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[Radio] ARRL DX CW

2020年02月20日 22時 更新

ARRL International DX Contest CW に初参戦。

当初、まったく参加する気は無かったのだが、例の問題が あったため やっつけ仕事で ラジアルアース等を変更工事。

工事といっても大したことなく、実行したのは次のふたつ。

  1. いままで分離していたシャック(Rig)側のアースとアンテナ(タワー)側のアースを複数箇所で接合。*1
  2. ラジアル・アース もう埋める場所がないので 家の外壁に貼り付けて1本(20mちょっと)増やした。(後日 さらに拡張予定 *2)

09時jst コンテスト開始だが 北米東部は日没後でも こちらは完全に朝。1.8MHzは 当然ながら何も聞こえない。

夜になったら聞こえるかと期待。しかし、3.5は なんとかなっているようだが 1.8は まるでダメ。

22時jst過ぎ ようやく聞こえてきた NE7Dを呼んでQSO。しかし続かず。以前のコンテストでできた N7ZGや KA6BIMなど呼んでみるもことごとく振られてしまう。

こうなれば もはや CQ出すしかないか・・ と しぶしぶ CQかけてみたら・・ まさか呼ばれるはずがない・・と 思ってたけど 初めて北米から呼ばれた!! ひえええええぇぇぇ ホンマかいな!?

K7UTと W7YAQに呼ばれてQSO。しかし、ここで W/VEは 完全に夜明け・・


なお、今回の空中線電力は 100W。
ナンバは 当初 599 ATT と送ったが イマイチしっくりこず、けっきょく 599 AOO と いうことにした。150W出して A5T と打つことも考えたが、なんか取ってもらえなさそうでやめた(^^;)。100W→150Wでは 差はないだろうし。
でも、approximate transmitter output power なので 150W出して AOOでもセーフ?? 1kWが 単に K でいいのはズルいんでは?? (^^;)



第二ラウンドは 18時jstから。
W7RNが 唯一入感していたので しつこく呼んでQSO。この後 続かないため離脱して晩飯に。
20時jstから復帰するが どうもいけない。呼ぼうにも まったく聞こえてこないのだ。21時台はボウズ。

22時jstから 開き直って CQ連発。・・したっけ、なんと またまた ポツリポツリと呼ばれるではないか。いーや、信じられない。(^^;)

<タイムチャート (UTC)>

 R1 | 09 10 11 12 13 14 15|小計|
----+---------------------+----+
 1.8|  -  -  -  -  1  1  1|   3|
----+---------------------+----+

 R2 | 09 10 11 12 13 14 15|小計|合計
----+---------------------+----+----
 1.8|  1  -  2  -  7  6  1|  17|  20
----+---------------------+----+----
<マルチマップ>

    CMMNRVNNDPMDAGKNFSTVALMNTOCAIMNOUWWMOWIIWCIKMMNNSNNPQOMSABNYNLV
    TAEHITYJEADCLAYCLCNARASMXKAZDTVRTAYIHVLNIOASNOEDDBSECNBKBCTTFBY
 1.8........................*.*******.*............................


けっきょく、あろうことか ほとんどが 呼ばれてのQSOということになったのである。いや~、CQ・・出してみるもんだなぁ・・
ちなみに、終了後に RBNで検索してみたら 北米西海岸のスキマに何回か捕捉されていた。なるほど。RBNに捕捉されることも計算に入れる・・か。*3

恒例 QSO成立率・・ QSO数20。なんぼ呼んでもダメだったのが 5。20/(20+5)=80% 嘘みたい・・としかいいようがない。
とはいえ、絶対数は少ない。CONDXのせいなのか このコンテストの有りようなのかは 今のところ不明。*4

総務省のパブコメ*5の方を先に送ったので少し遅れたが、LOGは Contest Log Submission の サイトからUp済。


また、ラジアルアース等については、まだまだ完璧とはいえないみたい・・ さらなる吟味が必要である。*6*7


*1 それまでは ふたつのアースは直流的な導通が無い状態だった。

*2 既に +外壁2箇所拡張済。

*3 DXコンテストに関してはド素人であることが露呈。(^^;)

*4 VEのスキマには拾われていたが、VEの参加局は1局も確認できず。そんなもんなんか??

*5 基本的に 全項目に賛成。1.800~1.810が全電波型式ということを歓迎しない意見があるかもしれない・・みたいなことを書いた。

*6 MMANAでは 基本的に完全導体大地での計算となるので インピーダンスや利得等が正確に計算できない。NEC2ではリアル大地に近いモデルで計算可能だが、エレメントをアースできないという欠点が。4necでは、確かできたような気がするが、テーパー・エレメントの計算で 許せないくらいの誤差がでるっぽいので使うのやめた。(^^;)

*7 接地抵抗計で測定して 1桁だったとしても、1.8MHzの信号源で測れば 数十Ωに跳ね上がるのだろう。それを抑えるには 敷地全面に(できれば敷地を超えて)金網を敷くか、放射状に多数のラジアルを埋めるか、数m以上の高さに点対称で高架ラジアル設置するか・・ トタン屋根もボンディングせんとダメか・・

Tada/JA7KPI : 2020年02月15日(土)

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