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[Radio] 冬の十和田湖

2009年01月04日 23時 更新

鹿角市へは何回か移動しているものの、LOWバンドと衛星にはQRVしたことがない。というわけで、出かけることにした。
能代市内は、ほぼ積雪ゼロなのだが、北秋田市に入るあたりから積雪が確認できるようになり、鹿角市に入ったら、こりゃもう真冬なのであった。ま、年末も迫ってきてるわけで、当然といえば当然か。

地図画像

で、最初は大湯スキー場の黒森山を目指した。スキー場というくらいだから、ある程度除雪されているだろうという目論見であったが、登り口に到着してみたら、これがまったく除雪されていない。
しかし、登って行ってるクルマはあるとみえ、轍がついている。これならひょっとして行けるかな、と、登ってはみたものの、途中でビビってUターン。

そうこうしてるうちに、アッ!! ・・と気づいたら、既にVOもFOも飛び去ってしまっていたのだった。なんということだ。モティヴェーションが急降下(-_-;)。

とりあえず、昼飯喰って作戦を練り直す。まず、LOWバンドのアンテナを展開できる場所が必要だ。
しかし、鹿角市はあたり一面銀世界であり、探すのは容易ではない。

鹿角市 発荷峠 QN00KJ 標高630m 鹿角市の看板の手前だが間違いなく鹿角市

で、ふらふらと たどり着いたのが、十和田湖近傍。以前QRVした小坂町の笹森展望所あたりにも行ってみたが、当然ながらかなりの積雪でまったくダメ。

で、発荷峠の甲岳台へ至る林道の入口に駐車。この時点で1.9/3.5へのQRVはアキラメ。
標高630m。天候は快晴。放射冷却か、気温は摂氏マイナス5度。とはいえ、風がないのでそんなに寒くは感じない。

QRV地点から見える十和田湖は目をみはるほどにくっきりと、しかし静かに佇んでいるのであった。

さて、HFのCONDXをみると、7MHzオンリィという雰囲気。しかたないので7MHzCWでCQ。

ご存じのとおりKPI/7は、7MHzにはあまり(ほとんど)出ていないのだけれど、この日の7MHzは風情のあるQSBがあって、わりと好みの伝搬であった(^^;)。

途中でFM衛星SO-50に出るが、MELが10度未満のせいか2局のみの交信。*1*2

その後、144〜430〜1200MHzCWでCQ出すも、呼ばれず。FMでもCQ出してみたが、やはりダメ。

再び7MHzへ戻りRUNするが、十数局やったところでなにやら妨害局が出現したため、時間もちょうどいいし、ここでQRT。

現時点でのJA7KPI/秋田県内の未移動地は、秋田市、横手市、湯沢市、大仙市、羽後町。ただし、秋田市については、よほどのことがない限り今後も移動しないものと思われる。
残りの市町については、早めに移動したいところだが、鹿角市と同様内陸部でもあり、この積雪状況では春までは無理か。土地勘も無いしね。

*1 やはり、AO-27のスケジュール変更は痛い。日本上空からLOSしてからアナログモードがONになる。AO-16も寿命が近いらしく、ONになっていないことが多い。不思議なのはAO-7のスケジュールのほぼ1日のシフトだが、原因は??

*2 AO-27は 09/01/04現在、AMSATのSatellite Statusサイトで、Non-Operational となっている。

Tada/JA7KPI : 2008年12月23日(火)

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