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[Radio] FT4

2019年06月20日 20時 更新

WSJT-X 2.1.0-rc5が 公表され、6秒シーケンスの新モード FT4が搭載された。

FT4は コンテスト用のモードということで、6秒でメッセージを送りきることができる。
その他にも 飛行機反射や 不安定な Esなどに使えるような気もするが、速さを売りにしているため 感度は低下することになってしまった。

その諸元としては、次のようになるのかな・・と思う。

FT4
方式 4GFSK
通信速度 23.4375ボー
周波数偏移幅 70.3175Hz
符号構成 WSJT FT4
副搬送波周波数 1000Hz(300~2700Hz可変)
電波形式 F1D


今回のrc版では FT8の方式も 8FSKから 8GFSKに変更になっている。FT4 FT8とも副搬送波という概念が必要かどうか迷うが、まぁ この方が判りやすいかも・・

FT8
方式 8GFSK
通信速度 6.25ボー
周波数偏移幅 43.75Hz
符号構成 WSJT FT8
副搬送波周波数 1500Hz(300~2700Hz可変)
電波形式 F1D

GFSKは、FSKの元データをガウシアン・フィルタ(関数)に通して平滑化し、IMDを そぎ落としたようなスペクトラムになっている。
FT8もこのフィルタを通すことで スプラッタを低減できる。GFSKへの変更で 感度は微かに低下することになるが、ほとんど問題にはならないだろう。

しかしながら、今回の rc版は その名のとおり お試し版であり、FT4に至っては an experimentalと断り書きがある まさに実験中のモードである。
仕様は 大幅に変更される可能性がある。


また、電波行政的には 今回のFT8の仕様変更について 届出が必要なのかどうか・・ 前回の Ver.2リリース時のドタバタ(^^;)の再現があるのか?? FT4も合わせて ちょっと様子見するのもいいのでは??

変更届出については、届出前でも 新モードの運用は可能。法的には『遅滞なく』届出すればよいことになっている。遅滞なく・・ってのは、当方の前の職場の例では・・ 確か 1か月とかでもセーフだったような気がする。

で、当局の対応としては・・ ご想像におまかせします。 (^^) *1



2019.6.4 追記:

なんてこった。予想しなかったわけではないが、早くも FT4に仕様変更が・・

FT4
方式 4GFSK
通信速度 20.8333ボー
周波数偏移幅 62.5Hz
符号構成 WSJT FT4
副搬送波周波数 1000Hz(300~2700Hz可変)
電波形式 F1D

今回の変更では T/Rシーケンスが 6秒→7.5秒、占有周波数帯幅が 90Hz→80Hz、S/Nスレッショルドが -16.4dB→-17.5dBとなったのだが、rc5版の FT4とは互換性が無くなった。

また、64bit版の実行ファイルにはサウンドインプットのゲインが100%に初期化されてしまうバグが依然として残っている。

当方は rc7も一応インストールしたものの、受信のみで まだ一度も送信したことはないという状況。また変更になることも十分考えられるし・・ *2



2019.6.20 追記:

新旧のFT8の帯域特性について フリーソフト WaveSpectraのピークホールド機能を使って調べてみたら、一目瞭然であった。 旧版 FT8新版 FT8


50~100Hz離れて -20dB程度改善されているっぽいが、実際のカブリは あまり代わり映えしないかも??


*1 rc5には なんだかな~ というバグもあるため、考えた方が良いかも?

*2 いまのところ 総通へも未届。

Tada/JA7KPI : 2019年05月05日(日)
コメント(2) [コメントを投稿する]
JI1FLB 2019年06月20日(木) 09時

昨日、FT8 9GFSKとrc5ベースのFT4が審査終了になりました。 <br>関東総通では審査中から審査終了まで20日。 <br>今日6月20日は、早速、FT4のrc7の仕様変更に対応するため、通信速度と周波数偏移幅の変更届を提出しました。

JA7KPI 2019年06月20日(木) 20時

20日ですか。最近は このくらいは普通にかかってますね。 <br>私は まだ届出していませんし、FT4や新FT8の送信もしていません。 <br>


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