、マスメディアにデカデカと掲載されている・・というのは、これまさに非日常の極みである。どうやら、D-STARつながりのようだが、ま、変わりなさそうでよかった。

さて、その記事のプロフェッサー水島といえば、QSObank である。


以前来たJARLからの脅迫状お手紙によれば、会費前納者の権利の一部を剥奪し、QSLカード転送のため受益者負担金を払えということらしい。その考え方自体理解できないこともないわけだが、はっきりいって面白くない。誰も責任をとってないってのは、組織としておかしいんじゃないの?・・とか、やっぱり思うわけである。*1*2

そのような事情もある中、将来的には紙カードの廃止ということも見据えつつ、そろそろ電子QSLについて勉強せねばなるまい・・というわけで、HAMLOGのデータをQSObank向けに整備してみた。

データ整備といっても、普通は何も特別なことをする必要はない。しかし、衛星通信は別だ。
通常、衛星通信では、クロスバンドQSOとなるため、HAMLOGでは、Uplink 435MHz、Downlink 145MHzであるなら、周波数は 435/145と入力する。

しかし、QSObankのシステムは、現時点では「/」以降を削除してしまう仕様となっている。
このため、有効なQSLカードとするためには、使用衛星名とUp/Down周波数を電子QSL備考欄に出力してやる必要があるのだ。

具体的には、HAMLOGの Remarksのプルダウンに衛星毎の「%via sat:VO-52 (435/145MHz)%」とかいう文字列を登録しておき、これをRemarks2に入力。電子QSLの設定画面で、「Rmks2の%を電子QSL備考欄に」にチェック。
自局移動地は、もちろんRemarks1に「%/7 JCG#04004a 上小阿仁村 QN00DB 移動%」とか入力し、「移動運用先の出力」を Remarks1の% にセット

なお、QSObankとは直接関係ないが、HAMLOGのバージョンUPにより、データの保守→文字列の置換で「空白」を検索できるようになったため、この機能を利用し全データについて、Remarks1は 自局移動運用場所Remarks2は 衛星関係やコンテスト、その他の情報というように整理した。こうなると Remarks3も欲しくなる。

というわけで、HAMLOG等の無線業務日誌ソフトウェア*3を使っているのであれば、電子QSLの敷居は極めて低いといえるだろう。

QSOデータは、数回に分け 2009/12/31 までのものを全部転送した。
しかし、まだ利用局が少ないのだろうか、反応が多いとはいえない状況だ。古くは1980年のQSOがヒットしたケースもあるのだが、ほとんどが既に紙カードで取得済みなのである。(^^;)

まあ、追々 電子QSLによる回収率は上がってくるだろうから、しばらく様子見だ。紙カードも、並行して発行せねばなるまい。


2010/03/19 追記:

前段で書いたとおり、HAMLOGを使っていれば、衛星などというちょっと特殊なことをやっていない限り、QSObankの利用にはなんの障害もない。
・・わけだが、なんとなくメンドイ通過儀礼が残っている。

それは、電子QSLのデザインだ。
かくいうKPIもこれが面倒くさそでイマイチ踏み出せなかった。

しかし、それは杞憂であった。
デザインに凝ることもできるわけだが、割り切ってQSObankが用意しているものを使い、単純にコールサインのみを配置するだけでもノウ・プロブレムなのである。

それで、当方の電子QSLはほとんど何も考えてないデザインとなっている。おまけに、RIGANT.DATは空白データにしてあるものを使っているのでRIGやANTの項目は電子QSLではNULLだ。

というわけで、みなさんにも一歩踏み出していただければ たいへん幸甚に存じます・・なのである。

ところで、QSObankのWebページでは、

あなたがQSObankに登録し QSOデータをuploadすると 最大4969件のQSOが認証されることができます。

・・と出てくるのだが、登録して約ひと月。GETできた電子QSLは、まだ804件にすぎない。あとの4165件はどこに遊びに行ってるのであろうか??

もっと長い目で見なけりゃいけないのかなぁ??


*1 JARL理事選挙もあるようなので、間違っても古参の理事には投票しないようにね。

*2 「我々は ぢゃーる だ。お前たちは同化される。抵抗は無意味だ。」

*3 というか、やはり電子ログといえば HAMLOGか。無線業務日誌・・もはや死語? (^^;)

Tada/JA7KPI : 2010年03月06日(土)
コメント(1) [コメントを投稿する]
JA7KPI 2010年04月13日(火) 23時

本日(4/13)ようやくJARL理事選挙の投票用紙を発送した。<br>〆切は4/16とのことだが、なんとか間に合うだろう。<br>みなさんも棄権せぬよう、この人!と思うひとりかふたりにマークしてね。<br>白紙委任状はダメよ。<br><br>さて、<br>QSObank登録から ふた月になろうとしているが、ゲットできた電子QSLは、まだ1033件である。<br>うーむ。こんなもンなのかなぁ??<br><br>仕事はラストスパートに入った。・・もうすぐゴール・・か?


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