ZCR/bLOG

午後になってから北秋田郡上小阿仁村へ。降りしきる雪の中、がんばって移動&設営。

しかし、ダメダメのゼロQSOだった。orz _(T_T)_

KPIの移動運用といえば、午後から日没までというのが基本である。そりゃ、朝QRVしたほうがなにかといいのは百も承知なのだが。
また、オール秋田コンテスト等一部を除き、移動の予告をすることもほとんどない。出来高もかせげず、上場できないのはこのためであると言われている。

他局の移動予告を受けて迎撃移動とかの行動に出ることはあるのだが、自局の移動となると、予告して現地に行けなかったら寂しいし・・・ それはそれでいいのだろうけれど、スタイルを変えるのはなかなか難しいよなぁ。(^^;)

今日2/17は、まず16:15からのAO-27。しかし、このパスはMEL=4度。山に囲まれた上小阿仁村ではキツイ。MEL付近で誰かのCQが聞こえたような気がしただけで、まったくUPできなかった。*1

次、16:30からのAO-7。MEL=16度なので、なんとかなるハズ。 AOS後2分程度でループ確認でき、CQにうつるが、まったく呼ばれず。あれ?? いちおう、それなりの強度でダウンリンクが降りてきてるから、呼ばれてもいいハズなんだけどなーー・・・

しかし、うんともすんとも返ってこない。MEL過ぎて、なにやらSSB局と混信しているような雰囲気が・・・しかし確認できず、CQを続けるとようやくCW。呼ばれたのか?? 「?」を出すが、返らず。

AO-7に見切りをつけるのが遅れ、AO-16(AO-7の5分後にAOS)にQSYしたものの、もうLOS間際でNG。

けっきょく、ゼロ交信で終わってしまったのである。

ま、今日は29MHz用逆Vの写真を撮りに来たと思えばいいや・・・あは、あは、はは・・はは・・は・・・・

そして、KPIの苦笑いは、降り続く雪に埋もれていくのであった。

うーむ、予告コーナーを設置すべきかいな。

2008/02/23 追記: 雨があがったのでリベンジである。例によって昼飯喰ってから再び上小阿仁村 QN00DB へ。

なお、現地は以前1.9MHzで移動したときと同じ場所。

午後3時前に現着したときはそれなりにいいお天気だった*2のだけれど、QRV時には暴風雪*3となってしまった。ANTがあっちゃ向いてホイするのは仕方ないにしても、倒壊の可能性も出てきてしまったのである。アンテナの高さは最小限に抑えることとなった。

15:01からのAO-27はMEL=30度とまずまずの仰角。MEL時刻過ぎてなんとかアクセスでき、4QSO。

ピギャー後すぐにAO-16へQSY。ここでもMEL時刻過ぎてからだったが、7QSO。PLさんは50MHzで何度かお相手いただいているが、初SATであった。

次のSO-50はMEL=3度なので山の陰でNG。まったく何も聞こえず。これは予想どおり。

16:11からのAO-7には期待していたのだけれど、けっきょくまたゼロQSOで終わってしまった。自己ループはなんとかとれたのだが、弱かった。AO-7でのMEL=15度は、やはり仰角低すぎといえるだろう。もっと高い仰角のときを狙って移動運用しないと受信できる局も限られてしまう。これでは呼ばれない。

しかし、風であっちゃ向いてホイ状態のアンテナを手動で修正しつつパドル操作するのはつらかった。かじかんで電信うまく打てないし。*4

次のAO-51はMEL=4.8度でぜんぜん期待していなかった。Watchすると、国内局も断片的にしかアクセスできないようだ。やはり無理か、と思ってたらMEL時刻にロシアのUA0LMがCQ。思わず呼んだらなんとかUpでき、QSOできた。方向が良かったのかな。交信で英語のフレーズしゃべったのは5年ぶりくらいか。

さて、29MHz逆Vの件だが、いまいちMMANAの計算・・・というか実アンテナのデータ化に自信がもてなかったので、パジェロJRをできるだけデータ上に再現して現実の逆Vの設置状態に近づけてみた。

計算結果は、前回の男鹿移動のときのSWR特性により近づいている。

というわけで、MMANAデータファイルである。
といっても、以前の平面的な近似データのものとそんなに変わらないみたい。

MMANA data file

Invee29pjr.maa ←適当にお使いください。