現在、当地では 湿った雪が降り続いており、アンテナにも見事に着雪してしまっている。
この状況で SWRを測ってみるってのはどうだ?
あれ? おっかしーなー・・ と、HFのワイヤ・アンテナを測ってみたら、
この差は いったい何なんだ!?
もしかして、エレメント径の違いか?
確かにアルミパイプ等を使っていてエレメントがある程度太いアンテナには影響が無く、細いワイヤのアンテナに盛大に影響が出ている。
ちなみに、スローパーモドキは 被覆込みの直径が3mm程度の電線、逆Vは直径2mmの裸銅線だ。
スローパーモドキは目視でき、着雪込みでの直径は 3cm以上(?)にまで膨れあがっている。
さすがに導体直径の10倍以上ということになると誘電率が効いてくるのか、はたまた湿った雪なので見かけの導体直径が増えたことになるのか・・ ま、両方なんだろうな。*1
水分たっぷりで明朝の雪かきは重労働だ。そろそろ 勘弁してもらいたい・・ (^^;)
*1 調べてみたら、導体直径が 10倍になっても、共振周波数は確かに少し低くなるものの SWRはあまり悪化しない。ところが 誘電率の方は効きが激しく、1.2~1.3という比較的小さな比誘電率であったとしても 導体直径の10倍ということになると共振周波数は 大きく低下してしまう。ちなみに 氷の比誘電率は 3前後、水の誘電率は 70程度とのこと。雪の誘電率については、乾雪で 1.6程度という測定結果もあるらしいが、雪の状態(水分含有量等)によって 相当 幅があるものと思われる。。