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[Radio] 大館市 長走

2016年06月27日 23時 更新

先週の仙北市のリヴェンジは先送りし、かねてから予定していた大館市移動を実施。

場所は 県北ローカルでは やや有名な 長走風穴の上。標高 約440m。QN00HJ。

実は以前、下見で十ノ瀬山にも行ってみたのだが、案の定 通行制限の仕切りが置かれていて「何があっても責任は負いません」みたいな看板もあったため、大事をとってこちら長走にしてみた。*1

04時40分起床。出発は06時頃だったか。天候:小雨 気温:14℃。

現地は風が強く、アンテナのフル・アップは危険。てゆうか、そもそも上がらんので 7m弱で妥協することに。

08時頃からQRVし出すが、何も聞こえない。実は、この日はオールJA8コンテストの 2日目。朝からCQ TESTが聞こえるものとばかり思っていたのだが・・

しばらくワッチしてたら、RTTYの信号が聞こえる。ここでボロボロのWin98のノート*2を起動させてみると、おおっ! ちゃんとデコードするではないか。北海道茅部郡の局だ・・って、なんでコンテストやってないの!? (^^;) で、このPC使って初めてRTTYの波出してQSO。

その後、CQを出して岩手のXRZ局と SSB/CW/RTTYの いわゆる「三点セット」でQSO。クラスタに載っけてもらってようやく呼ばれ出したのが08時40分過ぎ。


SSBとCWで 20交信ほどしたら、ついにRTTYのリクエストが。実は、このPCはスゴク使いづらい。どうもタッピングの感度が高すぎるとみえ 常にダブルクリックしてるみたいになっているもよう。

大館市 長走 QN00HJ 南南西方向(アンテナ北北東向き)

RTTYにはなんとかQRVしたのだが、4局以上に呼ばれたのは判っていたものの PCの操作がうまくいかず、このときQSOできたのは 2局のみだった。申し訳ない。

このときのCONDXは 1エリア中心で、福島県いわき市*3までできた。Esだったように思う。


いったんCONDXが落ち国内が聞こえなくなったとき、唯一聞こえてきたRTTY、これが韓国の特別局 6M6Mだった。呼んだらすぐに応答があったが、同じメッセージが複数回出るなど、あちらも当方と同じで あまり慣れていないように思えた。(^^;)
この後 元気なYLオペレータが出てきてSSBで えんえんパイルをさばいていたが、長時間にわたってコールサインを送出しなかったことを注意されていた (^^;)。ま、当方も「これってどこの局? 朝鮮語しゃべってるので 6M6Mの可能性大かな」などと思って聞いていた。*4


さて、オールJA8コンテストでQSOできたのは、せたな町移動のJK8PBO/8だけだった。聞こえたのは もう数局いたのだけれど、こちらの電波が飛んでいかなかった。
以前 津軽海峡コンテストでQRVしたときは、けっこう できたような気がしたのだが、もしかして相性良いのは道南だけなのかもしれない。やっぱり えいやっと十ノ瀬山に登るべきだったか。

band/area1 2 3 4 5 6 7 890DXQSO
50 22 410 1 14112 1 65

さてさて、国内CONDXは 11時を過ぎて盛り返し、6~2エリアまで入感。この局面では最初からRTTYのリクエストがあり、ビビった。(^^;)

CONDXは正午まで続いたが次第に萎んでいった。当方は12時半でCLし撤収、帰途についた。

出来高は TABLEのとおり。内訳は SSB:35 CW:16 RTTY:14 であった。


しかし・・ Esが出なければ、飛ばない聞こえない・・のロケーションだったような・・
GW(トロッポ)では、やはり仰角付きではなく水平スレスレに電波を出さなければならず、そのためには「遠くの山が見える移動地」でなければならないのではないか・・という気がするのであった。*5


*1 いつものこと・・のような気もする。たぶん頂上まで行けるのでは?

*2 クロック200MHz。

*3 長走からの距離は約370km。

*4 呼んでも 1エリア局に負け続け、常置場所からは CW/SSBでQSO済みだったこともあり、YLさんとのQSOは けっきょく あきらめた。(^^;)

*5 しかし その場合、移動場所はかなり限定され、適当な場所がない市町村も出てくるのである。

Tada/JA7KPI : 2016年06月26日(日)

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