前のアーティクルで、オンボードの sigmatelチップでも音が出ないと書いたけれど、ようやくなんとかなった。
FreeBSD-users-jpメイリングリストに流れたアーティクルからリンクを辿って着いたところは、ここなのだった。
ターゲットは、ここの sndkld_releng6_i386_lowlatency.tar.gz で、アーカイヴ中の sound.ko と snd_hda.ko を /boot/modules に置く。元からある /boot/kernel/sound.koは、適当な別名(sound.ko.origとか)に変えておき、/boot/loader.conf で snd_hda_load="YES" とか書いておけばよい模様・・・
pcm0: <Intel 82801G High Definition Audio Controller> mem 0x4d200000-0x4d203fff irq 22 at device 27.0 on pci0
pcm0: <HDA Codec: Sigmatel STAC9221D>
pcm0: <HDA Driver Revision: 20070225_0040>
とりあえず、これで オンボードのsigmatelは pcm0として認識され、音が出たのであった。めでたし、めでたし。
とはいえ、オンボードのサウンドチップ・・・まずS/Nが悪い。外部スピーカでは気にならないのだが、ヘッドフォンで聴くと、ホワイト・ノイズとともにHDDのカリカリ・ノイズやCPUファンの回転ノイズがはっきりと聞き取れるのだ。これがWindowsではメインのE-MU 1820Mとなると、ノイズの類はまったく聞こえないという素晴らしきワイド・ダイナミックレンジの世界を実感できる。
まあ、録音の方はWindowsXPでやるとして、しばらくはDVDとかmp3を聴ければよいということで・・・・
ちなみに、Netをさまよっていたら、portsに snd_emu10kx.ko などというものがあることがわかったのだが、こいつでもE-MU 1820MはNGであった。