久々に地デジのアンテナを作ってみた。
今回は、作りやすいように 75Ω給電。ケーブルを直付けできる。
ベースとなるアンテナは、クアトロ・ヘンテナ。てゆうか、モロ、地デジ版のクアトロ・ヘンテナなのだ。
地デジといっても、全帯域に渡るアンテナを作るのはちょっと難しい。
幸い、能代市幟山中継局のチャンネルは 40~46ch*1であり、あまり広帯域でなくてもなんとかなるレベルである。
エレメントは、直径2mmの銅線。これをハンダづけで組む。給電ケーブルは、1.5C-2V。
全長約62cm。幅6.35cm。詳しい構造は、MMANAのデータファイルをご覧あれ。
データファイルをMMANAで開いていただくとお判りと思うが、建物の壁から約10cm離して取り付けることを想定している。
できあがって、とりあえず、シャックの窓際でテストしたところ、きわめて良好に受信できた。
以前 作ったアンテナでは、窓から離れて部屋の中に入ってくると、1mも離れないうちに受信不能になっていた*2のだが、このアンテナでは、2m離れても受信できる。これは、イイかも。
さて、啓蟄も過ぎ、ようやく屋根の上の雪は消えたものの、路上の雪はまだまだ多い。
今シーズンの雪は、12月初旬から消えずに残っているものもあり、ガッチガッチに固まって氷になってたりして、今日も朝から砕氷作戦にいそしんでたKPIであった。
Quatro Hentenna については、「クアトロ・ヘンテナ」と表記しているが、GoogleのHIT数では「クワトロヘンテナ」と表記しているサイトの方が多い。また、大モトのFCZ誌での表記も「クワトロ」である。
しかしながら、当サイトでは今後とも、「クアトロ」という表記を用いることとする。*3
*1 635~671MHz
*2 能代市街から幟山中継所までは、9km以上あり、他市と比較して市街地での電界強度は不足気味である。
*3 英語的には、「クゥエァトロゥ」みたいな発音のハズだけど、スペイン語由来(?)みたいだし、クワトロでもいいような気がする。しかし! ・・昔、スージー・クアトロ(Suzi Quatro)っつーミュージシャンが居ってな・・・(^_^;)