5月もそろそろ終わりだが、いい天気だ。
今朝は、現用 小ルーフタワーの敷板取り替え作業をした。
実は、アースを外したのだ。ウチのアースというと、無線機のGND端子から、まずアルミサッシの窓枠(室内側)に接続されている。この窓枠は、モルタルの壁の内部で粗い金網(?)にも接触しているらしい。
さらに、窓枠の外側から 1階のトタン屋根に 2箇所で接続してある。これを直に接続すると、漏電ブレーカが落ちるため、0.005μFのコンデンサを6個程度並列接続したものを入れてあった。*2
なんで外したのかというと・・だって、木造家屋の屋根に高周波電流が流れてるのって、なんとなく気持ち悪くね? いや、高周波による健康被害とかじゃなくて、保安上のハナシ。トタンの継ぎ目で抵抗が大きいところで発火したりとか・・・(^^;)
ところが、このアースを外してラジアル4本*3のみにしたら、なんとなくノイズは多いし、聞こえないし・・という状況になってしまったのである。
これでは精神衛生上、問題があるため、元に戻すことにしたというわけだ。さらに、トタン屋根に流れる電流を分散させるため、接続箇所を増やして 4箇所とした。*4
さてさて、冒頭、5月も終わりと書いたが、この5月の交信数は ここ7~8年での最低記録となっている。
別に月間交信数にノルマがあるわけでもないが、ズルズルと放置していては Motivation低下するばかり。とりあえず近場移動することにした。
移動ポイントは、大潟村北端 PN90XCである。
15時過ぎからのQRVだったが、どうも廃バンドっぽい。大潟村では 21MHz以上での交信数が少ないので まずコンテスト*5に関係ない 24MHzでCQを出すが、まったくダメ。しかたなく10MHzまで下りてCQ出すと、なんとかちらほら呼ばれるようになった。42分間で50交信。
band/area | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | DX | QSOs |
10 | 22 | 19 | 14 | 7 | 2 | 7 | 2 | 2 | 1 | 76 | ||
14 | 1 | 1 | ||||||||||
18 | 1 | 1 | 1 | 1 | 4 | 8 | ||||||
total | 23 | 20 | 15 | 7 | 2 | 8 | 3 | 2 | 1 | 4 | 85 |
途切れたところで 14MHzへQSYするが、3エリア1局のみ。コンテスト参加局だらけなので、18MHzへ退避。国内も少しできるが、DXの方が反応がよい。
19時前、再び10MHzへ戻り、22分間で26交信。最後に再度18へQSYとアナウンスしたが、岩手局 1局のみだった。*6
18MHzのDXは、イギリス、ブルネイ、ロシア2(Eu/As)*7
・・で、ロウバンドの電波の飛び具合はどうなったかというと・・なぜか土曜夜のロウバンドは誰も出ていないっぽい。クラスタも閑古鳥だし、3.5MHzで WPX TestらしきCQは聞こえるけど・・・あ、コンテストに出れば良かったのか? (^^;)*8
20時過ぎ、1.9MHzをワッチすると複数の弱め(失礼^^;)の移動局がCQ出してる。呼んで なんとかQSO。
うーむ、調子良さげ。元に戻して正解・・かも。
1.9の移動局は、耳は良いけど 非力・・ってのが相場だと思うのだけれど、ということは、弱いけど割と拾ってくれる・・つまり、聞こえてんのなら、呼べばQSOできる確率が高い。ま、聞こえなけりゃ そこで終わりなんだけどね。(^^;)
*1 あらかじめ防腐剤入りの塗料を塗っておいた。ホントは、倍くらい(25mm)の厚みがほしいところ。軽いこともあり、あまり保たない気がするが、まあ、実験のつもり。
*2 現在は、さらに個数を増やしている。
*3 37m、21m、14m、10m
*4 まあ、今まで大丈夫だったんだから・・という根拠のない再開理由・・(^^;) なお、ラジアル4本も残してある。
*5 WPXらしきコンテスト参加局でバンド内は相当混雑している。
*6 たぶん電離層ではない? 一関まで170km。
*7 ロシア局、VADIMさんという名前だったのだが、あれ? ロジェ・ヴァディムはフランスの映画監督だよな・・って、帰宅後調べたら、ロジェ・ヴァディムのお父さんはロシア人だったもよう。でも、VADIMって、けっきょく Vladimirのこと? (ま、ホントはキリル文字で書くんだろうけど。)
*8 936kHzの秋田放送 及び 1503kHzのNHK秋田第一の受信については間違いなくノイズが減少し、かつ信号強度が上がった。