衛星の軌道予測ソフトウエアとしては、国産の KSATとか Calsat32があるわけだが、Windows専用ソフトであるため、FreeBSDでは以前から gpredictを使っている。
概要は、スクリーン・ショットをご覧いただきたい。まあ、無難な線であると思う。(^^) 動作も非常に軽い。
Ver.1.0以前は、Rig/ローテータ制御は実装されていなかったが、現在のバージョンでは対応している・・らしい。
らしい・・というのは、その機能を使っていないので、リポートできないからだ。sri
もちろん、gpredictは Windows用のものも提供されている。マニュアルとも sourceforge で入手可能だ。
Windows版を動かしてみたが、特に問題なく動かすことができた。ただし、FONTがちょっと小さい。
画面レイアウトは、ある程度カスタマイズ可能だが、メニュー→Edit→Preferences→Modules→Layoutで、レイアウト・コードを指定する必要がある。
例えば、ここに貼ったスクリーン・ショットの例を示せば、次のようになる。
1;0;5;0;2;2;0;2;2;5;0;2;5;2;5
この数字は、5個1組となっている。
上の例の数字列を5つずつに分解すると、判りやすいかも。
1;0;5;0;2; 2;0;2;2;5; 0;2;5;2;5
5つのうち、先頭の数字は、次のとおり Viewの種類 を表している。
0: List view (table) 1: Map view 2: Polar view 3: Single satellite view
あとの4つの数字は、各Viewの左右上下の座標を表している。
上の例では、全画面の左右を 0~5、上下も 0~5に区切り、Map viewを左0~右5 上0~下2に配置・・という感じである。
さて、さいきんは、AO-51や AO-27が停波してしまったので、ちょっと寂しくなっている。しかし、AO-51については、後継機の打ち上げ計画があるようだし、AO-27も復活の可能性がないわけではない・・ようだ。
JA7KPIの衛星QRVは、いまのところ中休み状態なのだが、衛星をやめる気はまったくない。なんとか新アンテナを作って早く復活したいものである。