ZCR/bLOG


[Radio] CQWW CW 2019

2020年05月05日 15時 更新

CQ World Wide DXコンテスト CW。参加部門は今年も 160m NON-ASSISTED LOW。

コンテスト開始は 00時UTC すなわち朝の09時。ロウバンドなので とりあえず夕方まで待つ。*1

昨年は 夕方のDX入感はなかったが、今年は 17時前から アラスカ KL7RAが聞こえていて 初LOG。*2

晩飯を前倒しして 20時前にシャック入り。強力に入感している局を呼んでも無反応という局面もあるが、昨年よりも聞こえる局が多いのではないか。

22時過ぎ メキシコ XE2Xとできる。ヨーロッパは 23時前あたりから強くなってきた。*3
ぽつりぽつりと交信を積み上げ、深夜 02時までQRVして いったん就寝。*4


2019年11月24日の 日の出前。中央の線が嵩上げしたスローパーモドキの東端。実際の朝焼けの色は もっと鮮やかな 朱で、残念ながら デジカメは その色彩を再現できていない。新型欲しい (^^;)。


04時前に起床。1時間半ほどの睡眠だが、体調は回復。*5

当地の日の出は 06時33分。日の出前後の時間帯 ヨーロッパが良かったが、深いところは 聞こえてこない。

07時までQRVし、30分ほど二度寝してから 家事に復帰。


なにもこのタイミングでやらなくてもいいのでは・・ なのだが、昼間は ロウバンド用スローパーモドキの改修を実行。

実は給電部に 市販のバランを使っていた。おそらく フェライトバーにトリファイラ巻きした強制バランだろうが、スローパーみたいな非平衡アンテナに使っても 意味なしで 単に通過損失が増えるだけなのではと。*6
で、このバランを撤去して 同軸ケーブルの網線側がタワーに、芯線側がワイヤ・エレメントに接続されるよう変更。

この変更で 3.5MHzと7MHzには影響が出なかったが、1.8MHzは なぜか SWR最小周波数が上昇。これを補正するため エレメント端に ワイヤを継ぎ足したところ 1.8MHzは OKとなったが 今度は 7MHzのSWRが上がってしまった。ここらへん痛し痒しだが メインは 1.8MHzなので受け入れざるを得ない。



第二ラウンド、夕方ワッチすると 既に北米が聞こえているが 交信済局のみ。あまり良くない。19時過ぎからシャック入りして本格QRV。

しかし、昨日よりもレートは悪い。我慢のワッチが続く。

00時前、WS7Lを呼んだら 某JE1SPYさんに 先に持って行かれてしまった。当方は それから しばらく後に ようやく取ってもらえた。やはりアンテナで負けているのか。*7

ヨーロッパは なかなか新顔が聞こえてこず、01時を過ぎて ラトビア YL2SMなどと ようやくできた。

再び 02時で 就寝し、起床は 04時半。さすがに 二日連荘はつらい。(^^;)

少しだけ積み上げて 07時を待たずに CL。しばらく仮眠後に家事復帰。


<タイムチャート>

    | 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21|小計
----+---------------------------------------------+----
 1.8|  1  -  1  1  9  5  7  2  3  2  -  -  1  2  4|  38
----+---------------------------------------------+----
合計|  1  0  1  1  9  5  7  2  3  2  0  0  1  2  4|  38
累計|        2       17       29       31       38|

    | 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21|小計|合計
----+---------------------------------------------+----+----
 1.8|  -  -  -  3  1  1  3  2  2  3  -  -  1  -  2|  18|  56
----+---------------------------------------------+----+----
合計|  0  0  0  3  1  1  3  2  2  3  0  0  1  0  2|  18|  56
累計|       38       43       50       53       56|
<大陸別の交信局数>

                 1.8        %

North America     10    17.86
South America      -     0.00
Europe            11    19.64
Asia              28    50.00
Africa             -     0.00
Oceania            7    12.50
Antarctica         -     0.00

Total             56
<Zone>
1  3  4  6  15 16 17 18 19 23 24 25 26 27 28 30 31 32


というわけで、トータルで 56局できた。昨年の出来高 37局は 前半でクリア。
コールサイン確認できて交信に至らなかったのは このほかに 40局あったものの QSO成立率は 56/(56+40) = 約58%で 交信数とともに昨年を上回った。また、ヨーロッパ*8の出来高は若干減ったが オセアニア 北米等は増えた。

CQを何度か出してみたが、呼んでくれたのは ロシアの R0MMのみ。ほとんど S&Pのみであった。

当方のアンテナシステム改善策や Rigの更新、3dB QROの効果も それなりにあったのかもしれないが、けっきょくは CONDXが割と良かったのだろうと思う。

なお、ミクロネシア オーストラリア リトアニア ラトビア は このバンドでは 1stだった。1.8MHzでの DXCCは 28/45。まだまだ先は長い。

そういえば・・ 今回も JA7KGIとコピーされてしまうことが多かったような・・ KPSとか KPH KPEと とられることもあった。すべて訂正完了できたものと思うが ホントかな? (^^;)



2019.12.02 追記:

早くも Raw Scores Before Checking が出た。

Single-Op Low 160m (Non-Assisted)で (暫定)世界31位、アジア5位、JA 2位。

3位の局と入れ替わってしまう可能性もある。やはり JAとも 交信しとくべきだったか・・

JA 1位は 山岳移動での参戦となった某局。
スコア差は・・ダブルスコア超え (^^;)。標高600mとのことだが、1.8MHz DX でも山岳移動が効くのか? 山腹のカーブ具合や土質によっては オフセット・パラボラみたいになって 10dBくらいゲインUP??



2020.5.2 追記:

結果発表。下馬評どおり JA 2位。アジア5位。世界31位。



2020.5.5 追記:

Log Check Reportが届いた。

2QSO分が減点されていたが、あろうことか 当方が相手局コールをミスったものと判明。この 2局とは 別コンテストでもQSOしているので、これは やらかしちまったとしかいいようが無い。

マルチに影響なかったのは幸いであった。

160M multiplier total 40

5W    9A    9M6   BY    HL    HS    JT    K     KH2   KH6
KL    LY    UA    UA9   UK    UR    V6    VE    VK    VR
XE    YL

  1  3  4  6 15 16 17 18 19 23 24 25 26 27 28 30 31 32


*1 日没は 16:20。

*2 強度はさておき 今回 一番 聞こえていた局かも。

*3 カスカスながら 22時頃から 聞こえてはいた。

*4 アルコールは控えていたが 眼が限界に近づいていた。

*5 やはり 1時間半が 1ユニットか?

*6 BU-50。50Ω:50Ωで使う限り 非平衡ラインに使用しても問題ないハズだが、アンテナ側は 完全50Ωではないので・・

*7 設置場所近傍の周辺環境込みでの アンテナ・・ ?

*8 交信できた 一番西は リトアニア LY7M。聞こえた一番西は ドイツ DJ0MDR。

Tada/JA7KPI : 2019年11月23日(土)

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