「QSObankで認証されるQSOデータ数」が5000を超える・・と表示されるのに、実際の電子QSL受領数が2000程度しかない。
・・という状況が続いていたわけだが、ようやく問題解決に至った。
別のちょっとした問題も発生している。
「カードのJPG画像中にQSOデータの文字列が取り込まれていない
もの」が 5千ン百件中に 4件ほどあった。つまり、カードの画像を開いてみたら、背景画像とコールサインだけで交信データが無いのだ。*2
しかし、この不具合については、QSObankの「カードボックス」のページにて再度QSL請求することで、正常なJPGファイルを取得することができた。*3
さて、QSObankでは照合済みのQSOデータは、RSTレポートとか限られた項目しか修正できないようになっている。考えてみればあたりまえのハナシなのだが、ちょっと困ったこともある。
例えば、相手局コールサインのポータブル表示を削除したいとか、「/1」を「/2」に変えたい・・とか思っても、ポータブル表示はコールサインとなぜか一体化されてしまっており、修正できないのだ。
HAMLOG側からこの修正データを再度UPすると、コールサインが異なると解釈され・・つまり、別のQSOデータと認識されてしまってLOGデータ重複状態となる。これはなんとかしてほしい。
もうひとつ、衛星経由QSOについてだ。
衛星QSOの周波数表記は例えば 145/435*4というようになる。HAMLOGでは、このまま入力できるわけだが、この型式のままでQSObankにアプロードすると、後でQSOデータ削除等で再リンク処理をおこなった場合、必ず「修正できないファイルがありました(存在しないデータ)」というエラーになってしまう。
HAMLOG側の周波数が「145/435」となっているのにQSObank側(htmファイル)では / (スラッシュ)以後が削除されて単に「145」になってしまっているからだ。この件についてはQSObank側でも認識しているものの、現時点では「そういう仕様」であるとのことだ。
しかし、全衛星QSO分がエラーとなってしまうわけで、その数はハンパじゃない。ホントのエラーが見えなくなってしまうという問題もある。このエラーメッセージの出し方についても、なんとかしてほしい。
というわけで、ここに記した件については、要望としてお伝えしておいた。*5
さてさて、個々の電子QSLカードの問題というと、まず「移動運用地」の問題がある。LOGデータでは設置場所(常置場所)以外からの移動運用のハズなのに、電子QSLでの運用場所は設置場所(常置場所)となっているもの(またはその逆)・・これがけっこうある。
また、最近になって合併により新設された市区町村なのに、10年前のQSOの電子QSLで既に新市区町村の名前になっている・・とか。
衛星QSOで、Uplink/Downlink や 衛星名の記入がないもの・・これは、紙QSLで、ひと頃よくあったけれど、最近は少ないかな。
あと、紙QSLにはGL(グリッドロケータ)もしっかり記入してくれるのに、電子QSLには記入が無い・・というのもあるけど、できたら電子QSLにも入れてほしい。(^^;)*6
まぁ、いろいろ注文はあるわけだが、今後ますますQSObankの使用者が増え、よりよいシステムに発展されますよう ご祈念申し上げる次第。JARL*7のQSL転送事業も不安だし。(^^)
*1 「中の人」のお話しでは、2日程度ということだった。
*2 DBMSサーバの負荷が高くて多くのファイルを開けない状態になるのだろうか??
*3 旧いJPGファイルが新しいファイルと入れ替わる。旧いファイルは oldなフォルダに移動する。
*4 Uplink=145MHz/Downlink=435MHz
*5 衛星QSOのカード書き方については、以前、JAMSATメンバの意見をきいたそうだけど、結論出ずに見送った経緯があるとのこと。JAMSATにきくより、アワードハンタにきいたほうがいいカモ・・と、付け加えといた。定説は CQ誌2010年8月号別冊付録「チャレンジ・ザ・衛星通信」P.9のとおり・・とも。
*6 その方が紙QSLの整理に要する時間が短くて済む・・かな??
*7 11月の臨時総会委任状を10/27発送。支部長=社員か・・難しいけど・・なぁ・・