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[Radio] FT4

2019年05月06日 10時 更新

WSJT-X 2.1.0-rc5が 公表され、6秒シーケンスの新モード FT4が搭載された。

FT4は コンテスト用のモードということで、6秒でメッセージを送りきることができる。
その他にも 飛行機反射や 不安定な Esなどに使えるような気もするが、速さを売りにしているため 感度は低下することになってしまった。

その諸元としては、次のようになるのかな・・と思う。

FT4
方式 4GFSK
通信速度 23.4375ボー
周波数偏移幅 70.3175Hz
符号構成 WSJT FT4
副搬送波周波数 1000Hz(300~2700Hz可変)
電波形式 F1D


今回のrc版では FT8の方式も 8FSKから 8GFSKに変更になっている。FT4 FT8とも副搬送波という概念が必要かどうか迷うが、まぁ この方が判りやすいかも・・

FT8
方式 8GFSK
通信速度 6.25ボー
周波数偏移幅 43.75Hz
符号構成 WSJT FT8
副搬送波周波数 1500Hz(300~2700Hz可変)
電波形式 F1D

GFSKは、FSKの元データをガウシアン・フィルタ(関数)に通して平滑化し、IMDを そぎ落としたようなスペクトラムになっている。
FT8もこのフィルタを通すことで スプラッタを低減できる。GFSKへの変更で 感度は微かに低下することになるが、ほとんど問題にはならないだろう。

しかしながら、今回の rc版は その名のとおり お試し版であり、FT4に至っては an experimentalと断り書きがある まさに実験中のモードである。
仕様は 大幅に変更される可能性がある。


また、電波行政的には 今回のFT8の仕様変更について 届出が必要なのかどうか・・ 前回の Ver.2リリース時のドタバタ(^^;)の再現があるのか?? FT4も合わせて ちょっと様子見するのもいいのでは??

変更届出については、届出前でも 新モードの運用は可能。法的には『遅滞なく』届出すればよいことになっている。遅滞なく・・ってのは、当方の前の職場の例では・・ 確か 1か月とかでもセーフだったような気がする。

で、当局の対応としては・・ ご想像におまかせします。 (^^) *1


*1 rc5には なんだかな~ というバグもあるため、考えた方が良いかも?

Tada/JA7KPI : 2019年05月05日(日)

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