JARL新潟支部主催の ギガヘルツコンテスト、雨降りが続き 標高のある山奥への移動は ためらわれた。・・で、寒風山でお茶を濁すことに・・
10時頃から 山頂下の駐車場で 1200MHz用 22エレ Hヘンテナをメインに 144 430のアンテナもセット。新潟方面に向けてワッチ開始。
しかし、144FMで新潟局が弱く聞こえていたが、430は静か。1200も FMでは無理と判断し、CW 1294.050~.200あたりをワッチ/CQビーコンするが まったくダメ。
144のダクトも聞こえなくなり、反射波期待で鳥海山に向けてみるが やはりダメ。
1295MHz FMで普通にCQ出してみたら、由利本荘市の JF7SGBとQSOできた。常時ワッチしているとのこと。スゲー。
当初 新潟ビームだったが、男鹿本山へ向けるとSが上がり、さらにダイレクトに向けると フル・スケールになった。おぉ、俺のアンテナも かなり切れるぞ。これは ビーム方向間違うと悲惨かも。メジャーなコンテストでは無指向性アンテナとの切換も必要か・・
その後 鳥海山の登山移動局 飽海郡 JK1VUZ/7とQSO。
この後で 秋田市の JA7OOOに呼ばれてQSOしたが、前の2局と比べると 弱かった・・(^^;) もしかして ビームのせいで『灯台下暗し』状態だったのか? ・・と思って確認すると、俯角は 1度未満。秋田市のド真ん中のハズなので ビル陰とかの問題があったのかもしれない。
と いうことで、ギガヘルツ・コンテストには参戦できなかったが、1200MHzで 3局積むことができた。ちょっとウレシイ。
144/430では 某CW市町村掲示板に書き込み、144.060/430.060の CWで CQ。何周かして 144で 東京/神奈川 430で 神奈川/栃木とQSOできた。QSBがあり、弱いダクトが発生していたものと思われる。
430のSSBでは 宮城県加美郡ともQSO。1200もワッチしてもらったが、アンテナがGP系ということで 受信できなかったもよう。
衛星では AO-91にQRVしたが、なかなか上がらず。「あるある」だと思うが、TONEを受信側に設定してしまい、送信側の 435には TONEが乗っていなかった(^^;)。しかし、LOS間際に BA1PKとQSO。
その後 RS-44と PO-101にQRV。受信の調子が悪く 呼んでもらったのにコールサイン取りきれない局もあった。すみません。*1
Newグリッド狙いの JA9KRO/MM(OG49?)は さすがに まったく聞こえず。マイナス1度くらいならなんとかなるはずだったが・・
コンテスト終了の 12時で終わるつもりでいたが、けっきょく昼飯も喰わず*2に延長し、15時で撤収。
最後に Rig IC-910Dの不具合について・・
1200のSSB/CWで、VFOダイアルを回すとノイズ出るようになってしまった。回転と同時に ザッ ザーッ みたいな感じ。
FMでもノイズが出ているのかもしれないが、さすがに判らない。
しばらく通電していると だんだんノイズが小さくなるようで、午前中よりも午後の撤収時の方が かなり良くなってきていた。暖まるといいのか? しかし 完全にノイズが出なくなるというわけではない。
以前 FT-726の 430ユニットでも ほぼ同様な症状が出て自力修理したことがあるが・・
帰宅後 1200ユニット UX-910をバラしてみるも、目視*3では さっぱり判らず。容量抜けしそうな 怪しい電解コンデンサも見つけられない。
ICOMでは 既に修理対称外製品になっているし、ネット検索しても 同様な症状は見つからない・・ 困ったなぁ・・
TEST用発振器*4の高調波キャリアを受信すると、いちおう ちゃんと受信はできているし 電波も出るから、VFO回すときだけノイズでイラッとするだけで なんとかなっているのだが・・ さすがに気持ち悪いよなぁ・・
2022.10.12 追記:
この不具合は UX-910のフラットケーブルの接触不良による PLLのアンロックに起因するもののようだ。フラットケーブルの(両側)抜き差し(+接点清掃)により 不具合は解消している。
*1 気を取り直して考えると・・ JH4UCV と 7L1PFWだったような気が・・ (^^;)
*2 のど飴と水は持参。
*3 表面実装部品が多いし、さすがにルーペ使っている。
*4 原発振:16MHz