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[Radio] 雪解けの藤里

2008年03月23日 11時 更新

エレメント補強した Hヘンテナの具合を診るため藤里町へ。

いや、別に藤里である必要はないのだけれど、自動車専用道路を高速走行してみてエレメント振動がおさまっているかどうかを検証したかったわけ。そのため、能代東-二ツ井白神間の無料区間を走り、ついでに足を延ばして再び藤里に行ってみたのである。

地図画像

エレメント補強*1は確かにある程度効いている。振動音がだいぶ小さくなった。ま、80km/hも出すことはそんなに無いので、これでいいか。できれば100km/h程度速度を出しても音鳴りしないってのがいいのだが、そのためには、やはり根本的に作り直さないとダメだろう。とりあえず、ここで手を打っておこう。

さて、藤里町だが、先週行った矢坂の田んぼの雪はすべて消えていて、ビックリ。まあ、1週間経ってるわけだけど、きれいさっぱり雪解けしているのは感動もんだった。

藤里町 QN00CH 奥の山は田代岳方面

それで、もしかして大野岱*2(220m)にも行けるかなと、さらに足を延ばしてみた。これがビンゴ。未舗装道路には雪で通れないところも散見されたが舗装道路には路肩を別にすればまったく雪は無く、通行可能であった。

さてさて衛星の方は、まずAO-16だ。AOS=15:42のはずなのだが、1分前に強力に入感し始めた。これは軌道計算上の誤差か、あるいは陽気のせいで対流圏での屈折が起きているのか?

このパスはMEL=72度という準天頂コースで、手動追尾がちょっと難しい(^^;)。4QSO。

次のSO-50は、AOS方向が北北西。AOS時刻が過ぎてしばらく待っても反応がないので、77.4Hzのトーンを送ってみた。中継器はどうやらONになったようだが、436.80MHzに地元の違法局グループが居てダウンリンクがよくわからない。MEL=4.7度という低角度でもあり、ゼロQSO。なお、低仰角にはアンテナ地上高を4m程度に上げて対応している。

その次のAO-51は、MEL=2.2度であきらめていたが、なんとかCQを出すことはできた。しかし、聞こえるのは違法局だけ。145.92MHzは北海道方面の違法局*3がよく使っているようだが・・・困ったもんである。ゼロQSO。

帰宅して地形をチェックしてみたら、MEL方向には約22km先に田代岳があり、その仰角はほとんどMELと同じである。こんなんでもUPLINKが通るのだな。いや、これも対流圏屈折か??

藤里町 QN00CH 奥の山は焼山

本日のトリはAO-7。この藤里町からはCW/satではまだ1QSOしかしていなかった。MEL=16度と低いが、良いアンテナを持っている局なら呼んでくれるはず・・・と期待してCQ。

AOS2分後にさっそくPKU局に呼ばれる。ビンゴだなー。(^_^)v MELが低いものの、いつもよりダウンリンクは強力のような気が。これまた対流圏かしらん?? CQ中何度もループをとるようなCWの短点は聞こえたものの、しかし、QSO数は2で終わってしまった。

18時から某飲み会なので、速攻で撤収。二ツ井町馬子岱ルートで帰路についた。


*1 ブーム取付部分のLアングル二重化。

*2 大野岱放牧場とは舗装道路ではつながっていないので注意。

*3 てゆうか、たまにコールサイン言ってるみたい・・(^^;)

Tada/JA7KPI : 2008年03月23日(日)

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