ARRL 160m コンテストに 今年も参加。これで 9回目。
昨今は サイクル25ということで、ハイバンドは伸びるものの ロウバンドは厳しい状態が続いており、昨年は このコンテストにおける最低記録を更新してしまった。
サイクル25のピークは今年か来年といわれており、だいたいのスコアは想像がついたが、まぁ やってみなきゃ判らない・・ということで 今年も似たようなスタンスでの参戦となった。(^^;)
コンテストは 07時jstから始まっているが、当方の参戦は日没後の 17時jstから。カテゴリは Single Operator, Low Power(100W)。
まず ハワイの KH6AQ。昨年も初っ端はこの局だった。N6ROは良く入感していたが、なかなかコールサインを取ってくれない。何度も何度も AGN と打ってくる。JA・・ JA7・・ JA7K・・となって ついに交信できた。ありがたや。
受信状態としては、CQWWでも書いたけれど、ノイズの海でアップアップ溺れかけているかのような感じ。不規則かつ細かいQSBも激しい。こんなんで先方はよく当方の信号を取れるものである。スゲー耳なのだろうなぁ・・
お天気は 雪または霰で、特に霰に降られると 高い確率で 強力なノイズが発生する。Sメータでは 9+ だ。長くて十数分で止まってくれるものの これも何度も復活してくる。このノイズが出たら国内局しか聞こえないので 一休みせざるを得ない。
01時jstで アラスカを除いて北米は ほぼ夜明け。第一ラウンド終了である。*2
<タイムチャート> (UTC) | 08 09 10 11 12 13 14 15 08 09 10 11 12 13 14 15 |合計 ----+------------------------- ------------------------+---- 1.9| 1 - - 2 - - 3 1 - - 1 - 1 2 3 0 | 14 ----+------------------------- ------------------------+---- 累計| 1 3 7 8 11 |
第二ラウンドは 晩飯喰った後 ボーッとしてたため シャック入りが遅れ、19時jstからの参戦となった。
/MM局が出ていて この局を呼ぶJAもいる。しかし、聞いているとコンテストナンバとして 2 を送出している。これは ITU region だろう。つまり、Outside W/VE なので JAの 交信対象にはならない局だろう。当方は 呼ばなかった。
この夜の受信状態は、基本的には昨夜と同じ・・なのだが、聞こえ方が やや しっかりしている。
昨夜交信できた局のほかに 新局も聞こえて来るのだが、なかなか交信数が増えない。飛ばねー!!
このコンテストでは あまり有効ではないような気もするが、CQもかなり連発してみた。その結果は・・ いちおう 1局から呼ばれて 交信できた。
基本的に、CQ連発よりも S&Pが重要であろう。Rigのバンドスコープも あるが、従来どおりの アナログな探索・・ VFOダイヤルゆっくり回して なんか信号らしきものを探すのだ。符号の欠片みたいなものがあったら、その周波数をワッチするか、メモって 度々チェックしに行く。
なんとか23時台に 3局積み上げて ラスト1時間・・
しかし、何も聞こえんなー・・ と、そこに 某アラスカ局がCQ連発。誰も呼ばない。当方、しつこく食いさがるが QRZすら無く 終了5分前くらいで 引っ込まれてしまった。(^^;)
で、第二ラウンドも終了である。*3
なんとか 昨年の記録は上回ったものの、一昨年の記録には届かず。交信成功率は 14/(14+10)=58.3%。イマイチだったな・・*4
これで 今年のコンテストは 全終了の予定。ありがとうございました。*5 *6
*1 現アンテナには限界を感じているが、うまい打開策がない状況・・
*2 SWL Report: WJ9B N2IC K0SN
*3 SWL Report: KH7X N6AA NO5Z WD5COV W7CXX W7EW NL8F
*4 コンテスト終了後 RBNをチェック。第一ラウンドでは静かだったが、第二ラウンドでは 北米複数局に数回捕捉されていた。そういうCONDXということで・・
*5 ARRL 10mは ふたご座流星群とカブるので・・
*6 Limited Antennas Overlay については、タワートップは 50 feet未満なのだが、マストトップが 20mになるので不参加。