HomeBrew PC/AT Compatible 2 その2

2002/01/25(金) 02:19:28

故障する可能性のあるものは、故障する。一旦故障しだすと、次から次へと故障する。
故障するときは、常に最悪の過程をたどりながら故障していく。
なんてマーフィの法則を地でいくような現象が続いている私ですが、みなさんお元気ですか。

CD-ROMからWinXPを起動させ、インストールを開始しようとしたわけだが、なぜか英語で、「なんたらかんたらの問題が発生した。続けるには何かキーを押せ」とかいうメッセージが出て、再起動の繰り返しになってしまうのであった。
BIOSレベルでは何のエラーも出ていないのに、である。

最初に疑ったのは、XPのCD-ROMだ。こいつを現用の初號機に入れてみる。
・・・マトモに起動してくる。
次は、弐號機のCD-ROMドライブがおかしいのでは・・と、こいつにWin98のCDを入れる。
・・・マトモに起動してくる。

こ、これはいったい・・・今一度、エラーメッセージをよく見ると、
f:\nt2\なんたらかんたら\ほげほげ.cのXXXX行目でエラー発生・・だと。

「f:ドライブ」って、どこだ?? 前回、XPのインストール途中でコケたから、なにかが残っているのか・・・と、Meの起動フロッピのFDISKでHDDを領域削除してみるが、これでもダメ。
もう、アタマがうまく回ってくれない状態で、FreeBSDのCDを入れてみる。
さすがFreeBSD。Winみたいにわけのわからないエラーメッセージではなく、マトモかつ詳細なエラーメッセージを吐いてくれた。

結論。メモリがちゃんとささっていなかったのである。・・・マジかよぉ。

「f:」とはRAMDISKだったのだ。渾身の力を込めてメモリをさしなおし・・・・
そして、漸く弐號機はWinXPで起動した。

長い 長い 戦いだった。・・・・終わ っ た・・・・・・ なに も か も。*1


2002/02/05(火) 02:37:38

ちなみに、第弐號機の全貌を明らかにしておこう。

CPUIntel Pentium IV 1.9GHz (Socket478)
M/BGIGABYTE GA-8IRXP (i845D LAN/100BASE-T)
RAMDDR 256MB+512MB CL2
HDDIBM IC35L060AVER07 (60GB)
FDDTOMCAT SMART I/O PLUS (NEC1.2MB Support)
VIDEOCanopus SPECTRA F11 PE32 (Ge-Force2)
AUDIOCreative Audigy Digital Platinum
DVD-ROMNEC DV-5800A (DVD*16 CD*40)
CD-R/WIO-DATA CDRW-AB24B (CDR*24 CD*40)
K/BMITSUMI KFK-EA9XA (109 PS/2)
MOUSEMicrosoft IntelliMouse (PS/2)
CASESOYO ARIES7001 (Alminium)
OSMicrosoft Windows XP Professional


2002/02/09(土) 02:48:29

*1 終わったと思って、実はまだ終わっていない・・というのは、よくある展開だ。

実は、XP起動時、BIOSがACPI完全対応じゃないため、システム保護のためSTOPさせた・・などという勝手なメッセージがたまに出るのだ。

出るタイミングは、長時間の電断後の起動時。再起動の途中で出たことはない。M/BのBIOSは最新版にしてあるのだが・・・

そしてさらに、もう一つの問題が本日表面化した。

WinDVDで借りたDVDを観ていたら、システムが落ちるのである。既に3回は落ちた。
落ちる・・というのは、突然リセット(再起動)してしまうのである。これにはまいった。

DVDはセカンダリマスタではなく、プライマリスレイヴで接続するのがいいというハナシを思い出し、バラして確認したが、そのとおりに接続されている。ネットを検索してみたが、解決策は見つからない。
電源容量の問題によるリセットだというハナシもあるようなので、とりあえずCD-RWやHDDと別の電源ラインに変更してみたが、どれほどの効果があるか不明だ。


2002/02/09(土) 13:36:29

さらに、WinDVDでのクラッシュ後、「システムは深刻なエラーから回復しました」などというメッセージが毎回現れるようになってしまった。

この件について、いろいろNETを漁ってみたが、Googleでは珍しく見つからず、Infoseekでひっかかった。うーーむ、Google絶対主義も再考の必要ありか・・
さておき、これは、WinXPのバグらしい。*2 さて、どうしたものか。

*2 現在は修正パッチが出ている。


2002/02/09(土) 18:15:51

起動後、「システムは深刻なエラーから回復しました」が毎回表示される問題は、いろいろやっていたら、いつのまにか解消してしまった。

1. F8キーで強制セーフモードで起動させる。
2. C:\windows\minidump\*.dmpを手動で全部消す。
3. Cドライブにチェックディスク(chkdsk /f)をかける。
4. 一般ユーザとAdministratorを行ったり来たりする。

・・と、いうようなことを混ぜてやったみたわけだが、どれが効いたのかは解らない。

また、これの引き金となったWinDVDのクラッシュは、インストールを間違ったのが原因*3の可能性がある。
「アプリケーションの追加と削除」にWinDVDが2個登録されていた。

*3 DVD再生と同時にSETI@HOMEをフル稼働させていたので、CPU過負荷という説もある。


2002/02/11(月) 00:19:59

WinXP起動時に例のACPI一部非対応というブルーバックのエラー画面は、長時間の電断後の電源投入時には、まず必ず出る
それでも、何回かリセットしているとすんなり起動してしまうのだが・・

あったまってないとダメなのか?? そんなバカな!!

これは、GIGABYTEからのNewBIOS待ちか・・それとも、春を待てばいいのか?
ちなみに、CPUの温度は現在31℃だが、今度は冷え切っているところで電源投入し、時間-CPU温度のグラフでも作ってみるか。
今のところ、このACPI関係以外は特に問題なし。
DVD再生もWinDVDインストールし直しで問題なし。CD-Rへの書き込みも本日成功。


2002/02/23(土) 20:28:37

「長時間の電断後の電源投入時」にWinXPではなく、FreeBSDを起動させたらどうなるか・・ということを今更ながら思いつき、やってみた。
するとどうだ。やっぱりエラーで起動せんではないか。

PageFault・・ということは、やはりメモリが原因か。すくなくとも、XPの問題ではなく、ハードウエアの問題であることが確実となった。
なお、M/BのBIOSは、つい先日出た最新Versionに変更済み。

CPUの温度かと思いきや、どうもそうではないようだ。メモリがあったまらないとダメなのか??
またまた、メモリの再装着をやってみるが、これでだめなら、メモリ交換を考えるか・・


2002/03/22(金) 21:16:37

この問題は、マザーボードの問題である可能性が非常に高い。過去、MSIが同様の問題でボードを回収したという事実がある。

最近はめっきり暖かくなってきたため、起動時にコケることはほとんどなくなっているが、また冬になればコケまくるんだろうなあ。
GIGABYTEも、気づいているはずだが、表だっては何の動きも無いようだ。BIOSのバージョンUPで救えるのだろうか。
購入時、BIOSバージョンはF3だったが、直後にF4が出され、先だってF5が出たが、これが大ボケのバグ有りバージョンで即座に公開停止になり、数日後にF6が出た。
GIGABYTEの対応は静かなものである。


2002/04/07(日) 20:36:30

HDBENCHの結果である。ベンチマークソフトとしては、旧くなってしまったが、過去の計測と比較するため同じものを用いた。

Self Assembled PC vol2しばらくはクロックアップはせず、ベースクロック=100MHzでおとなしく使っていたが、ついにクロックアップに手を出してしまった。病気なのである。

友人が110MHz以上はNGなどと嘆いていたので、こちらはそれを超える111MHzにしてみた。何の問題もなかった。これでしばらく動かしていたが、あまりにも安定なため、ついに1MHzずつクロックを上げていったのである。

結果、118MHzで起動はするものの、途中でフリーズ。117MHzでは、一応動くものの、ベンチマークのメモリ計測の局面でフリーズ。116MHzでもたまにフリーズ。

と、いうわけで、大事をとってベースクロックは114MHzでいくことにした。CPU温度は、起動しただけの状態では、36℃。seti@homeなどの浮動小数点計算を延々やらせると、50℃程度まで上がることがある。現在は安定稼働しているのだが、夏が心配だ。



その3 へ つづく
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