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[Radio] にわか仕込みDP

2013年04月14日 22時 更新

新アンテナ製作の宣言をしたものの、最終決定できないまま時間だけが過ぎていく。435MHzのアンテナは雪の下から再び姿を現したが、衛星用としては145MHz用が無い状態。

そんな中、ASQ局が北陸方面へ遠征するというので、にわか仕込みで4バンドDPに145MHz用エレメントを追加してみた。

5 wired 5 band DP。赤いのが追加した145MHz用エレメント。

写真の赤い被覆電線が今回追加した145MHz帯用エレメント。
緑の電線は21MHz用のエレメントだが、ロック・タイで5か所固定してある。もちろん、いわゆる「オープン・スリーヴ」式で、145のエレメントは他のエレメントとは接続されていない。

最初はてきとうにユルく半固定状態でエレメントを切り詰めていきつつ、固定位置も調節。けっきょく21MHzのエレメントにほぼ密着状態で最終形態となった。
なお、エレメント長は93.7cm。かなりの短縮率となった。

1月の大網白里市の際は、4バンドDPにそのまま145MHzをのせたが、今回のエレメント追加により、SWRは144で1.8、145で1.5、146で1.8*1という状態である。145用のエレメントを追加したことによる他バンドへの影響は、今のところ確認できていない。

これを145MHzのアンテナとし、435MHzは7エレHヘンテナをだいたいの方向に向けてASQ/9をゲット。19時のVOは真西のMEL7度程度だったが、なんとかできた。*2


さて、新アンテナだが、本格的にやるなら、やはり新ルーフタワーも必要だ。現状のままアンテナを変えるとなると、ちょいとトップヘヴィ。うーむ、うーむ・・・*3


*1 145用のエレメントがなくても、SWRは2程度なので、「ちょっと利いてる」っていうくらい。

*2 MMANAによる解析では当該方向はNullのハズで、なんでQSOできたのかよく判らない(^^;)。しかし、単純に実アンテナを適切にデータ化できていない可能性が高いのではないか。シミュレーションでは14MHz用のエレメントにあまり波が乗っていないが、もっと乗っていれば西方向へ指向性が出るはず・・・

*3 シミュレーションで、よしこれだ!・・と、なっても、実製作~それをどうやって作るか・・という検討段階で、ちょ、ちょっと待てよ・・と、なってしまったりね。

Tada/JA7KPI : 2013年04月13日(土)

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