ZCR/bLOG


[Radio] AI test 2015

2016年01月18日 20時 更新

第10回愛・地球博記念コンテスト に QRV。

このコンテストには毎回 常置場所から参加している。主目的は、常置場所のアンテナ評価だ。

先日のオール秋田コンテストで7MHzと14MHzのアンテナに問題があることが判った。7MHzは とりあえず既設の逆Lを使用すれば良かったのだが、コンテスト直前の段階では回避策は未判明の状態であった。

14MHzは移動用のトラップ逆Vでお茶を濁すという手もあったが、フルサイズ逆Vを上げてみることにした。昨年のACAGで使った2エレ逆Vのラジエータ部分である。上げてみたら共振周波数もかなり上がってしまったが、バンド内だったので そのまま使うことにした。



21時、コンテスト開始。またまた1.9MHzから。オール秋田では初っぱなの1時間で30局。このコンテストでは26局。しかし、次の1時間はオール秋田6局に対して AIは21局。さすが全国レベル。

1.9シングルにエントリしても勝てないのは承知だが、どこまで行けるのか試してみたい。で、QSYせず1.9で辛抱することに。

けっきょく一日目は1.9だけで終了。



朝、05時頃 起床。朝飯の仕込みは簡単なのであまり早く起きなくてもセーフ。

06時、第二ラウンド開始。まずは1.9。2局で終わってしまったが、姐さんから呼ばれたから、まぁいいか。*1

06:50頃から3.5MHzへ。しかし、07:30頃には打ち止めのもよう。

ここで普通なら7へQSYなのだが、当方は14MHzへ。せっかく専用の逆Vを上げたのに、使わないともったいない。

しかし、アンテナには問題ないはずなのに やはり伸びない。やっぱしCONDXダメダメなんじゃね?

08時過ぎ 21MHzへ。この後 21と14を行ったり来たり。21は予想以上だったが、14は やはりイマイチ。


<タイムチャート>

    | 21 22 23 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11|合計
----+---------------------------------------------+----
 1.9| 26 21 13  -  -  -  -  -  -  2  -  -  -  -  -|  62
 3.5|  -  -  -  -  -  -  -  -  -  3 19  -  -  -  -|  22
   7|  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  - 14|  14
  14|  -  -  -  -  -  -  -  -  -  - 10  6  5  2  3|  26
  21|  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  - 12  3  5  1|  21
  28|  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  1|   1
----+---------------------------------------------+----
合計| 26 21 13  0  0  0  0  0  0  5 29 18  8  7 19| 146
累計|       60       60       60      112      146|

11時過ぎ、28MHzで唯一 JH4UYBとできる。なお、同局とは6バンドでQSOできた。

11時半から 7MHzでRUN・・って思ったら、これが予想外に呼ばれない*2。やはり、既設の逆Lを使えば良かった。

<エリアごとの交信局数>

           1     2     3     4     5     6     7     8     9     0     合計
[1.9 MHz] 21    17     7     6     -     1     3     1     1     5     62
[3.5 MHz] 13     2     3     1     -     -     2     -     1     -     22
  [7 MHz]  5     1     2     2     -     1     1     1     -     1     14
 [14 MHz]  9     2     3     1     -     7     1     2     -     1     26
 [21 MHz] 10     4     3     1     -     -     -     2     -     1     21
 [28 MHz]  -     -     -     1     -     -     -     -     -     -      1

四国がまったくできなかったのは想定外。某CBUさんがいるから大丈夫・・と思っていたのだが。

<マルチマップ>

    11111111111111
    0000000001111100000000111111111122222222223333333333444444444
    1234567890123423456789012345678901234567890123456789012345678
 1.9.....*..........*.*.***************.*.***..*..**.....*.......
 3.5................**....*.*.**...*.**....**......*.............
   7........*.........*..*..**.......*..*.*........*......*......
  14....*...........*....******.....***...**.......*....***..**..
  21.....*.....*.........*****....*.**...***.......*.............
  28...............................................*.............

けっきょく、昨年 170局のところ → 今年 146局。当然マルチも減った。7と14が伸びなかったのが原因だろう。

今年はCQ出すことに ちょっと こだわったのだけれど、素直に呼びに回った方が良かったのかもなぁ。*3



2016.01.18 追記:

結果発表。案の定、入賞はできず。CHF14局参加中、3位。7と14がダメなのがキいたと思われる。2位のGCL局、7で がんばったのかな?

<結果>

バンド  交信局数  得点  マルチ
 1.9 MHz       62        62      26
 3.5 MHz       22        22      12
   7 MHz       14        14      10
  14 MHz       26        26      19
  21 MHz       21        21      14
  28 MHz        1         1       1
 合 計       146       146 ×   82  =  11972

やはり7で がんばることのできる内発的動機付けが必要であろう。けど、もともと このコンテストで勝とうとは思ってないし・・ (^^;)

いや、それ以前に 仮に1.9シングルで参加したとすると KPIのスコアは 8位で ぜんぜんダメ。やはり1.9は2エリアが強いのか・・てゆうか、KPI弱すぎじゃね? (^^;)

まだまだ修行が足らぬようである。


*1 マルチオペかも? (^^;)

*2 オール秋田の7とは さすがに違う。身の程を知るべき・・ってか。

*3 今年は、ほとんど S&Pしなかった。来年は、もっと謙虚に行くべきであろう。

Tada/JA7KPI : 2015年09月22日(火)
コメント(3) [コメントを投稿する]
β教粗 2015年09月23日(水) 17時

AIコンテストで、1.9、3.5、7、21の4バンドQSO有難うございました。<br><br>21は例によってビームをあちこち振ってスキャッタの良いところを探していたので、違うコールサインに聞こえてしまいました。<br><br>開催時間はXPOが12時間、AIが9時間なのに、AIの方が得点が高かったのは、AIの開催時間がLB向きとHB向きにハッキリ別れていたからと思います。

JA7KPI 2015年09月26日(土) 00時

4バンド、ありがとうございました。<br>21は、波長が長いためか、同じ3エレでも50と比べるとブロードなような気がします。ローテータが遅いせいか。これってもっと速く回せないんですかね。

β教粗 2015年09月27日(日) 10時

RC5A-3ですよね。ACモータなのでそれ以上速く回せないでしょう。ブームが短いので速く回しても大丈夫でしょうが。<br><br>うちは1200FXですが横ブームがあって慣性質量が大きくローテータに負担が掛かるのでフルの半分くらいの速さで回しています。<br><br>HFハイバンドはスキャッタがメインになるようで面白いですね。まだ全然慣れてませんがw。


«青秋林道移動 最新 トタン屋根の影響 3»
編集