※ この段階で、Xに走るのは、やめといたほうがいいのである
wd0a | / | 20MB |
wd0b | <SWAP> | 43MB |
wd0s1e | /var | 32MB |
wd0s1f | /usr | 228MB |
sd0s1e | /usr2 | 42MB |
ネットワークはさておき、まず X-WINDOWをなんとかしなければ・・・。
(98インストールのドキュメントによると、LGYはIRQ6に設定する必要があるようだ)
※ 前にも書いたが、X よりもネットワークの方が大切である。当時は何を考えていたのだろーか
WINから Pingをかけてみた。おぉ! ちゃんと返事が返って来る。気をよくして、Telnetをやってみる・・が、・・ダンマリ状態。一応 Apache もインストールしたので、Netscapeから直接IPアドレスを入力して接続を試みる・・これもダンマリ・・と、思ったら、不意に Telnetの方がつながった ! なんだなんだ !・・という間に Netscapeの方にも index.htmlが表示された。
ふーむ。これって、もしかして DNSを引きに行ってるのかもしれないな。設定ファイルにネームサーバ書き込んじゃったし・・ブートが異様に遅かったのもこれかな?
※ そーだよ。それだよ。存在しないDNSのアドレスなんか設定すんじゃねーよ
※ 今の hosts.conf は、デフォルトでこうなってます
で、ようやく ln -s /usr/X11R6/bin/XF86_NECS3 X と、することに行き当たったのである。
しかし、これでもNGなのだった。startxすると画面がブラックアウトし「おぉ、ついに起動か?」と、待つこと数分・・(^^;)結局どーしよーも無くなって telnetで loginし、/sbin/shutdown -r now を実行する羽目になってしまうのだった。
※ CTRL+ALT+BS で復帰。また、今はインストールすると勝手にシンボリックリンクが作成される
Xの設定には、XF86Configという設定ファイルが必要なのだが、これを生成してくれるプログラムが「xf86config」である。気をとりなおして XF86.helpを読んでみたら、なななんと! PC98では xf86config は使うな と書いてある。・・唖然。だ、ダンナぁ、そりゃありやせんぜ。しかし、考えてみりゃアタリマエか。長かった・・・。夢にまで見た(嘘(^^;))「emiclock」X11版が動いている。
しかし、早速問題が・・・ WINDOW画面がモニタの左にはみ出ているのだ。まあ、モニタの調整で真ん中にズラすことはできるのだけれど・・・それに、日本語表示ができなくなってしまうのは困る。
道のりはまだまだ遠い・・
※ 今では、PC98用の XF98Setup というX設定用日本語ソフトもある
※ XFree86-4 では、設定項目がまるっきり変わっているので注意
また、.xinitrcファイルを書き換え、fvwm95-2を使ってデスクトップを Windows95風にしてみた。確かにちょっと見では Win95である。だからといって操作性までいっしょのわけはないが・・・。( *.xpm のアイコンファイルはどこにあるんだろう?)
※ 現在の jless では、setenv JLESSCHARSET japanese とする
※ 見える/見えない と アクセスできる/できない は、違う事象である。Microsoft Networkは難解だ
※ 今は千円でおつりが来る場合もあるよな
さて、「ネットワーク・コンピュータ」で sambaサーバが見えない件は、あっさりと 解決 してしまった。
結局、設定ファイル lmhosts でのブロードキャストアドレスの書き方だったのである。
xxx.xxx.xxx.xx kpi
xxx.xxx.xxx.yy JA7KPI S
1行目 sambaサーバのIPアドレス(スペース)Windows上でのサーバ名
2行目 サブネット考慮のブロードキャストアドレス(スペース)Windows上のワークグループ名(スペース)S
某雑誌の記述例を鵜呑みにし、ブロードキャストを 0.0.0.0 に設定してしまったのが今回の敗因であった。(^^;)そう、うちのLANのアドレス設定は「勉強のため」サブネットが無いにもかかわらずサブネットマスク設定をしているのだ。
※ なにごとも基本が大事である。知ったかぶりして複雑なことをやるとハマるといういい例だ。ちなみに、もう lmhosts でこんな設定をやる必要はない
というわけで、だんだんサーバらしくなってきた 9821Ap2である。OK ディック、次のモードはなんだ?
・・なに ? GAME?・・・まず、CD-ROMを mountしなければならない。
mount -t cd9660 /dev/cd0a /cdrom ・・・・ほとんど呪文(^_^;)
ようやくCD-ROMの /dists/src98/kern98.tar の中に発見。GENERIC98の書き換えは終了したが、コンパイルには当然ソースが必要。Ap2にはディスク容量の関係でソースファイルはコピーしていない。CD-ROMからカーネルソースと98用ソースを展開し、パッチあての後コンパイルという手順になるのだが???
※ 今では、わざわざこんなことをしなくても、メニューから簡単にインストールできる
さて、しばらく書かなかったが、この間に xpmをインストールしてアイコンの問題も解決し、xdmで快調に動いている・・というのは半分嘘で、xcdplayerを入れて動かそうとしたら、いきなりハングアップし、filesystemがおかしくなってしまったのだ。
※ fsckでエラー出まくり
原因は不明。もしかして、サウンドデバイスがカーネルに無いのが原因なのだろうか?・・ということもあってカーネル再構築を考えたのだが・・うーむ。まだもう少しかかりそうな気配である。今回のディスク切り分けは以下のとおり。
wd0a | / | 25MB |
wd0b | <SWAP> | 42MB |
wd0s1e | /usr | 256MB |
sd0s1e | /usr2 | 42MB |
インストール自体は、あっさり終了。初回あれだけつまづいたのが嘘のようである。
※ そーいうものだ
ブート後、ftpで退避ファイル群を戻し、めでたくもとの状態に戻ったAp2であった。
cd /usr/src
cat /cdrom/dists/src/sinclude.* | tar xzf -
cat /cdrom/dists/src/ssys.* | tar xzf -
・・と、やれば /usr/src にカーネルソースが展開される。
このソースはIBM PC/AT互換機用なので、PC98用のパッチをあてなければならないそうだ。
※ 今では、もうパッチなどあてる必要はない
cd /usr/src/sys
tar xzf /cdrom/src98/kern98.tar.gz
./patch98sys.sh
・・で、ソース準備完了である。
ここで、カーネル・コンフィギュレーション・ファイル (GENERIC98をCOPY 修正後 Renameしたもの)の中身を再チェック。configし、OKであれば make depend all install を実行する。
実は、うちのAp2では make all のところで エラーコード=1 で Stopしてしまったが、元々の GENERIC98 と比較していろいろやってみたら、controller pci0 のコメントアウトを元に戻すことで何故か(^^;)成功してしまった。・・・たぶん、なんかあるんでしょう。
カーネル再構築後のパフォーマンスだが、使用可能メモリが200KBくらい増え、起動時間も短縮された。
しかし、肝心のサウンドデバイスの組み込みについては・・実はまだ確認していないのであった。(おぃおぃ)
まず、 sendmail_8.8.6 をインストール。なぜか WIDEのパッチまで当ててしまった。パッチのあて方はあれで良かったのだろうか。 8.8.5とはだいぶ違ってたな。
ついでに、 CF で sendmail.cf を作った。これは今、他のサーバでも使っている。(CFなんてのはすべての計算機に入っている必要はないし、FreeBSDで作ってバラまいても同じだものね)
おまけで Apache_1.2.1 もインストールしたが、これがなかなか動かなかった。 インストール自体は1.2.1からさらに楽になり、 Configuration ファイルをちょこちょこ直し、 ./Configure と make だけで OKだったのだが、ServerRoot に logs というディレクトリが無いと 「lock fileがオープンでけん」と だだをこねて起動してくれない。これに気づくまで丸一日費やしたが、インターネット上に不具合の報告は無いようだ。しかし、これって どう考えても「不具合」だよなぁ。
と いうわけで、ソースをGETしてきて展開、コンパイルできる「UNIX初心者」にようやくなれたという感じ。やはり、カーネル再構築がひとつのステップになった・・といっていいだろう。
さて、巷では 2.2.2Rも出ているようだが、また再インストールかな?
wd0a | / | 263MB |
wd0b | <SWAP> | 60MB |
sd0s1e | /usr2 | 42MB |
FreeBSD 2.2.2 Errata Notesにもあるように、「root でログインすると, "login_getclass: unknown class 'root'" というメッセージが出る」ので、login.confを ftpで取ってきた。どうもソースにこのファイルが入ってないらしい。
ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/FreeBSD-current/src/etc/login.conf して、
# cap_mkdb /etc/login.conf
カーネル再構築には 13分かかった。いやー、makeで Warningが出ないってことはいいですねぇ。この WarningやらError Code 1 でずいぶん勉強させてもらったなぁ(^_^;)。おっと閑話休題。2.2.2のGENERIC98は、2.2.1Rとほとんどいっしょだけど、ちょっとだけ追加項目がある。
configファイルはWin上で修正し、フロッビに落として、
mount -t msdos /dev/fd0 /dos と、やって フロッピ(2HC)を /dosにマウントし、COPYした。・・が、改行コードをLFだけにするのを忘れて configでエラー。
※ 今でも同じ失敗を重ねている。えぇい、いまいましい ^M !!
pingが Win側に飛ぶことを確認し、まずは sambaをインストールする。起動スクリプトを /usr/local/etc/rc.dに置くが、起動してくれず、しばらく悩む。これって、foo.sh・・というように .sh という拡張子をつけたファイル名にしなけりゃダメなのね。
しかし、これはサウンドデバイスを作らないとNGということで、
# cd /dev
# ./MAKEDEV snd0
これでOK。やっと myu.auを聞くことができて一安心。
※ サウンドデバイスの作り方は、今でも変わらない
この他、twm とfvwm95 も試してみた。が、例えば emiclockの位置が twmではマウスで移動できるのに他のWMでは固定されていてできない。