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[Radio] アマチュア無線衛星(+追記)

2006年02月01日 19時 更新

アマチュア無線衛星VO52を使ってみた。というか、はじめてのサテライトQSOなのであった。

先日、またまたFT726の調子が悪くなり、430MHz帯で送信できなくなったのだが、いじってるときに 「そういや、SATユニット積んでるんだよなぁ。最近VO52とか賑わってるらしいけれど、FT726みたいな20年も前の旧いRIGで使いもんなるんかいな・・・」 などと漠然と考えたわけですな。正月のVU秋田QSOパーティのとき臨時で立てた145/430のWhipアンテナも大雪で放置状態(屋根に積もった雪に挿しっぱなし)だし、聞くだけ聞いてみるか・・・と。

CALSAT32とかの衛星位置情報表示ソフトを使えば、聞こえるであろう時刻がわかるし、受信感度にそれなりの自信があればアンテナがWhipであれ、VO52もFO29もいちおう聞こえる。ところが、聞いてみて実際電波を出すにはそれなりの技能が必要なことが判ったのであった。

それは、「周波数変換とドップラ効果への対応」。いやー、まさかこういう世界があるとは思ってなかったですよ。(わかるヒトにしかわからんっ ^^;)

ま、これはひたすら練習するしかない。衛星用アンテナの開発する必要もあるかなぁ。

2/1追記:

いままでの衛星経由の交信は、すべてVO52によるものだが、FO29にも挑戦してみた。他局と比較して自分の信号はきわめて弱く、カスカスである。全体的に信号は弱く、衛星がかなり上に来ないと聞こえてこない。

VO52(送信435/受信145)では、ほとんど影響がないのだが、FO29(送信145/受信435)では、若干、自分の送信信号によるカブリがある。このカブリも総合的な受信能力を低下させる一因となっている。

やはり、まずはアンテナ・・・であろう。地上用のアンテナと違い、ある程度上の方にも電波を放射するような指向特性にする必要があるな。 現在、MMANAで鋭意開発中。(ただし、モノになるかは・・・)

Tada/JA7KPI : 2006年01月21日(土)

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