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[Radio] CQWW CW 2018

2019年05月08日 00時 更新

CQ World Wide DXコンテスト CW に 初参加。

参加部門は 160m 1.8MHz

3.5MHzの方が稼げるとは思うが、当方の動機付けは あくまでもアンテナ優先。
スローパーモドキでの参戦となるが、いちおうマルチバンド・アンテナとはいえ、3.5は オマケの機能なので・・

ま、コンテストに没頭できる環境でもないし、ながら参加というか、割とユルい姿勢である。なお、ラジアル・アースについては 依然として ちょこちょこ拡張中である。


コンテスト開始は 朝の09時。さすがに日の出から 2時間半も経過しちゃうと ロウバンドDXはダメでしょ。とりあえず夕方まで待つ。

日没直前に 1.8MHzをワッチしてみると、すでにCQ出してる局がいる。しかも強力599。しかし DXは無感。
当方のような訴求力に不自由な局は晩飯喰ってから おじゃまするのがよかろうもん・・ と、とりあえず飯の支度・・


19時jst過ぎから参戦。

初っ端は 以前 ARRL160mでもできた N7UA。割としっかり入感していた。続いて近場の韓国 ロシア 中国とアジアがメイン。

初日の北米は AA7A W7RM W7AT NX1Pと計5局できたのだが、すべて アメリカの7エリア管内。このほか N6WM NE7Dなども呼んでみたのだが 交信に至らず。

ヨーロッパ方面は 22時jst頃から聞こえてきた。Euの初っ端は UA1OMS。同局は 浮き沈みを繰り返しつつ 何度も入感してきていた。直後に フィンランド OH2XX。以前 3.5でも拾ってもらった局だ。

23時過ぎて ハワイ KH6LC。ARRL160mでも 2回QSOしている。オセアニア区分なので貴重だ。


02時過ぎて 眠くなってきた。けっきょく 03時前に 就寝。

2018年11月25日の 日の出前。トタン屋根に霜が・・。中央の線がスローパーモドキの東端へ続くライン。


04時前 目覚ましが鳴る。約10分グズって なんとか起床に成功。QRVするアジア局は かなり少なくなっている。
相対的にヨーロッパ局が目立つのだが なんぼ呼んでもダメ・・ってのは変わらない。

06時半のQSOで いったん打ち止め。
まだヨーロッパが聞こえてはいた*1のだが 通常家事モードへシフト。あー 寝不足でアタマ痛てー・・*2


<タイムチャート> (UTC)

Nov24| 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 |小計
 ----+-------------------------------------+----
  1.8|  3  4  4  6  3  1  -  1  -  1  1  1 |  25
 ----+-------------------------------------+----
 累計|       11       21       22       25 |

Nov25| 10 11 12 13 14 15 16 17|小計|合計
 ----+------------------------+----+----
  1.8|  1  -  4  -  4  -  1  2|  12|  37
 ----+------------------------+----+----
 累計|       30       34      |


二日目の夜、再び19時jst過ぎからコンテスト再開。

北米は ゾーン4や5も入感しているが弱い。全体的にも かなり弱くなってしまっている。
けっきょく 北米とはQSOできなかった。以前 50MHzでQSOした K4PIも聞こえていたので (リキ) 入ったのだが・・


ヨーロッパは 23時過ぎから。しかし なかなかできない。

そんな中、昨夜 さんざん呼んでダメだった タイの E2Aがようやく取ってくれた。エストニアの ES9Cも同じ。呼んでいるうちに なんか フワーッと信号が浮き上がる感じがあり、すかさず呼んでゲットできた。ロウ・パワーでは狙いを定めて 浮き上がるのを待つという戦術が有効なのか。

02時半過ぎ、スウェーデン SE0X。なんなんだよ このコール・・ (^^;)。この局も辛抱強く浮くのを待って*3QSOできた。

さすがに 1時間しか寝てないので ここでバッタンQ。目覚ましを2時間後にセットしたが 案の定 起きられず。
起床は 07時で、CONDXは ほぼ終わっていた。*4

<大陸別の交信局数>

                 1.8         %

North America      5     13.51
South America      -      0.00
Europe            13     35.14
Asia              17     45.95
Africa             -      0.00
Oceania            2      5.41
Antarctica         -      0.00

Total             37


トータルで 37局とできた。だが コールサインを確認できたのは このほかに 46局あった*5。つまりQSO成立率は 37/(37+46) = 約44.6%。QROすれば なんぼまで縮まるか? いや、kWerが呼んでもガン無視の局もあったりする*6ので これだけできてラッキィということなのかも。

ということで 海外コンテストは ARRL160m 以来なのだが、北米の日の出時間 過ぎても まだEu連がいるので 楽しいのだ。
ただし 睡眠時間 削るのはちょっとキビしいね。


なお、フィンランド スウェーデン エストニアは このバンドでは 1stだった。1.8MHzでの DXCCは 22/31。まだまだ先は長い。



2018.12.4 追記:

早くも Raw Scoresが発表された。

Single-Op Low 160m (Non-Assisted)で (暫定)世界53位、アジア4位、JA 2位 である。JA 1位は 某有名局。スコア差は わずか67点。

こ、これは もしかして・・ 減点要素は無いと思っているが・・ そう甘くは無いかも・・

ちなみに、(暫定)アジア2位とは QSOできているが、1位の局は 受信すらできていない。点数高すぎるし、ホントにアジアなのか?



2019.5.4 追記:

結果発表となった。

シングルオペレータ・ノンアシステッド・160mシングルバンド・ロウパワー の カテゴリで 世界52位。アジア4位。JA 1位。やたっ!
ただし、アシステッドのカテゴリで 上にJAが 2局おられる。また、ハイパワー局も含めた JAの160mとしては 6位。

局数は 少なかったが、エンティティで稼げたということのようだ。なお、2局分の減点があった。

運用に完全集中できれば、もう少し積み上げられるのかなぁ・・

まぁ、次期シーズンに向けて 策は用意してあるので そのうち・・



2019.5.7 追記:

Log Check Reportが eメイルで届いた。

それによれば、Euの某コンテスト・ステーション 2局 から Not in Logを喰らってしまい マイナス3×2。それによるペナルティが 3×2×2 で 計マイナス18点。マルチが25なので、クレームド・スコアから 18×25=450点ビハインドだ。*7

えー!? それってなんか おかしいのでは?? 納得できかねる! ・・てゆうか、そういう文化なのか あちゃらは。

あと、ライバル局との比較で判ったこと・・ 当方は 北米には弱いが Euには ちょっと強い・・ ということになると、国がたくさんあるEuに強い当方が有利・・ってことなのかも?? *8

てことで、マルチは・・

160M multiplier total 25

BY    ES    HL    HS    K     KH2   KH6   LZ    OH    SM
UA    UA2   UA9

  3 14 15 16 18 19 20 24 25 26 27 31

なお、エストニアの局には JA7KGIとミスコピーされてしまった。当方のスコアに影響はないが、DXCC的には焦げ付き確定となってしまった。orz *9


*1 日の出から30分後の 07時でも Euが聞こえていた。単純に スゲー と思ったが、そういうものなんでしょうか。CQWWのおかげなのかな ??

*2 寝不足による頭痛は 久々に経験した。なんか なつかしいぞ。(^^;)

*3 秋田県人向けの戦法かも?

*4 アジア各局は まだ聞こえていた。でも ガン無視なんだもん。あんたら、ハイパワー局だけとしかQSOできんで それでええんか!? (負犬の遠吠) ・・あ、JA呼ぶの忘れた (^^;)。

*5 ノートに 受信できたコールサイン NR 周波数をメモっていった。でも、周波数は けっこう変動していた。ワッチするしかないのだ。

*6 逆に カスカスで入感してて これは応答無いだろ・・ と ダメ元で呼んだら ちゃんと返ってきたという神対応事例も現実にある。

*7 クレームドが 1925だったので 450/1925=23.37% ← Score reduction。またクレームドのqsoは37だったので 2/37=5.4% ← Error rate based on claimed and final qso counts。

*8 ※あくまでも 個人の 一時的な 妄想です。

*9 ミスコピーしたコールで コールバックしてくるのだから、それをしっかり訂正できるほどの耳が当方に無いということでもある。

Tada/JA7KPI : 2018年11月24日(土)

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