しぶんぎ座流星群の極大は 1月3日の22時と予想されていた。
しかし、この時間帯は、輻射点がようやく地平線上に出てきたばかり。
23時から53.750MHzのビーコン受信を開始したものの、ノイズも多く、まともに受信できたのは 23時40分過ぎとなった。
この画像は、1月4日の02時00分から02時10分のものだが、八王子の杉本氏による同時刻の画像*1と比較すると、Ping信号をかなり取りこぼしているように見える。
受信機は FT-655なので、感度は まあまあのハズだが、やはりアンテナ系がイマイチか。
杉本氏のアンテナは 福井向けの 2エレ(地上高不明)。こちらはDP(屋根より低い)。しかも53.750MHzには同調していない(SWR>6)。2010年のふたご座や2011年のしぶんぎ座の際は、アンテナカプラを入れて同調をとったが、今回は横着して入れなかったのが悪かったのかもしれない。
そのほかでも、杉本氏のデータとはかなりの相違があり、興味深い。
流星の観測データは、日の出後の07時20分まで取ることができた。
次は、おそらく5月6日の みずがめ座η となるだろうが、そのときまでは、なんとかアンテナ系 整備完了しておきたいものである。
なお、「しぶんぎ座流星群 (Quadrantids)」は正式名称なのだが、「しぶんぎ座」という星座は存在しない。ただし、過去には存在したとのこと。現在は使われていない星座名ということらしい。
それから、HROでは、PCから漏れるノイズが画像として記録されてしまう局面があった。
現用PCでは、マウスを動かしたり、ディスクアクセスの際にかなり強力なノイズが出てしまう。よくよく聞いてみると、PCの電源を入れた時から既にうっすらとノイズが確認できるのだ。
常駐ソフトで、jqs.exe(JAVA QUICK START)などは、数分おきにけっこうなノイズを出すため、無効化させていただいた。うーむ、やはり、PCも更新時期か??
*1 既に最新のデータと置き換わり、削除されているもよう。