昨年の設計からだいぶ経ってしまったが、8エレ八木の5エレモードのテストで八峰町(QN00BG)へ
先日の8エレの写真と比べてみると良く判るかも。
ようするに、前の3エレ部分を取り去っただけである。8エレではブームは4分割だが、この5エレでは2分割。とても軽い。しかも、いつもは重くてフル・アップできないのだけれど、5エレ化すると9.3mのフル・アップが可能となるのであった。
MHz | SWR | MHz | SWR | |
49.49 | 2.0 | 50.80 | 1.2 | |
49.77 | 1.75 | 50.94 | 1.3 | |
50.00 | 1.5 | 51.09 | 1.4 | |
50.09 | 1.4 | 51.15 | 1.5 | |
50.18 | 1.3 | 51.48 | 1.75 | |
50.30 | 1.2 | 51.86 | 2.0 | |
50.57 | 1.1 |
SWR特性は、200kHz弱程度上にズレた・・・というか、上に行くほどズレが大きいようだ。しかし、CW/SSBバンド内では大した問題ではないレベル。
SWRチェック後、アンテナとダイアルをざっと回してみるが、今日はバズもなんも聞こえまへん。そう上手くいくはずも無し。あ、BV2Bはもちろん聞こえてました。けど、SWRチェックしてたら居なくなってた。(T_T)
14時半過ぎからQRV。初っぱなは0エリアのみ数局。ぜんぜんダメのような感じではあったが、焦らず騒がずCQを続ける。
15:30頃、AIA氏とQSO。いつもありがとうございます。クラスタへの書き込みもありがとうございます。
この書き込みのおかげと思われるが、とりあえず周波数をチェックしてくれる局が増えたのではないかという感じで、少しずつ呼ばれるようになる。ここは周波数を変えずにじっくり行くべき。Openの性質としては、広範囲なものではなく、スポット的のようである。これは電離層によるものではなく、トロポの可能性が高いのではないか。
CWとSSBを行ったり来たりしていたら、RNN氏とSSBで出来る。おぉ、SSBでのQSOはほぼ5年ぶりだぞ。
その後も、ちょこちょこ呼ばれ、けっきょく今日の出来高は2時間程度で47局(CW24 SSB23)。まあ、こんなもんかなぁ。
最後に、MMANAでの5エレと8エレの比較を・・・ゲインは2dBの差があるけれど、EMEやるわけでもなし、実質的には差は無いのかもなぁ。いや、やっぱし軽いってのはイイわ。
というわけで、MMANAのデータ・ファイルを載せておくので、適当にお使いください。また、SWR-周波数特性のグラフは下図のとおり。
黒線はもちろんMMANAの計算(シミュレイション)値。赤/青の実線が実験(実測)値である。SWR最小の周波数ズレは誤差の範囲なのか、その他の原因があるのかは現時点では不明。
また、インピーダンス・マッチングは、周波数に関わらず19.5-j88Ωということで固定してしまっているので、設計中心周波数からずれると、計算によるSWRの誤差が大きくなるハズなので注意。周波数の高いところで計算値と実測値の差が大きいのは、このせいもあるものと思われる。
こんにちは。<br> この時のKPIさん強かったですよ。バックでもSが元気良く振っていました。5エレくらいだと軽くてよいでしょうね。<br> 私も移動用のアンテナ一つ作ってみたいと思っています。<br><br> そして言われてみれば確かにSSBでのQSOは久しぶりかも。。<br> 最近はHFでのQSOも多かったですもんね。
移動用のアンテナは、やはり安全第一ですね。<br>ま、移動用に限ったハナシではありませんが・・・(^^;)<br>ロケーションを上手く選べば、地上高20m以上のスタック八木と同等にできるかも・・とは考えてますが、<br>ターボスイッチ分の実効ゲインまではちょっと無理でしょう。<br>というわけで、移動運用の限界を感じていることも事実なんですが、いまのところ自宅にタワーってのはちょっと無理なんですよね。
>移動用のアンテナは、やはり安全第一ですね。 <br><br> 確かに。私も肉厚のアルミポールなのでノンステーですが、<br>風が強い時(最初から風があればやりませんけど)なんかは<br>怖いです。<br><br> 高いところは聞こえ方が違うようですね。以前JL1IHE(7Q7JA)<br>加湧さんが7にいらしたときは蔵王とか高いところでワッチさ<br>れていたと聞いてますが下界では聞こえないクラスタにも上がら<br>ない弱い局が結構聞こえるといってました。そう言う耳を最大限<br>生かすようにするしかないでしょうね。。