CQ World Wide DXコンテスト CW。参加部門は今年も 160m NON-ASSISTED LOW。
昨年は 夕方のDX入感はなかったが、今年は 17時前から アラスカ KL7RAが聞こえていて 初LOG。*2
晩飯を前倒しして 20時前にシャック入り。強力に入感している局を呼んでも無反応という局面もあるが、昨年よりも聞こえる局が多いのではないか。
22時過ぎ メキシコ XE2Xとできる。ヨーロッパは 23時前あたりから強くなってきた。*3
ぽつりぽつりと交信を積み上げ、深夜 02時までQRVして いったん就寝。*4
04時前に起床。1時間半ほどの睡眠だが、体調は回復。*5
当地の日の出は 06時33分。日の出前後の時間帯 ヨーロッパが良かったが、深いところは 聞こえてこない。
07時までQRVし、30分ほど二度寝してから 家事に復帰。
なにもこのタイミングでやらなくてもいいのでは・・ なのだが、昼間は ロウバンド用スローパーモドキの改修を実行。
実は給電部に 市販のバランを使っていた。おそらく フェライトバーにトリファイラ巻きした強制バランだろうが、スローパーみたいな非平衡アンテナに使っても 意味なしで 単に通過損失が増えるだけなのではと。*6
で、このバランを撤去して 同軸ケーブルの網線側がタワーに、芯線側がワイヤ・エレメントに接続されるよう変更。
この変更で 3.5MHzと7MHzには影響が出なかったが、1.8MHzは なぜか SWR最小周波数が上昇。これを補正するため エレメント端に ワイヤを継ぎ足したところ 1.8MHzは OKとなったが 今度は 7MHzのSWRが上がってしまった。ここらへん痛し痒しだが メインは 1.8MHzなので受け入れざるを得ない。
第二ラウンド、夕方ワッチすると 既に北米が聞こえているが 交信済局のみ。あまり良くない。19時過ぎからシャック入りして本格QRV。
しかし、昨日よりもレートは悪い。我慢のワッチが続く。
00時前、WS7Lを呼んだら 某JE1SPYさんに 先に持って行かれてしまった。当方は それから しばらく後に ようやく取ってもらえた。やはりアンテナで負けているのか。*7
ヨーロッパは なかなか新顔が聞こえてこず、01時を過ぎて ラトビア YL2SMなどと ようやくできた。
再び 02時で 就寝し、起床は 04時半。さすがに 二日連荘はつらい。(^^;)
少しだけ積み上げて 07時を待たずに CL。しばらく仮眠後に家事復帰。
<タイムチャート> | 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21|小計 ----+---------------------------------------------+---- 1.8| 1 - 1 1 9 5 7 2 3 2 - - 1 2 4| 38 ----+---------------------------------------------+---- 合計| 1 0 1 1 9 5 7 2 3 2 0 0 1 2 4| 38 累計| 2 17 29 31 38| | 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21|小計|合計 ----+---------------------------------------------+----+---- 1.8| - - - 3 1 1 3 2 2 3 - - 1 - 2| 18| 56 ----+---------------------------------------------+----+---- 合計| 0 0 0 3 1 1 3 2 2 3 0 0 1 0 2| 18| 56 累計| 38 43 50 53 56|
<大陸別の交信局数> 1.8 % North America 10 17.86 South America - 0.00 Europe 11 19.64 Asia 28 50.00 Africa - 0.00 Oceania 7 12.50 Antarctica - 0.00 Total 56
<Zone> 1 3 4 6 15 16 17 18 19 23 24 25 26 27 28 30 31 32
というわけで、トータルで 56局できた。昨年の出来高 37局は 前半でクリア。
コールサイン確認できて交信に至らなかったのは このほかに 40局あったものの QSO成立率は 56/(56+40) = 約58%で 交信数とともに昨年を上回った。また、ヨーロッパ*8の出来高は若干減ったが オセアニア 北米等は増えた。
CQを何度か出してみたが、呼んでくれたのは ロシアの R0MMのみ。ほとんど S&Pのみであった。
当方のアンテナシステム改善策や Rigの更新、3dB QROの効果も それなりにあったのかもしれないが、けっきょくは CONDXが割と良かったのだろうと思う。
なお、ミクロネシア オーストラリア リトアニア ラトビア は このバンドでは 1stだった。1.8MHzでの DXCCは 28/45。まだまだ先は長い。
そういえば・・ 今回も JA7KGIとコピーされてしまうことが多かったような・・ KPSとか KPH KPEと とられることもあった。すべて訂正完了できたものと思うが ホントかな? (^^;)
2019.12.02 追記:
早くも Raw Scores Before Checking が出た。
Single-Op Low 160m (Non-Assisted)で (暫定)世界31位、アジア5位、JA 2位。
3位の局と入れ替わってしまう可能性もある。やはり JAとも 交信しとくべきだったか・・
JA 1位は 山岳移動での参戦となった某局。
スコア差は・・ダブルスコア超え (^^;)。標高600mとのことだが、1.8MHz DX でも山岳移動が効くのか? 山腹のカーブ具合や土質によっては オフセット・パラボラみたいになって 10dBくらいゲインUP??
2020.5.2 追記:
結果発表。下馬評どおり JA 2位。アジア5位。世界31位。
2020.5.5 追記:
Log Check Reportが届いた。
2QSO分が減点されていたが、あろうことか 当方が相手局コールをミスったものと判明。この 2局とは 別コンテストでもQSOしているので、これは やらかしちまったとしかいいようが無い。
マルチに影響なかったのは幸いであった。
160M multiplier total 40 5W 9A 9M6 BY HL HS JT K KH2 KH6 KL LY UA UA9 UK UR V6 VE VK VR XE YL 1 3 4 6 15 16 17 18 19 23 24 25 26 27 28 30 31 32
*1 日没は 16:20。
*2 強度はさておき 今回 一番 聞こえていた局かも。
*3 カスカスながら 22時頃から 聞こえてはいた。
*4 アルコールは控えていたが 眼が限界に近づいていた。
*5 やはり 1時間半が 1ユニットか?
*6 BU-50。50Ω:50Ωで使う限り 非平衡ラインに使用しても問題ないハズだが、アンテナ側は 完全50Ωではないので・・
*7 設置場所近傍の周辺環境込みでの アンテナ・・ ?
*8 交信できた 一番西は リトアニア LY7M。聞こえた一番西は ドイツ DJ0MDR。