CD-ROMからWinXPを起動させ、インストールを開始しようとしたわけだが、なぜか英語で、「なんたらかんたらの問題が発生した。続けるには何かキーを押せ」とかいうメッセージが出て、再起動の繰り返しになってしまうのであった。
BIOSレベルでは何のエラーも出ていないのに、である。
最初に疑ったのは、XPのCD-ROMだ。こいつを現用の初號機に入れてみる。
・・・マトモに起動してくる。
次は、弐號機のCD-ROMドライブがおかしいのでは・・と、こいつにWin98のCDを入れる。
・・・マトモに起動してくる。
こ、これはいったい・・・今一度、エラーメッセージをよく見ると、
f:\nt2\なんたらかんたら\ほげほげ.cのXXXX行目でエラー発生・・だと。
「f:ドライブ」って、どこだ?? 前回、XPのインストール途中でコケたから、なにかが残っているのか・・・と、Meの起動フロッピのFDISKでHDDを領域削除してみるが、これでもダメ。
もう、アタマがうまく回ってくれない状態で、FreeBSDのCDを入れてみる。
さすがFreeBSD。Winみたいにわけのわからないエラーメッセージではなく、マトモかつ詳細なエラーメッセージを吐いてくれた。
結論。メモリがちゃんとささっていなかったのである。・・・マジかよぉ。
「f:」とはRAMDISKだったのだ。渾身の力を込めてメモリをさしなおし・・・・
そして、漸く弐號機はWinXPで起動した。
長い 長い 戦いだった。・・・・終わ っ た・・・・・・ なに も か も。*1
CPU | Intel Pentium IV 1.9GHz (Socket478) |
M/B | GIGABYTE GA-8IRXP (i845D LAN/100BASE-T) |
RAM | DDR 256MB+512MB CL2 |
HDD | IBM IC35L060AVER07 (60GB) |
FDD | TOMCAT SMART I/O PLUS (NEC1.2MB Support) |
VIDEO | Canopus SPECTRA F11 PE32 (Ge-Force2) |
AUDIO | Creative Audigy Digital Platinum |
DVD-ROM | NEC DV-5800A (DVD*16 CD*40) |
CD-R/W | IO-DATA CDRW-AB24B (CDR*24 CD*40) |
K/B | MITSUMI KFK-EA9XA (109 PS/2) |
MOUSE | Microsoft IntelliMouse (PS/2) |
CASE | SOYO ARIES7001 (Alminium) |
OS | Microsoft Windows XP Professional |
実は、XP起動時、BIOSがACPI完全対応じゃないため、システム保護のためSTOPさせた・・などという勝手なメッセージがたまに出るのだ。
出るタイミングは、長時間の電断後の起動時。再起動の途中で出たことはない。M/BのBIOSは最新版にしてあるのだが・・・
そしてさらに、もう一つの問題が本日表面化した。
WinDVDで借りたDVDを観ていたら、システムが落ちるのである。既に3回は落ちた。
落ちる・・というのは、突然リセット(再起動)してしまうのである。これにはまいった。
DVDはセカンダリマスタではなく、プライマリスレイヴで接続するのがいいというハナシを思い出し、バラして確認したが、そのとおりに接続されている。ネットを検索してみたが、解決策は見つからない。
電源容量の問題によるリセットだというハナシもあるようなので、とりあえずCD-RWやHDDと別の電源ラインに変更してみたが、どれほどの効果があるか不明だ。
この件について、いろいろNETを漁ってみたが、Googleでは珍しく見つからず、Infoseekでひっかかった。うーーむ、Google絶対主義も再考の必要ありか・・
さておき、これは、WinXPのバグらしい。*2 さて、どうしたものか。
*2 現在は修正パッチが出ている。
1. F8キーで強制セーフモードで起動させる。
2. C:\windows\minidump\*.dmpを手動で全部消す。
3. Cドライブにチェックディスク(chkdsk /f)をかける。
4. 一般ユーザとAdministratorを行ったり来たりする。
・・と、いうようなことを混ぜてやったみたわけだが、どれが効いたのかは解らない。
また、これの引き金となったWinDVDのクラッシュは、インストールを間違ったのが原因*3の可能性がある。
「アプリケーションの追加と削除」にWinDVDが2個登録されていた。
*3 DVD再生と同時にSETI@HOMEをフル稼働させていたので、CPU過負荷という説もある。
あったまってないとダメなのか?? そんなバカな!!
これは、GIGABYTEからのNewBIOS待ちか・・それとも、春を待てばいいのか?
ちなみに、CPUの温度は現在31℃だが、今度は冷え切っているところで電源投入し、時間-CPU温度のグラフでも作ってみるか。
今のところ、このACPI関係以外は特に問題なし。
DVD再生もWinDVDインストールし直しで問題なし。CD-Rへの書き込みも本日成功。
PageFault・・ということは、やはりメモリが原因か。すくなくとも、XPの問題ではなく、ハードウエアの問題であることが確実となった。
なお、M/BのBIOSは、つい先日出た最新Versionに変更済み。
CPUの温度かと思いきや、どうもそうではないようだ。メモリがあったまらないとダメなのか??
またまた、メモリの再装着をやってみるが、これでだめなら、メモリ交換を考えるか・・
最近はめっきり暖かくなってきたため、起動時にコケることはほとんどなくなっているが、また冬になればコケまくるんだろうなあ。
GIGABYTEも、気づいているはずだが、表だっては何の動きも無いようだ。BIOSのバージョンUPで救えるのだろうか。
購入時、BIOSバージョンはF3だったが、直後にF4が出され、先だってF5が出たが、これが大ボケのバグ有りバージョンで即座に公開停止になり、数日後にF6が出た。
GIGABYTEの対応は静かなものである。
ALL | Integer | Float | MemoryR | MemoryW | MemoryRW | DirectDraw | |
39601 | 49691 | 82962 | 108594 | 38077 | 76871 | 75 | |
Rectangle | Text | Ellipse | BitBlt | Read | Write | Copy | Drive |
57108 | 47761 | 10880 | 727 | 37020 | 35791 | 24195 | C:\100MB |
しばらくはクロックアップはせず、ベースクロック=100MHzでおとなしく使っていたが、ついにクロックアップに手を出してしまった。病気なのである。
友人が110MHz以上はNGなどと嘆いていたので、こちらはそれを超える111MHzにしてみた。何の問題もなかった。これでしばらく動かしていたが、あまりにも安定なため、ついに1MHzずつクロックを上げていったのである。
結果、118MHzで起動はするものの、途中でフリーズ。117MHzでは、一応動くものの、ベンチマークのメモリ計測の局面でフリーズ。116MHzでもたまにフリーズ。
と、いうわけで、大事をとってベースクロックは114MHzでいくことにした。CPU温度は、起動しただけの状態では、36℃。seti@homeなどの浮動小数点計算を延々やらせると、50℃程度まで上がることがある。現在は安定稼働しているのだが、夏が心配だ。