DL4EAが T7(サン マリノ)/TK(コルシカ島)から GreenCube(IO-117)で QRVするとの情報。
シャックから T7/DL4EAを呼ぶ。先方はQSO成立と判断したようだが、当方は コールバックが受信できず NILとせざるを得なかった。
次のパスにもQRVするとのことだったが、そのパスは当地では MEL<2度。しかもビル陰なので移動しない限りQSOは不可能。
T7というのも重みがあるが、それ以上に スレスレのパスに燃えてしまう KPIであった。 (^^;)
さて、衛星GreenCubeを使うには Rig送受信周波数の自動制御が不可欠。移動ではモバイルPCが必要だ。
だが、こんなこともあろうかと 先日 TOUGHBOOK*1を入手していたのである。ちなみに、機種選定については シン・ウルトラマンの禍特対を参考にした。 (^^;)
必要なソフトウエア*2は ほぼインストール済みであったが、各々のセッティングは 手つかず状態。
晩飯を早めに済ませ、能代港へGo。Rig*3設置 アンテナ上げて方向確認して、PCのセッティングに没頭する。
しかし、AOS時刻になってもセッティング終わらない。あれ? COMポートが違う。デバイスマネージャは何処!? ・・とか。
ようやくセッティング完了し、ホッとひと息ついたら、ちょっとフラットパッドに触れてしまい、CQが出ちまった*4。割と珍なグリッド PN90なもんだから EU連中が呼んでくる。
いや、今回は T7 ロックオンなので 呼ばないで・・と 思っても それは通用しない。
幸いにも すぐに T7/DL4EAが入感し なんとかQSO*5。その後 EU 3局とQSOした・・のだが、おそらく10局以上から呼ばれたと思う。
せっかく T7がQRVしているのだから あまり邪魔はしたくなかったし・・ あえて応答しなかった分もあるが、LEOのリニア衛星と比べると やはり送受信に難があるといわざるを得ない。特に珍局のQRVがあると 上がらない上がらない。
それに、シャックでは いちおう 偏波切換が可能だが、移動では 垂直偏波オンリィだ。これも 間違いなくハンディキャップとなる。
20分弱でスレスレなパスが終了。あっという間であった。
15時前のパスで TK/DL4EAのQRVがあるらしい。今度も ビル陰からのAOSだ。高仰角になるパスだが、そうなると仰角可変できない当方はQSOできない可能性が高い。
これを打破するためには、再び移動し、衛星が水平線スレスレの状況で他局よりも先にQSOしてしまわなければならぬ。もしも スレスレQSOに失敗しても 手動でアンテナの仰角を変えることは可能だ。
と いうことで、TKを確実にゲットするため 水平線が見える三種町の標高40mの丘に移動。
この日は かなり気温が上がっており、そのせいか AOS時刻の数十秒前から 衛星を受信できた。
すぐに 無事 TK/DL4EAとのQSOに成功。その後 呼んでくれた5局と速攻でQSO。やはり TKの邪魔をしたくないため 即 撤収した。
なお、今回は 2007年に作った 12エレ*7のメインテナンスと 改修もおこなった。
というか・・ F/B比が少し改善したものの ゲインは0.3dB低下。まぁ、あまり変化は無い・・といっていいのかも。(^^;)*8
しかし・・ 作ってから もう16年・・ 早いのう・・(-_-) *9
*1 中古。Win8時代の機種だが Win11を入れている。
*2 Gpredict hamlib soundmodem GreenCube_Digipeater USB_driver(ICOM)
*3 IC-9700
*4 Po=5Wだったのに しっかりデジピートされた!
*5 このときは もちろん 50W
*6 垂直偏波でのパタン。輻射器が完全左右対象ではないためサブローブも非対称となっている。
*7 ブーム長 198cm
*8 いちおう 記録として残しておくということで・・
*9 良くもってるよなぁ・・そろそろ ブーム長 3m超も・・