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[Radio] 今年初の移動 & So on

2021年03月26日 22時 更新

昨年のXPOコンテスト以来の 久しぶりのHF移動である。

そうなんだよ。そろそろ 動きださんと なかなか立ち上がれない・・
立て! 立つんだ ジョー!!*1

と いうことで、ロウバンド メイン の つもりで 大館市にGo!*2

約1時間かけて 旧田代町 大館市長坂へ行ってみると、以前は通れた 某踏切が通行止めになっていた。こ、これはマズい・・ あたりを見回すと、東側に 橋が架かっているっぽい。

で、旧田代町役場の裏手の橋を渡って 外川原地区米代川河川緑地へ・・

クルマを堤防の途中に止めてアンテナ建御柱。邪魔なような気もするが、この先は 残雪で行き止まりなので なんとか許してもらえるだろ・・

14時頃からQRV開始。さすがにロウバンドには早いので、まずは 10MHzから。

したっけ、割とCONDX良く*3、21分間で 26qso。

14MHzでは 4エリアのコンテスト参加局が聞こえているのだが、当方のCQに応える局は居なかった・・

その後 3.5へ降りるが、22分間で 11qsoとふるわない。このあとは ぱったりできなくなってしまった。

15時半を過ぎ、そろそろ 1.9も良いのでは・・と QSYするが、これまた ほぼ 呼ばれない。

しかたないので 7MHzへ*4。12分間で 16qso。


霧の 大館市 外川原地区米代川河川緑地 QN00FG。能代の雪は ほぼ消えたが、内陸の大館には まだ残っている。

この後、再び 3.5へ戻るも やはりダメ。春分も近いし もはやロウバンドの季節ではないということなのか?

時間は まだあったが、雨降りだし、初めての移動地ということもあり、暗くなる前に撤収ということに。

BandQSO
1.92
3.512
7 16
10 27
57


17時 撤収完了。18時 常置場所へ帰還完了。


今回は 衛星用のRigも持ってきたが、アンテナはホイップのみだったので けっきょく運用せず。

次回の移動は 鹿角市鹿角郡方面か??



Qso国内DX
1.8124 42 166
3.520 20
7 16 16
10 27 27
50 3 3
1443 3
4301 1
Sat77 7 84
271 49 320


さてさて、2月中旬以降のQSO状況は TABLEのとおり。
あいかわらず 1.8メイン。コンテストを除けば ほとんど USAと Euロシアだ。*5

衛星は 盛り返してきている。そういえば、先日 RS-44衛星経由のSSBで インドとできた。けっこう強力に入感していた。そうか、できるんだなぁ・・ と。*6


例の Q65-30Aで 6m 50.275MHzモニタしてたら*7、-29dBで正常デコードできたりする。

しかし、やはり FT8の方が 使いやすいような気がするな・・

国内局のバックスキャッタのFT8が ウォータフォールでは ハッキリ見えているのに まったくデコードできない・・ってのは よくあるんだけれど、インターコンティネンタルな伝搬で 見えてるのにデコードできない・・ってのは あったっけ??
まだまだ 様子見が必要かな。*8



八峰町 八森TV中継局


そういえば、先日 八峰町の糠森山*9へ登って八森TV中継局のアンテナの写真を撮ってきた。ついでに ここに貼っておく。

一番上が送信用。その下の上向きコーナーリフレクタみたいなのがモニタ用?

地デジTVの中継波受信用と思われるのが、蒲鉾か放熱器みたいなカバーのついた 何か*10の垂直6段スタック?*11 これは やはり上岩川の黒森山を向いているようだ。
一番下が おそらく現在は使われていない 秋田市の大森山向けのパラボラ。

ちなみに、能代市内でも幟山の電波が受信できず、この八森局を見ている世帯がけっこうある。


しかし、なんで 秋田では TBS系列のTV局が無いのかね?
ワラシだった当方が秋田を捨てて首都圏を目指したのは TBSを観たかったから・・ と いっても過言ではない。いや、マジで。*12 (^^;) *13



かの 移動運用伸縮ポール製造業の フジインダストリが 店を閉めるということで、こりゃ 予備として もう1本あればいいかな・・ と 8mものの FSP-508Xを 発注。

2系統化も やってみたいが・・ それは もう少し先か。

それにしても・・ 事業継承の話は 無くなったのか・・ まこと残念・・



2021.3.26 追記:

先日、冒頭の移動記事で使った 1.9/3.5用トラップ逆Vのチェックをしてみたので ここに追記する。この逆Vは 2008年10月に作ったものである。

NanoVNAでの測定では、マスト フル・アップの 地上高9.3mで 3.502MHzで SWR=1.18。これは 合格レベル。

しかし、製作当初は 1.910MHzで SWR 1.5程度だったハズなのに 今回 改めてチェックしてみたら、1.854MHzあたりで SWR 2.5と かなりビミョーになっていた。*14

おかしいな、長いこと 使ってきたので 少しは伸びてしまったのだろうが・・
それに、1.8MHz帯では エレメント端の地上高や その場の土壌の特性で かなりの差が出るのも事実なのだが・・

なお、給電点地上高を 9.3m→8mに下げても ほぼ変化無し。
また、トラップのコイルは ずっと むき出しのままだったのだが、今回、ポリエチレン系の自己融着テープ*15で巻いて保護してみた。なお、テープ巻く前と後で SWR特性には ほぼ 影響なかった。*16

このアンテナは 1.8MHzのコンテストでは使わないつもり*17なので、やはり 1.9MHz帯の方に 合わせた方がいいかな。


*1 ハタ坊ではありません。

*2 ひさびさ移動なので まず脚立を忘れて取りに戻り、さらに ログ用のノートも・・(^^;)

*3 10メガが FB CONDXなんて、超久々のような気も・・

*4 このアンテナは ATU使っても 7MHzでは SWR落ちないハズなので、どこかおかしいのかも?? 後ほど要チェック。

*5 たまに CQにDXを付けるの忘れて 国内局ともFT8で QSOしている。(^^;)

*6 地上波優先のつもりで 仰角を 15度くらいから 5度に下げたら、やっぱり衛星はキツくなったけど、DXは たいてい低いので・・

*7 WSJT-X 2.4.0 rc2

*8 しかし、やはり帯域幅と 時間は・・ 致命的のような気も・・

*9 標高208m。徒歩で20分弱。

*10 周波数は たぶん 7GHz。

*11 給電の具合が判るように背面も撮影してくるべきだった・・

*12 今でも 似た考えの若者はいるんじゃないかな? 国や県のエライさんも マジメに考えてほしいぞ。

*13 でも、実際 行ったら 東京12chも よく見たなぁ。ゴングショー とか モンティパイソン とか 独占 男の時間 とか・・

*14 以前の 測定値は クラニシの BR-210によるものだが、これって 1.8MHz帯では ちょっと 信用できないかも・・

*15 横浜の古藤工業製だが、古河電工のエフコテープ2号と そっくり??

*16 ブチルゴムの自己融着テープ と ポリエチレン系の自己融着テープでは、ポリエチレン系の方が 誘電体損失が 小さいのでは?? 普通の塩化ビニル系のテープは お勧めしない・・

*17 コンテストに出るのなら、やはりフルサイズだろう。

Tada/JA7KPI : 2021年03月14日(日)

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