昨年のXPOコンテスト以来の 久しぶりのHF移動である。
と いうことで、ロウバンド メイン の つもりで 大館市にGo!*2
約1時間かけて 旧田代町 大館市長坂へ行ってみると、以前は通れた 某踏切が通行止めになっていた。こ、これはマズい・・ あたりを見回すと、東側に 橋が架かっているっぽい。
で、旧田代町役場の裏手の橋を渡って 外川原地区米代川河川緑地へ・・
クルマを堤防の途中に止めてアンテナ建御柱。邪魔なような気もするが、この先は 残雪で行き止まりなので なんとか許してもらえるだろ・・
14時頃からQRV開始。さすがにロウバンドには早いので、まずは 10MHzから。
したっけ、割とCONDX良く*3、21分間で 26qso。
14MHzでは 4エリアのコンテスト参加局が聞こえているのだが、当方のCQに応える局は居なかった・・
その後 3.5へ降りるが、22分間で 11qsoとふるわない。このあとは ぱったりできなくなってしまった。
15時半を過ぎ、そろそろ 1.9も良いのでは・・と QSYするが、これまた ほぼ 呼ばれない。
しかたないので 7MHzへ*4。12分間で 16qso。
この後、再び 3.5へ戻るも やはりダメ。春分も近いし もはやロウバンドの季節ではないということなのか?
時間は まだあったが、雨降りだし、初めての移動地ということもあり、暗くなる前に撤収ということに。
Band | QSO |
1.9 | 2 |
3.5 | 12 |
7 | 16 |
10 | 27 |
計 | 57 |
17時 撤収完了。18時 常置場所へ帰還完了。
今回は 衛星用のRigも持ってきたが、アンテナはホイップのみだったので けっきょく運用せず。
次回の移動は 鹿角市鹿角郡方面か??
Qso | 国内 | DX | 計 |
1.8 | 124 | 42 | 166 |
3.5 | 20 | 20 | |
7 | 16 | 16 | |
10 | 27 | 27 | |
50 | 3 | 3 | |
144 | 3 | 3 | |
430 | 1 | 1 | |
Sat | 77 | 7 | 84 |
計 | 271 | 49 | 320 |
さてさて、2月中旬以降のQSO状況は TABLEのとおり。
あいかわらず 1.8メイン。コンテストを除けば ほとんど USAと Euロシアだ。*5
衛星は 盛り返してきている。そういえば、先日 RS-44衛星経由のSSBで インドとできた。けっこう強力に入感していた。そうか、できるんだなぁ・・ と。*6
例の Q65-30Aで 6m 50.275MHzモニタしてたら*7、-29dBで正常デコードできたりする。
しかし、やはり FT8の方が 使いやすいような気がするな・・
国内局のバックスキャッタのFT8が ウォータフォールでは ハッキリ見えているのに まったくデコードできない・・ってのは よくあるんだけれど、インターコンティネンタルな伝搬で 見えてるのにデコードできない・・ってのは あったっけ??
まだまだ 様子見が必要かな。*8
そういえば、先日 八峰町の糠森山*9へ登って八森TV中継局のアンテナの写真を撮ってきた。ついでに ここに貼っておく。
一番上が送信用。その下の上向きコーナーリフレクタみたいなのがモニタ用?
地デジTVの中継波受信用と思われるのが、蒲鉾か放熱器みたいなカバーのついた 何か*10の垂直6段スタック?*11 これは やはり上岩川の黒森山を向いているようだ。
一番下が おそらく現在は使われていない 秋田市の大森山向けのパラボラ。
ちなみに、能代市内でも幟山の電波が受信できず、この八森局を見ている世帯がけっこうある。
しかし、なんで 秋田では TBS系列のTV局が無いのかね?
ワラシだった当方が秋田を捨てて首都圏を目指したのは TBSを観たかったから・・ と いっても過言ではない。いや、マジで。*12 (^^;) *13
かの 移動運用伸縮ポール製造業の フジインダストリが 店を閉めるということで、こりゃ 予備として もう1本あればいいかな・・ と 8mものの FSP-508Xを 発注。
2系統化も やってみたいが・・ それは もう少し先か。
それにしても・・ 事業継承の話は 無くなったのか・・ まこと残念・・
2021.3.26 追記:
先日、冒頭の移動記事で使った 1.9/3.5用トラップ逆Vのチェックをしてみたので ここに追記する。この逆Vは 2008年10月に作ったものである。
NanoVNAでの測定では、マスト フル・アップの 地上高9.3mで 3.502MHzで SWR=1.18。これは 合格レベル。
しかし、製作当初は 1.910MHzで SWR 1.5程度だったハズなのに 今回 改めてチェックしてみたら、1.854MHzあたりで SWR 2.5と かなりビミョーになっていた。*14
おかしいな、長いこと 使ってきたので 少しは伸びてしまったのだろうが・・
それに、1.8MHz帯では エレメント端の地上高や その場の土壌の特性で かなりの差が出るのも事実なのだが・・
なお、給電点地上高を 9.3m→8mに下げても ほぼ変化無し。
また、トラップのコイルは ずっと むき出しのままだったのだが、今回、ポリエチレン系の自己融着テープ*15で巻いて保護してみた。なお、テープ巻く前と後で SWR特性には ほぼ 影響なかった。*16
このアンテナは 1.8MHzのコンテストでは使わないつもり*17なので、やはり 1.9MHz帯の方に 合わせた方がいいかな。
*1 ハタ坊ではありません。
*2 ひさびさ移動なので まず脚立を忘れて取りに戻り、さらに ログ用のノートも・・(^^;)
*3 10メガが FB CONDXなんて、超久々のような気も・・
*4 このアンテナは ATU使っても 7MHzでは SWR落ちないハズなので、どこかおかしいのかも?? 後ほど要チェック。
*5 たまに CQにDXを付けるの忘れて 国内局ともFT8で QSOしている。(^^;)
*6 地上波優先のつもりで 仰角を 15度くらいから 5度に下げたら、やっぱり衛星はキツくなったけど、DXは たいてい低いので・・
*7 WSJT-X 2.4.0 rc2
*8 しかし、やはり帯域幅と 時間は・・ 致命的のような気も・・
*9 標高208m。徒歩で20分弱。
*10 周波数は たぶん 7GHz。
*11 給電の具合が判るように背面も撮影してくるべきだった・・
*12 今でも 似た考えの若者はいるんじゃないかな? 国や県のエライさんも マジメに考えてほしいぞ。
*13 でも、実際 行ったら 東京12chも よく見たなぁ。ゴングショー とか モンティパイソン とか 独占 男の時間 とか・・
*14 以前の 測定値は クラニシの BR-210によるものだが、これって 1.8MHz帯では ちょっと 信用できないかも・・
*15 横浜の古藤工業製だが、古河電工のエフコテープ2号と そっくり??
*16 ブチルゴムの自己融着テープ と ポリエチレン系の自己融着テープでは、ポリエチレン系の方が 誘電体損失が 小さいのでは?? 普通の塩化ビニル系のテープは お勧めしない・・
*17 コンテストに出るのなら、やはりフルサイズだろう。