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[Radio] ARRL 160m 2018

2019年04月09日 23時 更新

先日も CQ WW DXコンテストで1.8MHzに出たばかりだが、ラジアル・アースまわりを いじってるところなので 性懲りもなく ARRL 160mコンテストにQRV。

2015年から 連続4回目の参加となるが、アンテナ (スローパーモドキ)のエレメントとなる タワーやマスト 被覆電線の引き回し等には ほぼ手をつけてはおらず、前述のとおり 単にラジアル・アースについて いろいろいじり回している。

さて、コンテストは 07時jstからなのだが、まさかロング・パスも無いだろうから 夕方からワッチ開始とした。

当地での日没は 16時16分。1.8MHzをワッチするも ぜんぜん聞こえない。北米西海岸では 23時、東部では 夜中の02時だから やはり JA近傍電離層の準備が整っていないということか。

ワッチを続けたいところだが、晩飯の支度モロモロでシャックを離れることに。


19時過ぎから 散発的に復帰。いちおう 聞こえる。聞こえるが、弱い。Sが振らない。プリフィクスが とれても サフィクスが とれなかったりと かなり不安定。当然 なんぼ呼んでも かすりもしない。VY2ZMなんてのも 確認できたが・・ *1

聞くだけでダメダメ状況が続き、今年は このまま終わるのか・・ なんて考え始めていたが、21時jstを過ぎて ようやく初QSO。N7ZGだった。

しばらく空振りが続き、2局目は 22時過ぎの N0NI *2。その後は 1時間 4局という スローペースで 第一ラウンド終了。全部で 33局のコールサインを確認できたが、QSOできたのは 13局。QSO成立率は 13/33=39.4%。

N6RKは 極めて強力に入感していたが ガン無視だった。逆に N5FOは 強くはなかったがダメ元で呼んだら しっかり返してくれた。けっきょく辛抱して呼ぶしかないのだ。*3


二日目の日没から 第二ラウンド開始。

17時直前、ハワイの KH7Mと割とすんなりQSO。さすがに なんぼか近いだけある。その後 晩飯モロモロで いったん離脱。

20時頃から ワッチ再開するが、新顔局は少なく、昨日振られた局にも変化無し。

やっぱし ゼロQSOで終わるのか・・ と思ったら、昨日と同様 2局目は 22時台 K5VWW *4。この局や 次にできた K7RATも耳が良かった。


<タイムチャート> (UTC)

 1R | 07 08 09 10 11 12 13 14 15 |小計
----+----------------------------+----
 1.8|  -  -  -  -  -  1  4  4  4 |  13
----+----------------------------+----

 2R | 07 08 09 10 11 12 13 14 15 |小計|合計
----+----------------------------+----+----
 1.8|  1  -  -  -  -  -  3  2  6 |  12|  25
----+----------------------------+----+----

2016年の 20局は超えられないだろうと思っていたが、なんと24時jstを過ぎてから 西海岸の入感状況が改善。Sが良く振れるようになってきた。先方がグレイラインに入ったのか。

これで まさかの 10分に1局という 最高レートが実現 (^^;)。6局を積み上げて 総交信数は 25となった。

なお、第二ラウンドでは 29局のコールサインを確認し、12局とQSO。QSO成立率は 12/29=41.4%。二日 通しでは 44局確認し、25QSOだから QSO成立率は 25/44=56.8%。まぁ 想定内。なんとか ホッとできた。

ラストは コールサインもSECも判っている局を これでもかと呼んでみたが リターンは無く、01時jstでコンテスト終了となった。*5


これで 今年のコンテストは 全終了。年明けの1月下旬には CQ World Wide 160mコンテストがある。



2019.04.09 追記:

シングルオペレータ・ロウパワーのカテゴリで 世界43局中15位(JA 4位)のもよう。
JAの1位2位は またまた昨年と同じ局。どんなアンテナ使ってるのかなぁ??

さてさて、クレイムド・スコアは 交信局数25 得点50 マルチ13 で、50×13=650 だったのだが、交信局数22 マルチ12 の 44×12=528 に減点されていた。コール訂正、やはり完璧ではなかったようだ。おっかしいなぁ・・ (T_T)

やはり もう少し頑張ってみるか・・ということで・・・

2018ARRL160‐MeterContest ‐ LineScores ‐ DX


*1 カナダは 他に VE7CCを確認できたのみ。もちろん QSOは一局もできず。なんでやねん。カナダでは 160mコンテストは マイナなんか??

*2 N0NI アイオワ。これが QSOできた 最東端。東部とやるには kWと受信専用ANTが必要だろう。

*3 先方から返されるのは、JA7__Iとか JA7K・・と脱落が多いように思えた。ミスコールは JA7KPEや JA7KGEが多かったが JA7KPS もあった。コール訂正は 全部成功した・・と 思う。(^^;)

*4 送信は フルサイズの GP、受信用は 2系統の 4SQらしい。大電力局は 耳も良くなきゃね。

*5 コンテスト終了後、RBNで自局を検索してみたら、北米スキマには捕捉されてなかった。そういや、CQは一度も出さなかったのだが、?打たれて 4連続で自コール送出したりもしてたので・・ (^^;)

Tada/JA7KPI : 2018年12月01日(土)
コメント(3) [コメントを投稿する]
JR7BVQ 2018年12月04日(火) 10時

すごいですね。私は1局も出来ませんでした。なんたって、50wにCG3000+LW(37m長 3回折り曲げ)ですから。<br>でも、先日のWWCWでは、VY2ZM局とあっさりQSO出来たんですけどね。魅力的なバンドですね。73。

JA7KPI 2018年12月04日(火) 22時

ウチのANTは ザックリ全長で言えば 約34.3mで、一番高いところで 約15mです。アースまわりに手を入れてから なんとか飛ぶようになったと思ってます。<br>VY2ZMは18時jst頃でしょうか。晩飯の支度等があるので じっくりQRVできないのが残念でした。<br>やはり ちょっと困難なバンドが面白いですよね。73。

JR7BVQ 2018年12月05日(水) 08時

おはようございます。<br>VY2ZMは25日の1920JSTでした。<br>こちらのアンテナは、給電部が7m、高い所で15mくらいです。<br>タワーへのアースだけではSWRが下がらず、ATUのアース端子に3.5/7/21のワイヤーダイポールの片側を接続して、タワーの内側に吊り下げて、とりあえずSWRが1.2~1.5くらいになりました。<br>アースって、なかなか難しいですね。ありがとうございました。73。


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