VO-52 Trxp Switching 'ON' Postponed
残念であり、申しわけないのだが、通知させていただく。
VO-52のパフォーマンス監督専門委員会は、観察期間をさらに1週間延長することを提言された。
そーいうわけでトランスポンダ2への切替決定は、現在、追って沙汰のあるまで「ON HOLD」状態のままである。今回の決定は、1回だけの延長であり、衛星の稼動状態を心配する必要はない。
VO-52は非常に力強く、かつ健康な状態にあり、安心していただきたい。テクニカルで有能なユーザ・コミュニティの皆さんが、さまざまな宇宙関連活動を取り巻く状況を理解してくださるよう期待するものである。
73 de Mani VU2WMY
以下は、7時4分に受け取ったVO-52のオペレーション・ディレクタからの最新の発表である。
トランスポンダ2(オランダ製)への切替は、来週に再スケジュールされた。
Mr. Subramani VU2WMY、ISAC*2は、HAMコミュニティに このメッセージを伝えることを要請する。
じつは、この記事の前に、#37006でONになるというフライング記事が流れていた。このことがあっての「残念であり、申しわけない・・」という表現なのであろう。
というわけで、VO-52は、遠からずして復活するものと思われる。
VO-52は、インド政府によって運用やメインテナンスが管理されており、アマチュアにより運用されている他の衛星のような情報共有は簡単にはできない・・ようである。
再び Mani VU2WMY によるAMSAT-BBへの書き込み。
VO-52 PE1RAH Trxp Switching 'ON'
専門委員会の許可があり、VO-52トランスポンダ (William Leijenaar PE1RAH によるオランダ製) は、オービット#37080の3月13日13時42分UTC、インド上空で「ON」に切り替えられるだろう。
インド製とオランダ製それぞれのトランスポンダのクリティカルな比較レポートは、よりよいサーヴィスのため、トランスポンダを良い状態、健康的なコンディションに保つためのメインテナンスに必要な措置についての大きな助けになり、また、それらの情報は、それぞれのトランスポンダの設計者にとって非常に貴重なものとなるだろう。
すみません。以下略・・ということで。(^^;)
ちなみに、オランダ製トランスポンダには、145.85933MHzの CW Beaconが登載されている。
3月13日13時42分UTCは過ぎたが・・まだレポートが上がっていない??
なんか、ダメっぽいような・・・(^^;)
詳細は不明だが、コマンドは送信されたものの、ONにはならなかったもよう。次は、14:00 UT・・つまり23:00JSTの予定とのこと。
日本でのAOSは翌朝06時すぎなので、Live OSCAR Satellite Status Pageなどで確認するしかない。今度は大丈夫だろうなぁ。(^^;)
・・・成功したようである。再び VU2WMY によるAMSAT-BBへの書き込み。
Dutch Transponder on-baord HAMSAT VO-52 'Turned On'
インド バンガロール上空で VO-52のトランスポンダ#2を「TURN ON」するコマンドが正常に送信された。
送られたコマンドは、正常に受信、認識されたことをテレメトリにより確認。
そして、トランスポンダ#2は、現在「ON」である。WilliamのCWメッセージは、ほぼ6年4か月ぶりに聞かれることとなった。
ビーコンの信号は、ここバンガロールで大きく、強力に聞こえている。
日本でのAOSは、北東、午前06時05分である。
朝、Watchしようとしたのだが、早く起きすぎてしまい、結果的に二度寝してしまってQRVできなかった。orz
けっきょく、夜20時のパスでBeaconのCWメッセージを確認できたものの、当地ではノイズが激しく、良好に受信できたとはいえない状況であった。インド製のトランスポンダとの比較はどうなのだろうか・・感度やAGCのかかり具合、それに送信出力・・まあ、おいおい判ってくるだろうけれど。
まずは、復活おめでとう。
*1 訳は テキトーであるが、大きくはハズしていないと思う・・(^^;)
*2 ISRO Satellite Centre
*3 ISRO Telemetry, Tracking and Command Network
*4 Indian Space Research Organization