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[Radio] 12月のEs

2017年12月29日 21時 更新

本日の50MHzは 10時半過ぎから FT8で13局できた。
そのほとんどは かなり珍しい部類に入る 12月のEs (Eスポ)によるものだ。

ふたご座のMSや太陽活動が盛んな頃にはスキャッタで他エリアとQSOできたことはある。だが、12月のEsというのは 記憶が無い。今年は 2月にもEsが出たが・・ ま、関係ないんだろうなぁ。*1

エリアの内訳は次のとおり。DXは韓国。もちろん 7と8エリア*2は Esではない。

band/area1 2 3 4 5 6 7 890dxQSO
50 2 1 2 5 11 1 13

モードは すべて FT8。FT8搭載のJTDX新版が出たということだったが、当方は一応ダウンロードしたものの未インストール。チキンなもので。(^^;)


ということで、本日のQSOでは MSHV 1.60を使用してみたのだが、まあまあ使えた。なお、WSJT-X 1.8.0も同時起動させてデコード具合を比較したが、MSHVの方がデコード率が良かった。ただし、MSHVがデコードできずに WSJT-Xができたケースも わずかだが ある。MSHVではミスデコード*3も無かった。


QSOはFT8のみだったのだが いちおう 他のモード/周波数も聞いてみた。しかし、QRV局は きわめて少数だった。まぁ、仕方ないか・・

夕方以降は おそらく ふたご座MSによるものと思われるPing信号が多数受信されているが、QSOには至っていない。流星群の活動は 11日の夜あたりから活発になるハズなので、もう少し待つとしよう。



2017.12.10 追記:

本日もEsが出たものの短時間のみ。QSOも成立しなかった。ただし、9エリア局とはQSOできた。しかしこれはEsではない*4だろう。


JTDX-18.1.0.32をインストールして MSHV 1.60と同時起動させ比較してみた。

JTDXでは -9dBで 9エリア局、-21dBで 7エリア局を同時刻に受信できたが、MSHVでは -21dBの7エリア局はデコードできず。
その後、JTDXで -24dBで化け化けのミスデコードが表示されたが、MSHVでは無表示。さらにその後 MSHVで -20dBの 9エリア局を受信できたが JTDXではデコードできず。

けっきょく どちらが上? ・・といっても、あまり差はつかなかった*5・・と答えるしかない。まだまだデータ不足。*6



2017.12.29 追記:

本日は 朝から ちょこちょこワッチしていたが、13時過ぎから再び Esが発生。
最初は断片的な入感で FT8での交信だったものの、16時少し前から本格的なオープンとなった。

けっきょく 3~6エリアの 9局と交信できた。内訳は FT8*2 SSB*7。やはり Esとなると 電話モードが王道だ。(^^)*7

HFメインの掲示板では 国内ハイバンドが良くて 『まるでEsのようだ』なんて書き込みもあった。・・だから Esなんだってば!! (^^;)


*1 27MHzのCBや29MHzFMでは 昨日の午後にも Esが出ていたそうだ。

*2 RPTは -24dBをもらった。ホントかよ!?

*3 WSJT-Xではよくある。たいていは意味不明の文字列だが、たまに それっぽく化けるときも。実在のコールサインが表示される場合もあるがグリッドが異常だったりするので判別は容易。

*4 FAIっぽくもなかった。いわゆる トロッポ とか グラウンドウエイヴが伸びる・・という伝搬?

*5 ほぼ 丸一日 起動させておいて デコードに違いがあったのが前述の 3つだけ。

*6 デコード能力は 同等 ・・で正解なのかもしれない・・

*7 バンバン S振って入感してるのに JT65やら FT8で QSOするのも なんだかな~ って感じ。(^^;)

Tada/JA7KPI : 2017年12月09日(土)

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