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[Radio] プチプツノイズ

2012年10月16日 21時 更新

TS-850の「音」については、過去数回カキコしている。今回は「プチプチプツプツ」とかいう受信時の雑音について。

電源ON直後の「ボツッ」ノイズについては、AFアンプへの入力につながっている10μFの交換でなんとか直った。
しかし、最近になって、「プチプチプツプツ」というようなノイズがえんえんと出続けるようになってしまったのである。

AFのボリウムを絞っても出ているので、それ以降、スピーカを換えても出るのでそれ以前の回路が怪しいわけだ。

電解コンデンサ 左25V用、右10V用(故障品)

ま、この程度のノイズなら、別に了解度には影響しない。しかし、ずーっと出ているわけで、このようにあからさまに「ワタシ壊れてます」みたいな音を聞かねばならんのは精神衛生上問題がある*1。この手のことは前にも書いた。(^^;)

スピーカ端子をテスタであたってみると、なんと、直流で6Vくらい出ている。なんぼアルミ電解コンデンサでも、これはないのでは?
で、AFアンプ出力部分の電解コンデンサ*2が怪しいと断定。

ケースをバラし、IFユニット基板を裏返して取り外し*3、AFアンプ出力の470μF/10V(放熱器の側なので105℃用)を交換する*4ことに。ジャンク箱に10V用がなかったので25Vのものを使用*5。ひと回り大きいのだが、リードをうまく曲げて実装に成功した。

結果、プチプツノイズは見事に治まったのである。

取り外した電解コンデンサは、容量を測ってみると、なんと 470μFのはずが 4.7μFになってしまっていた。1/100である。こんなんでよく音 出てたな。

しばらく前から気になっていたのだが、思い切って交換してよかった。なんとなく受信音もクリーンになったような気がする。
めでたし、めでたし。(^^)


*1 それ以前にウザい!!

*2 C187

*3 実は、このときシャシ内部にビスを落としてしまい、取り出すのに苦労した。・・ただひたすら振った・・のだが、とても・・疲れた・・(^^;)

*4 生体レンズの後ピン症状も以前より進行してしまっていて、基板の作業にもかなり苦労・・(^^;)

*5 以前、PCネタで書いた壊れたATX電源から外したもの。

Tada/JA7KPI : 2012年10月14日(日)

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