実は、最近になって衛星通信による移動運用*1をやり始めたのだが、はっきりいってダメダメ。1パスの交信がわずか数局という体たらくで、まったくもって修行が足りぬのである。
機材の準備も十分ではない。ホイップ・アンテナでもなんとか交信はできるが、CQを出す側としては非力。不安定。やはり、小型の八木宇田アンテナ*2あたりを開発する必要がある。
その上、呼ぶ側と異なり、QRV中ずっとループをとり続けなければならない。ところが、アンテナの性能がイマイチなので、自分の信号を見失ってしまうのである。呼んでくださるみなさんは耳いいから、かまわずレポート送ってしまえばいいのかも? (^_^;)
もちろん、計算機によるRig-Controlを駆使してのQRVという選択肢もあろう。しかしKPIの場合、できるだけここらへんに計算機は使いたくない。
とはいっても、さすがにタイヘン。衛星ではずっとストレート・キー(縦振電鍵)を使ってきたが、疲れるのでとうとうエレキーに切り替えることにした。
さて、FreeBSD上のwineでCALSAT32を動かせないかとイロイロやってきたのだが、いまだ成功しておらず、FreeBSD起動時でも衛星QRVし易いようにと、その筋のソフトをインストール*3した。gpredict (0.9.0)である。
このソフト、まだ開発途中らしく、リグコンはできない*4ものの、とりあえずは使えている。
*1 遠出の予定はナシ。他バンドと同様近場市町村のみ。三種町と五城目町はQRV済だけど、また移動します。
*2 435MHz用、ブーム長2mの12エレを作ってしもた。デカすぎ?? 地上波を排除しきれぬKPI。受信テストでは、なんとかなりそな感じ。
*3 ports でも提供されているので、FreeBSDでも簡単インストール。Windows版もある。
*4 メニューにはあるので、そのうち実装されるものと思われる。
435MHz12el.は、ちょっと設計変更。SWRはシミュレイションよりも良くなった。・・・うぅむ(^_^;)。<br>145MHzの八木宇田、設計終了。現在製作中。こちらもブーム長は2m。
145MHzのアンテナ、土壇場で7エレ八木宇田から6エレHヘンテナに設計変更。<br>完成目前で改造することになり、大幅に納期が遅れることに。