オール秋田コンテストである・・・が、今回は、ようやく大仕事が終ったばかりであり、はっきりいってこの3連休、寝て過ごしたい!!・・・しかし、秋田の無線界活性化のため、がんばって電波を出そう・・・・・かな。まだ仕事の疲れがとれておらず、爆睡する可能性大ではあるが・・・
今年は久々のルール改定があり、バンド毎のQRV時間帯設定は廃止された。この改訂は、マルチバンダやシングルバンダのみなさんには好評かもしれない。でも、JA7KPI/7のような変則マルチバンダには酷な改定なのだ。
とりあえず、開始は1.9MHzにしようと思っている。ただし、50MHzの具合も一応観たい。ということは、1.9と50のアンテナを同時に上げなくてはならない。もちろん、同軸ケーブルも2本必要ということだ。まいったなぁ。
9/17は、いつもより早めの14:30出発。しかし、この時間帯はコンビニにおにぎりが無いのだ。しかたなく、バターロールパンでがまんする。(いつもは16時頃に買ってる。何時頃に入荷なのかいな?)
現地(峰浜村 高峰山 たかぼうやま)に着き、50の八木を組む。今回は1.9の逆Vも一緒に上げなくてはならない。このため、逆Vはいつもより2.5mほど高さが低くなってしまった。
この場所から 1.9にQRVするのは初めて。フルサイズの逆Vも余裕で展開できる広さ。山の上でこれだけ広いとこもあんまりないよなぁ。とはいうものの、天気がいい日は「なべっこ」してる人々も多いので気をつけなければ。幸い(?)、お天気はくずれ傾向にあるらしく、だーれもいない。
前書きで「同軸ケーブルも2本必要」と書いたけど、実は 1200MHz用のアンテナも準備したので、3本。ついでに、電源コードもRig分必要なわけで、これには出発直前に気がついた。危うい、危うい。1.9 | 逆V (3.5もATUでこいつに乗っける) | TS850 |
7-28 | ダブル逆L | |
50 | 8エレ八木宇田 | FT655 |
144-430 | モービルホイップ | FT100 |
1200 | 3エレ クアトロヘンテナ | IC1201 |
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20時半から再び偵察開始する。福島ビーコンは S<1に低下。50.250以下では数局カスカスで聞こえているが、静か。やはり、初っぱなは1.9で走ることにしよう。
まず、空き周波数を探す。幸い、この時間になってだいぶ空いて来たようだ。
21:00 コンテスト開始。いきなり宮崎ができてラッキィ。そのままランニングに入る。呼ばれなくなったら、50MHzでCQかける。しかし、50は閑古鳥が鳴いていて、空振り。
また、今回は1200MHzで1局でもいいからQSOすることを目指し、開始当初から1295MHzを聞いていた。そのかいあって、秋田市の局となんとかできたものの、50MHzでの空振りもあり、1.9MHzの方は1分1局のペースを維持できなかった。CONDXは良い方だったのに、残念である。
第1ラウンド終了時刻の23時はあっという間にやって来た。
しかし、50MHzで1局もできないとはなぁ・・・。そういえば、この10年間、オール秋田では50MHzは朝から始まるのが常だったもんなぁ。まあ、しかたないか。で、とっとと寝る。大仕事の疲れが抜け切っておらず、24時前にすんなり睡眠に入った。
06:00 第2ラウンド開始。1.9で数局やってから逆Vを降ろしてダブル逆Lを上げる。
1.9は2002年の自己記録を超えることを目標にしていたのだが、わずかに及ばなかった。夜の50MHzを完全にあきらめれば、おそらく超えられたのでは・・・しかし、今回は50がたまたま開けなかっただけで、開けていたら1.9の出来高はもっと減っただろうから、やっぱりしかたないか。
ハイバンドはまだ目覚めていないようだ。50もまったく聞こえない。ここでたいていの参加局は7MHzにQSYするのだろうけれど、JA7KPI/7としては、7MHzに出る必然性が無いのである。50でVTE氏と情報交換してからCQ作戦に入る。
CONDXが動いたのは07:50頃。1エリアがわりと強力に入感し、連続して呼ばれる。
しかし、このCONDXも1時間続かなかった。けっきょく、50MHzでのOPENはこのときだけで、こうなるとロケイションの差がモノをいう。VTE氏の移動先は由利本荘だから、100kmも南。峰浜村よりも入感状況は良かったと思われ、今年も負けか・・・と、あきらめの境地。
50MHzは、1.9MHzをやりながら頻繁にワッチし、CQも出していた。夜は1局もQSOできなかったものの、CONDXが完全に死んでいたわけではなく、コンテスト周波数の下では1エリア方面も聞こえていた。PR不足(バンド別時間帯廃止の件とコンテストそのもの)もあるのかな。コンテストナンバの送り方を尋ねられることも多かった。
08:30を過ぎてHFハイバンドへ。21と28は県内のみだが、14MHzは九州がかろうじてできる。
ちょくちょく50へも戻ってみるが、再び閑古鳥。そのうち風がかなり強くなって来て、アンテナが危険な状態に・・・。11時すぎ、とうとう8エレは降ろすことになってしまった。
今回は雨は覚悟していたものの、風があれ程強くなるとは予想外だった。50MHzシングルなら、アンテナを低くして続けられたと思う。でも、HFの方は、高さを低くするとチューナでもSWRが落ちてくれなくなり、QRVできなくなってしまうのだ。50のCONDXがそこそこだったら、迷わずHFを切り捨てるわけだけど、CONDX上がってくれないし、八木を降ろさざるを得なくなってしまったのである。
残り20分、ハイバンドも50もダメというわけで、しかたないので7MHzに。ここではなんとか1局1分ペースでコンテスト終了となった。
(マルチバンド参加の場合、7と3.5、特に 7MHzは必須と思われる。といっても、7MHzには思い入れが無いんだよなぁ。ダブル逆Lは7もOKなように作ったけど、あくまでもオマケ機能だし)
3.5と144/430は、準備だけはしたけれどもQRVは無し。マルチバンドで参加して勝ちを狙うなら、とにかくQRVすべきなんだろうけど、ま、いっか。さてさて、どの種目にエントリしようか?
しかし、マルチバンド参加は疲れるものである。といっても、マルチバンドで勝とうとは思わないけどね(不可能なことはしない ^^;)。しかも、今回は病み上がりと似たような体調だったため、チカラつきてしまった。来月のACAGはどうすっかな。