本日 午前中は 鶴形方面、午後は 釜谷浜方面へサイクリング。
釜谷浜近傍無線運用候補地の下見もおこなった。
西からの風が強く、東に向かうには 快適だったが 西に戻ってくるのは ちょっと・・ てな感じ。
釜谷浜方面は もともと砂丘だったっぽく、舗装が切れるとパンクの心配だけではなく 砂に前輪が取られて落車の危険がある。ここは降りた方が安全。
で、無線運用候補地は 三種町 浜田ポンプ場*1の少し上に位置する丘。標高42m。GL:PN90XC である。
現地は ロウバンドアンテナの展張は難しいものの、ハイバンド以上なら 運用OK。ま、なんとかなるか。*2
それはさておき、スーパー買出しを含めた本日の自転車走行データ・・
晩飯喰ってから クルマで現地へ。144/430のアンテナをセット。
津軽海峡やJA0-VHFのコンテスト参加局が聞こえるが、コンテストが目的ではない。
実は、衛星 RS-44の最大仰角が 0.6度という北西パスが あったのだが、ホントに そんな水平線スレスレの信号が聞こえるのか?? ・・てな検証に来たのである。
当方の自宅アンテナでは、北西方向は 某ビルに遮られるため 6度以上はないと衛星へのアクセスは困難である。
そこで、海が見えて 標高も 少し稼げる このポイントに白羽の矢が立ったというわけだ。
RS-44のAOSは 21時44分・・*3
しかし・・ 何の音沙汰も無い・・ 自己のループも まったくとれない。と いっているうちに あっというまにMEL*4時刻。
なんなんだ!? と、アンテナをチェックしたら・・ ががーーんっ!! さっき 岩手の移動局をタヌキワッチした時のままの方角に・・ や、やっちまったぁ・・
アセアセっ・・とビームを北西に振ると、おおっ 何やら ロシア語っぽいSSBが。でもコールサインが判らない。かなり当てずっぽうで当方のコールサインを叫んでみると、JA7?・・と返ってきたが、ここで 向こうはLOSしてしまったみたいで それっきり聞こえなくなってしまった。
こちらは とにかく自局コールサインを連呼・・するが、もうLOS時刻を過ぎている。これが マイナス仰角・・ということか*5。マイナスでも けっこう強力に聞こえてた。*6
と いうわけで、RS-44スレスレトライアルは失敗に終わった。
しかし、これが最後のハズはない。RS-44が飛び続け、そしてまたフットプリントのデカい衛星が続けて打ち上げられるとしたら、当方の同類が また 世界のどこかへあらわれてくるかもしれない・・
*1 ・・ で いいのかな(?)
*2 能代市/三種町の PN90運用地の中では 標高が高い部類に入る。
*3 衛星が水平線上にある時間は 約4分間。
*4 Max ELevation angle 最大仰角。
*5 リアルにマイナスの角度から電波が到来しているわけがないので、電離層通過時または対流圏内でわずかに屈折しているものと考えられる。
*6 衛星経験のない方に説明すると・・ 自分が145MHzで送信 → 衛星が435MHzに変換して再送信 → つまり自分の電波をモニタすることができるのだ。
*7 この後、144FMで 北海道亀田郡 青森市 遠野市と交信。CWで新潟を呼んでみたが、なんぼ呼んでも・・ orz
津軽海峡コンテストは、それなりに楽しめました。衛星通信も面白そうですね。
今回コンテストは二次業務だったので・・<br>衛星も増えてきたので、バリエーションもあり 面白いですよ。<br>見えてる時間がせいぜい20分くらいなので、スプリント勝負という面もあります。