ZCR/bLOG


[Radio] VK9XG YJ0GC VP6D

2018年10月30日 23時 更新

秋のDXシーズンということで 久々に DXペディションを追ってみた。

とはいえ DXerでもないので あまりリキ入ってない。
とりあえず オーストラリアの西 VK9XG、同じく東の YJ0GC、南米に近いオセアニアの VP6D、この3局に限定。

現在高は Tableのとおり。*1

Freq.1.83.57101418212428
VK9XG C C C C SC
YJ0GC C CC C C C
VP6D C C CC C C C C C

VK9XG クリスマス島は 1.8MHzでも複数回 良好に聞こえていたが なんぼ呼んでもダメだった。他のJAも かなりミスコールされていたし、先方の受信能力がイマイチだったのではないかと思われる。
7MHzは 春に他局とQSOでき LoTWで既にコンファーム済みなので 追わず。また 24/28MHzは残念ながらタイミング合わなかった。ペディは 29日で終了とのことだが、既に撤収したものと思われる。


YJ0GC バヌアツの 1.8は クラスタには上がっていたものの 当方では聞こえなかった。他のJAも呼んでなかったし、こちらにパスがなかったと。*2
18/24は タイミング合わず。11月4日までとのことなので もう少し頑張ってみるか。


VP6D デュシー島は CWのみだが 1.8~28MHz全バンドが埋まった。12,000kmも離れてるので 1.8MHzは苦労するだろうと思いきや、ワッチ開始した時 ちょうど DN 5になったので 割とすんなりだった。*3
最後まで残ったのは 10/14MHz。10MHzではかなり呼び、30分以上かかってようやくできた。

ホントの最後は 14MHz。国内局も割と拾われているのだが ノイズに埋もれて信号の存在は判るものの 符号としては聞こえない。

当方の14MHz用アンテナは ほぼ東西に張った 逆Vダイポール。そう。デュシー島は ほぼ 指向性のNULL方向なのである。ロータリー・ダイポールだったら聞こえたのかも?

ここで ふと アンテナを ロウバンド用のスローパーモドキに切り替えてみたら、ななんと! レベルは落ちたがノイズはそれ以上落ちて 了解度が確実に上がった。
送信を逆V、受信をスローパーモドキで・・と考えてたら いつのまにか居なくなっていた。

けっきょく、翌日 指定周波数の 14.023で張り込みし、先方が QRVしてきたところで タイミング良くゲットできた。このときは 信号レベルが上がって S/N良かったため 逆VのままでOKだった。


なお、次の図は 青:スローパーモドキ と 赤:逆Vダイポール の指向性比較。ゼロ度がデュシー島方向だ。

青:スローパーモドキ と 赤:逆Vダイポール の指向性比較。仰角 7度方向。周辺の屋根、他バンドアンテナのエレメント込みのシミュレーション。

ゼロ度方向のゲインは スローパーモドキが 3dB勝っているが SWRが悪いので不整合損失がデカい。このために受信レベルは低くなる。

スローパーモドキの S/Nが良かったのは サイド方向のゲインが低く、この方向からのノイズをブロックできたから・・なのか?

144MHzなどでも 地上高のある無指向性アンテナで Sが強いのにもかかわらず S/N悪くて了解度上がらないことがあるが、少し低くても八木など指向性アンテナを使って S/Nが改善され 結果的に Sが弱いのに 了解度が上がって交信成立に至ることがある。

14MHzのアンテナ・・単なる逆Vじゃなく、もう一ひねりしたいものだ・・


*1 10/21~10/29 JST

*2 もしかして このときは FT8での運用だったか。

*3 この交信が 1.8MHzにおける JA7KPIの最遠DXとなった。(それまではメキシコ)

Tada/JA7KPI : 2018年10月29日(月)
コメント(2) [コメントを投稿する]
JH7VTE 2018年10月30日(火) 22時

VK9とVP6はタイミングが悪くQSOできませんでした。YJ0のみ7と18のCWでできました。<br>WW SSBでは、21で結構EUが聞こえていましたね。自分的には14でカリブ(V26)とナンバー交換できたのがハイライトです。

JA7KPI 2018年10月30日(火) 23時

YJ0とVP6は まだ出てるので 増やしたいのだけど 聞こえません。<br>WWSSBは ワッチもしませんでした が、カリブは欲しいです。 (^^;)


«依然存命 AO-7 A-mode 最新 池の台林道紅葉狩り»
編集