当方では いまだ主力機であるFT-655、既に購入して何年なのか定かではなくなっているのだが、受信状態で放置したまま雪かきしてたら いきなり落雷があり、シャックに戻ったら Sメータ・ランプが切れてしまっていた。
バラしてみると、確かにランプは切れている。
で、この 切れたヒューズ管型ランプを利用してLEDランプを作ってみた。
LEDは破損した小型ライトの基板から取り出した規格不明のもの。これを0.3mmの銅線で3個直列接続してハンダづけ。
ランプ用の電圧は約11V。1kΩの抵抗を直列にして電流は約 15mA 3mA流れた。こんなもんでいいんじゃない? *1
ということで、修理の出来は写真のとおり。
実は、年末にFT-726のメーター・ランプも切れ、こちらもLED化済みなのであった。
以前は、無線機の内部にLEDを入れるなんて・・と否定的だった。LEDはいちおうノイズを出すからである。
しかし、直接信号系の回路に入れるのならともかく*2、ランプで使う分には影響ないものと思われる。・・ま、あくまでも個人の希望的憶測ではあるのだが。(^^;)
そうそう、ついでにここに書いておこう。
年末、掃除のためFT-655を寄せようと取っ手をつかんで持ち上げようとしたら、「バキッ」・・と、取っ手が壊れてしまった。あっ 危ねえっ!!
FT-726にも取っ手があるが、こちらは中身が金属製なので問題ないっぽい。655のやつも当初は もっと柔軟性があったと思うが、さすがにトシ喰ったということか。
持ってるヒトは気をつけませう。
もひとつおまけに書いておこう。
ALD-24Xは 1年ほど前にLED化*3していたのだが、LEDの向きに難があり液晶表示がかなり見にくかった。麦球ならば全方向を照らせるので方向はあまり気にしなくて良いのだが、LEDは基本的に一方向しか照らせない。
そこで、LEDをちゃんと液晶の方向に向けてやることにしたのだが、この過程で不具合が発生・・
結論からいうと、基板上の照明用ランドからハンダがハミ出て おそらく基板上を走るCPU関係のパターンをショートさせてしまったのである。
最初は液晶表示が出ず、Beep音 鳴りっぱなし。アセアセっとハンダ付けし直したら、いちおう表示は戻って受信もできるようになったものの送信しようとしても波出ない。しかもコールチャネルの表示は900MHz台とかメチャメチャな周波数になってる。
ぐおぉ・・ このまま直らないと困る・・ TONE周波数可変できるRigはIC-910の他には このALD-24Xしか持ってない*4のだ。
不安な気持ちのまま さらにハンダを吸い取り、基板をお掃除し、然る後 再度LEDをハンダづけしたら・・ ようやく正常化した。
めでたし、めでたし。・・って、アセったぁ~
*1 当初書いた15mAはミス。あらためて測ってみたら 1kΩの両端の電圧は約3Vだったので オームの法則から約3mAとなる(^^;)。LED1個あたりの電圧は約2.8V。
*2 大昔、144MHzプリアンプとしてUHF-TV用のデュアルゲートMOSFETの第一ゲートのバイアス用電圧をLED経由でとったことがあるが、わずかだがノイズが検出でき、LEDをやめて抵抗のみによる回路に変更したことがある。
*3 コントロール基板のR33を15Ω→1kΩに変更。
*4 ハンディ機以外。というわけで、いまのところ ALD-24Xは FM衛星へのUPLOAD専用機となっている。