1週間前の6mQRVで久々にFT655を使ったら、AGCの具合(FAST)が悪く(しゃっくりしてしまう)、シャックに持ち込んでエージング(電解コンデンサが原因?)をしていたのだが、5/18の夜はEsが発生し、これまた久々にシャックから電波を出した。
しかしながら、現在の固定用アンテナであるAWXはイマイチSWRが悪く(2くらい)、自作のアンテナカプラ(πマッチ)をでっち上げて使用しているのであった。
ちなみに、AWXの50MHzでの使用感を記すと、ノイズが多いように思える。地上高が十分とれていないのと、垂直偏波であることに加え、ほぼ無指向性であることもノイズに対して弱い原因であろう。
とはいえ、まったく使えないというわけでもなく、Esが出れば飛びはそれなりである。パイルになっている(と思われる)九州移動局を呼ぶが、さすがにゲインの無さに閉口する。やはり最低でもふだん使っている5エレ程度のゲインは欲しいところだ。十数回呼んでやっと取ってもらえる。
翌5/19は、移動運用に出かけるつもりでいたのだが、せっかく早起きしたのに雨。しかもだんだん強くなってきているようで、移動は中止。ちょうどEsも発生し、朝からまったりとEsに浸ることにする。
(こういう展開は、KPIの場合、年間通じてほとんど無いといっていいくらい珍しい。^^;)
JA2IGYのビーコンが強力になってきたので、爆発に期待するが、愛知県の局が1局できだだけで終わってしまった。
そうそう、ビーコンといえば福島の6mビーコンJE7YNQは、いつのまにか復活していた。シャックのAWXでも受信できることがある。で、FT655のメモリに各ビーコンの周波数をメモる。KL7とか可能性の高いDXのもいちおう入力。
さて、午後は、50CWで中国(BD5)となんとかできた後、6K5というプリフィクスの局から呼ばれる。6K5??ってどこ???状態のKPIであったが・・・なんだ(^^;)韓国なのね。
Esは夕方頃しぼんでしまうが、ビーコンワッチしてたら、23時過ぎにも宮崎ビーコンが599で入感。でもゼロQSOだった。
さらに翌5/20は、朝からの雨がお昼前にはあがり、いつものパタンでぼちぼちと移動に出発。昨年のACAGのときの移動地、山本郡三種町陣森(旧琴丘町)である。
アンテナは、先日 ALL JAに使ったデルタ・ループ。前に書いたとおり、51〜52MHzでもSWRが落ちている。しかし、さすがに50.2MHz近辺ではSWRは3程度となってしまい、なんらかのマッチングが必要・・・というわけで冒頭に登場したアンテナカプラの出番となった。
(今回は取付け方をちょっと変更し、エレメントの垂れ下がりを少し改善した)
アンテナを上げ、6mを聞くと、Esがまだ出ているが下火(14:00)。CWでCQを出しても、6エリアのおなじみさんUDI局しか呼んでくれない(^^;)。やはり6mはSSBがメインで、CWに出てるのは一部のマニアだけなのね。で、SSBでCQ出したら、そこそこ呼ばれるのであった。4と6エリアのみだけだったけど。
6mのCONDXは14:30で打ち止めとなり、アンテナの本来の設計周波数帯である14MHzへ。SSB用の周波数では日本語が聞こえるので、国内が開けているはず・・と、CWでCQを連発してもなかなか呼ばれず。呼んできてくれたYB(インドネシア)局ときわめて普通のQSOをしてしまう。この後、続けてOZ(デンマーク)局に呼ばれ、ビックリ。
10〜18MHzでちょっと遊んで、16:00から新潟コンテストに参加。14から始めたのだが、局数いない! 7MHzが16時までで、ちょっと聞いてみて「ありゃあ・・居ないなぁ」と思ってたのだけれど・・・(^^;)
それはさておき、開始当初は信号もイマイチ浮かんでこず、呼んでも呼んでも無視されるという悲惨な状態だった。メイン14、サブ21でちょこちょこ呼ぶこと1時間。17時前後から信号は若干強力になったものの・・・やっぱり局は増えず。
Area | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | DX | Total |
10 | 1 | 1 | 2 | |||||||||
14 | 3 | 1 | 1 | 1 | 1 | 7 | 2 | 16 | ||||
18 | 3 | 1 | 3 | 7 | ||||||||
21 | 3 | 3 | 3 | 3 | 1 | 1 | 1 | 4 | 19 | |||
24 | 3 | 1 | 1 | 1 | 2 | 8 | ||||||
28 | 3 | 1 | 4 | |||||||||
50 | 4 | 14 | 18 | |||||||||
Total | 12 | 5 | 4 | 9 | 2 | 20 | 8 | 12 | 2 | 74 |
17:20頃には新潟をあきらめて24MHzへQSY。ここでAIAさんに呼ばれて引き回しされる(^^;)。AIAさん三種町は全バンドクリアだと思ってたので、あれあれ??と。どうもKPIの勘違いだったようで。
AIAさんの後は、24→28→21→18→14とQSY。前のアーティクルで7と3.5MHzでバランのコアが暖まってSWRがじわじわ悪化というハナシを書いたけれど、今回の運用で18MHzでも同じ現象を確認。その他のバンドはなんとかOKのようだ。
日暮れが遅くなって、つい長居をしてしまった。18:40過ぎまでQRV。5/20の移動運用の全QSO数は左の表のとおり。ま、こんなもんだろ。(^^;)
ちなみに、冒頭に書いたFT655のシャックリは、エージングで治ってしまった。てゆうか、コンデンサじゃなくてAGCスイッチの接触不良だったのか?
6/9追記: ここの移動ポイントは「陣森山」と表記していたが、「山」は余計で、単に「陣森」というのが正しいことが判明した。これにともない、この記事のタイトル表記等を修正。ただし、過去の記事は修正しないこととする。
Area | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | DX | Total |
10 | 5 | 5 | 5 | 2 | 4 | 2 | 1 | 24 | ||||
14 | 1 | 1 | 1 | 2 | 5 | |||||||
18 | 1 | 2 | 1 | 1 | 1 | 6 | ||||||
21 | 1 | 1 | 2 | 1 | 5 | |||||||
24 | 1 | 1 | 2 | 4 | ||||||||
Total | 6 | 8 | 9 | 2 | 5 | 8 | 5 | 1 | 44 |
三種町の移動ポイントとしては、石倉山もあるが、こちらがベストか。陣森のポイントも複数あるが、やはりこのポイントがアンテナの展開が楽である。50MHz以上のみでよければ、もうすこし南の道路が広くなっている箇所の路肩もいいだろう。
さて、6/9は、14時過ぎてから動きだし、QRV開始は16時過ぎであった。今日は、午前中からパッとしないCONDXだったようだが、この傾向が大きく動くことはなかった。10MHzでちょこちょこできたものの、14以上では出来高5局程度。DXの1局は、ポーランド。
28MHzでもさんざんCQを出してみたけれど、まったく呼ばれず。
三種町HFの穴埋めできました。TNX!<br>わずか数十㎞差なんですが、対0エリアの開け具合に時差があったようで少し遅れて上がってきました。