以前、「石油ストーブの不具合」というネタを書いたが、またまた不具合が発生。
今度は、まったく点火せず、「E-07」というエラー・コードを吐いてしまう。
しかし、灯油はちゃんと送られていて、ポットから溢れてしまいそう。これはつまり・・点火ヒータがおかしいのではないか。
ヒータの端子電圧を測ると、高すぎ・・ということは・・と、端子を外してテスタであたってみると、直流抵抗は無限大。つまり、切れているのである。
点火ヒータを引きずり出してみると、確かに断線している。
ストーブの耐用年数を調べてみると、どうも6年ということになっているらしい。
業者さんに訊くと、長く保って10年ということのようだが、ウチのFF-54TSは、2002年製造なので、まる10年経過ということになり、ぶっ壊れてもおかしくないレベルに到達しているわけだ。
しかたないか・・と、同じようなタイプのストーブの価格を調べてみると・・た、高いじゃん!! 実売価格でも 7万とかすんのね。
ちょっと尻込みしてしまうが、ストーブは必要だし、おそらく保守部品はもう供給されてないだろうし・・・
ここで、業者さんに訊いてみると、なんか、まだ部品の供給はあるみたい。ていうか、同じ規格の点火ヒータを使い続けているのか。うーむ、これが電算業界ならあり得ない設定だ。
ということで、とりあえず交換用の点火ヒータを発注。
取り出したヒータをじーっと見てたら、これって修理できるかも・・と思えてきた。
ハンダは融けてしまうだろうから使えない。ヒータの材質は堅く、よじって固定しようとすると折れてしまう。
それでは、圧着端子はどうだ!! ・・と、小さめの圧着端子のパイプ部分を使って圧着!!
けっきょく、これで不具合は解消。いちおう直ってしまったのである。
しかし、圧着端子って「銅」なんで、たぶん長持ちはしないだろう。ここは交換用の部品が届くまで もてばラッキーというところだろうか。
てなわけで、ハナシの種にと勢いでやっちゃいましたが、みなさんは決してご自分で修理はせず、販売店等にご依頼くださいね。(^_^;)
ところで、当地では、雨水を過ぎてからの雪の降り方がハンパじゃなく、2/23~2/25は、記憶にある限り最多の降雪量であった。もはや、「冬場のスポーツのつもりで雪かきしてます」などというレベルをはるかに超え、息も絶え絶え・・という重労働である。
その雪も2/28の雨で融けてぐっちゃぐちゃになり、積雪は減ったものの、これはこれで難儀な状態になっているのであった。
しかし・・ようやく、春・・である。
2013.3.9 追記:
圧着端子で修理した点火ヒータは3日しか保たなかった。
ストーブを「セーブ・モード」にしてたせいかしら。消火~点火を繰り返すから、ちょっと負荷が高かったのかもね。
それで、予定どおり、注文してあった新品*1と取り替えることとなった。
やっぱり、正規品は安心だねっ。(^_^;)
2017.12.29 追記:
あれから五年になろうかという年の瀬・・ またまた点火ヒータ断線。エラーコードは 納得の E-03(点火異常)。
バラしてヒータを引き抜いてみたら 目視では繋がっているようにも見える。しかし 炭化してしまってるみたいで、ちょっと触ったら 5mmほどボロッと崩れてしまった。
とりあえず応急処置ということで 圧着スリーヴで繋いでみる。ポットの底を見ると、灯油が かなり溜まってしまっている。これでは点火できないのでなんとか除去しなくては・・
ボロ布で吸い取ることも考えたのだが、燃やしちまえば良いだろ・・てな調子でマッチを・・・ よいこの皆んなはマネしちゃダメだよ! (^^;)
然る後、応急処置した点火ヒータを装着。無事 点火成功したのであった。
しかし・・ なんでこういうタイミングで切れるんかな・・ 部屋は灯油臭くなるわ 酒はまずいわ・・ ぶつぶつ・・ 前回は3日しか もたんかったから、朝一で 新品発注しなくては・・
点火ヒータ発注したら 在庫がないとのこと。しかし問屋さんを当たってくれて なんとか入手することができた。今回は ヒーター・カバー・パッキン*2なるものもゲット。
そうそう、応急処置した点火ヒータは 15時間しか もたなかった。正常な直流抵抗値は 1Ωくらいなのだが、これが26Ωくらいになっていた。やはり接触不良だった。
ストーブがこわれたら素直にKPIさんに送ることにします。Hi!<br>ほんと雪は厄介ですよね、昔雪国に住んでたときは、若くても難儀しましたので...