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[Radio][Net][Movie] 霧の上小阿仁村

2010年03月14日 17時 更新

濃霧注意報が出る中、早起きして北秋田郡 上小阿仁村に行ってきた。


ところで、ALPSLABがサービス終了になる。
もうずいぶん前から、当bLOGでは、移動運用場所等の地図表示にALPSLABを使ってきた。今後は、別のサービスでなんとかする必要がある。けれど、完璧互換な代替サービスって無いのよね。困った困った。

ALPSLABのプラグインは、基本的に地図を画像として出力するものだったので、地図にテキストを回り込ませるようなレイアウトも可能であった。

しかし、現在主流の地図サービスは、Javascript やら iframeを使っている。Google mapsも iframeだが、alignとかfloatを吐いてくれるわけもない。

このため、デフォルトでは地図を回り込んでテキストを配置することができないわけだが、そのようなレイアウトを許容しなければならないのは、はっきりいって辛い。(T_T)

しかたないので、ちょっとスタイルシートに追加してテキストの回り込みを可能にし、さらにマージンを設定してみた。*1*2

上小阿仁村 QN00DB(AlpsLabの地図画像)

こちら(左)は、今まで使ってきたALPSLAB (ただし、ここでは完全に画像だけにしてある)。ま、どっちもどっちかね。
この上小阿仁村の地図画像としては、ALPSLABの方が情報も多く見やすいような感じだが、都会に近づくと Google mapsの方が情報量が多いのかもしれない。

この他にも、地図サービスはいろいろあるわけで、Yahooの地図とか、ゼンリンご本家とか、国土地理院のものとかも試してみたけれど、なんとなく Google mapsが iframeでもあるし使い易そうだったため、深く考えないで採用してしまった(^^;)。
ま、ぼちぼち使ってみて判断したいと・・・

しかし、これからのはシカタないが、今までの地図はどうしよう。ALPSLABのサービス終了とともに地図が見えなくなってしまうのは必至だ。

放置するか、ALPSLABの地図を今のウチに全部画像ファイルとしてダウンロードし、IMG SRC のHTMLを埋め込むか、はたまた 全部 Google mapsの地図に書き換えるか・・・アタマが痛い。*3


04004a 上小阿仁村 QN00DB 濃霧注意報

例によって、ここからがようやく本題である。

起床04時10分。この時点で濃霧注意報は既に出ていたようだ。朝飯喰って05時前に出発。

北秋田市に入ってから霧が出始め、上小阿仁村に入る直前では、もはや 「ミスト(映画*4)」みたいな状態である。フォグランプ点けてノロノロ運転の局面も。

それでも、現地 QN00DB (冬季の移動地点として定着してしまった県道24号と国道285号の交点。前掲の地図画像の地点) には余裕で到着。

07時の衛星FO-29と、次のAO-7用に145/435のビームと29MHzの逆Vをセットする。このころになると、霧はだいぶ晴れてきていた。(写真のとおり)

FO-29 CW でCQを出すと、待ち構えていたかのようにJR3KQJに呼ばれ*5、数局やってSSBに。しかしSSBではあまり呼ばれず。こんなもんかな。
春のCONDXになってきたのか、LOS間際のQSBが心地よい(?)。

次のAO-7は、最大仰角が60度を超えていたので期待のパスだったのだけれど、結果はゼロQSO。CW/SSBでさんざんCQを出したのだが・・*6

AO-7の直後のVO-52にもCWでQRV。こちらも出来高少数だった。

地上波については、期待できないロケーションだった。でも一応 CW 144.050/430.050でQRV。しかし、予定どおり かすりもせず。(^^;)

HFにQRVするかどうか迷い、3.5MHzを聞いてみたら既にCONDXは下火もよう。7MHzに出る気はないので、ここで撤収とあいなった。

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やはり V/UHFも春のCONDXか。
夜になってJQ1UKK/7(山形県東田川郡三川町)の衛星へのUPLINK(435MHz)がビームのバックでも聞こえることを発見。

LOS後にビームを向けてCWバンドを聞くと、Sメータをバンバン振ってUKK/7が入感。144/430でQSO成立。ただし、50MHzでは かすりもせんかった。ダクトか?

この後、鶴岡市へ移動した同局とさらに地上波QSO。430MHzの方が144よりも強かった。しかし、やはり50では聞こえず。
UKKを呼ぶJH7PKU/0の信号(430)も確認できたが、他局の信号は確認できず。残念。

このように、一部の周波数では極めて強力に通信できるものの、その他の周波数ではぜんぜんダメということもあるわけで、映画「ミスト」を観た際は、可視光やケータイ電話の高い周波数はダメとしても低めの(波長の長い)周波数なら通信可能なのでは・・?? そーいうわけで軍の無線では短波もCW(電信)も残っているのでは・・?? なんてことを考えたKPIであった。

2010/03/14 追記:

別の怪物映画(フィースト*7)観てたら、電話(有線+携帯)が使えなくて無線(短波)で救援を求める・・てな場面が出てきた。
この無線機は、アメリカンCB機*8ですな。チャネル9が緊急用だなんてセリフがあったけど、これは実際にそうみたい*9

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さて、そろそろ仕事が忙しくなってきた。移動運用も中締めか?
仕事が一息つけるのは4月末なので、オール東北コンテストへのQRVは完全に無理。オールJAにはなんとかQRVしたい・・なぁ。(^^;)

そういえば、JA7KPIの無線局再免許の時期(有効期間5年)でもある。
以前、インターネットで 電子申請(lite) の手続きをおこない、ID/パスワードを入手していたのだけれど、仕事が忙しくて放置していたら、せっかく取ったID/パスワードは期限切れで失効してしまっていた。

再度手続きするのもタイミング的に面倒いので、今回は申請手数料が高い*10のに目をつぶって紙の申請書*11で申請してしまった。 *12次の変更申請の時は電子申請で。

*1 具体的には、CSSファイルに iframe {margin: 10px; float: left;}・・を追加。

*2 地図上の緑の下向き矢印が運用地点。赤のAってのは無視してね。(^^;)

*3 けっきょく、全bLOGをスキャンしてMap画像貼り付けしているファイルを割り出し、地図画像をすべてダウンロードしてサーバに保存し、それに対応させて全84ファイルを書き換えた。やればできるのだなぁ。(^o^)

*4 フランク・ダラボン監督 "The Mist" 久々の恐怖!!映画であった。ラストも悲惨。(-_-;)

*5 まさに「待ち構えていた」というハナシも v(^^)。KPIは低めの周波数に出てくるという法則もある。

*6 AO-7 QSBは激しかったものの、信号のピークでは強力。しかし29.502MHz付近のビーコンの痕跡は確認できず。

*7 "FEAST"ジョン・ギャラガー監督。良い出来のB級ホラー。見終わってもほとんどなんにも残らない(^^)。2作目3作目はクソ映画なので観なくて正解。

*8 メーカ等不明。映った瞬間マイクコネクタのピンが見えててマイク非接続と判るが、次のカットではつながってる。ま、いっか(^^;)

*9 CB Radio Channel 9 may be used only for emergency communications or for traveler's assistance.

*10 電子申請の方が1,000円くらい安い。

*11 総務省の「無線局免許手続様式」のページから MS WORDのファイル型式でダウンロード可能。

*12 2/26普通郵便で発送。3/11新免許状到着。

Tada/JA7KPI : 2010年02月27日(土)

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