ふたご座流星群による MS伝搬、50MHzでは 12月11日から15日にかけて交信できた。
今年は、ようやく 144MHzでも交信成功。
出来高は こんな感じ。MSとしては JA7KPIの記録と思われる。モードは すべて MSK144 *1。
band/area | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | DX | QSO |
50 | 11 | 2 | 2 | 2 | 1 | 1 | 2 | 3 | 1 | 25 | ||
144 | 2 | 2 | ||||||||||
Total | 11 | 2 | 2 | 2 | 1 | 1 | 2 | 3 | 1 | 2 | 27 |
残念ながら 50でのDXは無し。以前は BYとかHLのコールサインも見えていたのだが、今回は まったく見えなかった。*2
かわりに 144MHzで ロシアの 2局と交信できている。*3
UA0LWはウラジオストク 750kmくらい。RN0JJはアムール地方で 1350km。どちらも沖縄より かなり近いけど・・ (^^;) *4
ロシアでは T/R 30秒で やっているようなのだが、今回は こちらと同じ15秒に合わせてくれた。ヨーロッパ方面は 30秒標準なのかな?
T/Rといえば、国内では 10秒と15秒が混在していて、これでは交信を完結できる確率が かなり減ってしまう。それでも 交信成立しているのは デカい流星群だからだろう。
MSK144開発者の推奨値は15秒であり、理論的にも15秒のほうが交信完結しやすいものと考えられる。この後 BYやロシア*5もQRVしてくることを考えれば、やはり ここは統一したいものだが・・
この後、こぐま座が 12/23の昼、しぶんぎ座は 1/4の夕方に極大となるもよう。
*1 MSK144の「音」を例えると・・ 「ドラムロール」のような音 かも?? ちなみに周波数はすべて 50.260MHz USB。
*2 国内 7エリアと交信できず AJDを逃したが、多数受信できてはいた。交信の半分以上は 高打ち上げ角の 逆相給電6elスタックによる。
*3 周波数は 144.440MHz USB。
*4 このほか R0CQも受信できたが 交信はできず。国内は JA9BOH JE8DBM JE8FYEを受信。当方の 5エレの向きは 西北西から北北西。
*5 ロシアでもついに 50MHz解禁のもよう・・ バンド幅が問題だが・・
ふたご座流星群ではいつもありがとうございます。<br><br>JA1でのT/Rは、いつものとおり15/10/5sec局が入り乱れてしまいましたが、ふたご座だけを楽しみにしているオペのみなさんも多いので、周りの状況を見ながら臨機応変に対応しています。<br><br>今回も6mヘンテナ11mH 20Wでの運用。手間はいりませんが暇と勘はどうしても必要になります。スリリングな面白さがあるのにもったいないなぁと。特に学校社団局にはうってつけなのですけれども。老婆心ながらです。こういときにトシを感じるこの頃でした。<br><br>また、お空で。
T/R15秒でない局は 注意していれば判るのですが、申し訳ないけれども 今回は合わせずに15秒を貫きました。<br>さすがに ふたご座、冬の流星群にしては CONDXが良かったので なんとかなったと思っております。<br>MSK144でのQSOは 交信開始から10分以上経過してようやく完了することもあり、FT8のようなデジタルっぽさが薄いのも面白いところです。<br>また お会いしましょう。