衛星FO-29経由でのフィンランドとの交信機会は、今日を逃すと 5月の連休明けあたりまで無い・・ というわけで、昼飯後 ビル陰とは無縁の能代港 PN90XFに移動してヨーロッパを狙ってみた。
よしっ、これで弾みを付けて・・と思ったら、Downlinkが急激に弱くなり、ここでLOS。衛星は日本海の向こうへ沈んでしまったのだった。
残念ながら フィンランドやノルウェイとはできなかったが、もうちょっと近いヨーロッパなら、まだまだチャンスがある。
しかし・・ 某LOGBOOKサイトで、複数のEu局から KPIは何度呼んでもCQ出すだけ。聞いてくれない・・ みたいな書き込みを何回かされてしまっている。(^^;)
自分のDownlinkが聞こえなくなっても 相手局が強力に聞こえて来ることがあるのでCQはLOSまで出しているのだが、当方からの145MHzのUplinkはローカルのビルを飛び越して(あるいは回折して?)衛星まで届いても、衛星からの435MHzのDownlinkは、より波長が短いのでビルで遮蔽されてしまう(あるいは回折損がデカい)のでは?
衛星でも片パスに苦しめられるとはな・・ (^^;) *1
帰宅後、初めて XW-2Cに出てみた。この衛星はDownlinkが日本の衛星バンドを逸脱する可能性があるが、受信固定でDownlinkがバンド内であることを確認しつつQRVすればセーフと考えられる。
CWで なんとか移動局1局とQSOできたが、SSBでは捕まえられず。さすがに難しい。次の XW-2Fに懸けて再度SSBで呼んだのだが、QRMで あきらめざるを得なかった。
次のXW-2Aは、パス。
ところで、
AO-7がBモードに逝ったっきりになっているようだが、次の全日照は 10月1日~12月3日の約二月だけで、その後は2040年7月まで全日照にはならない・・という情報もある。
これがホントだとすると、今年の12月3日以降2040年まで Aモードが使えない*2ということなのだ。もちろん、それ以前に完全に壊れてしまう可能性の方が高いだろうけれど。
うーむ・・ アマチュア無線界のゾンビ レジェンドAO-7の有効利用のため、BモードのUplinkを認めていただきたいものだが、なんとかなりませんか? >JARL。
実は、ノルウェイ北部の局からAO-7で交信してほしいというメイルが来ていた。
Uplink in B-mode is illegal in Japan. ・・ So I can not respond to your expectations unfortunately with AO-7b.・・という返事を書いたら、ヨーロッパでも基本的には地上波用なのだけれど、今のところ 禁止されてはいない・・とのことだった。
そうだよね。せっかくの高高度衛星なのに、もったいないよね。
最後に、ついでにここに書いておくけど、衛星経由の交信なのに衛星名の記入がなく、さらに衛星のえの字(SATとか)もないQSLカードがたまにある。周波数は145/435とかになってるんだけど。
Via Sat FO-29 ・・とか、書いてね。(^^;)