21/28MHz用の NAGARA TA-10-15Jr.には、約3倍の周波数のFMラジオ帯も良く乗ってくれるので、たまに VX-8をつないで FMラジオを聞いている。
SWRは周波数が上がるにしたがって悪化していくが、90.0MHzでも SWR<2.5 であり、ラジオ受信用としては問題ないレベルである。
ただし、3倍高調波モードなので指向性は割れてしまい、フロント方向よりも両サイド約50度のローブの方がゲインが高い。
サブローブで盛大にノイズを拾ってしまうためか、Sメータが振る割にはノイジーなのが玉に瑕だ。
というわけで、5月23日 夜の実際の受信状況は次のとおり。
通常はFM岩手なのだが、アンテナを回転させると FM岩手が消えてハーバーラジオが浮かぶポイントがある。
前にも書いたが、ハーバーラジオはコミュニティFMだけど なんかスタイリッシュな感じ。ジングルとかもセンスあるなぁ・・と思う。
ノイズ混じりながら、連続聴取可能である。
今夜の FM山形 鶴岡中継局は激強でS9+だった。ノー・ノイズ HiFiである。
FM新潟も良く入感。このため 77.4MHzの 横手市 FMかまくらはサイドのカブリで確認できなかった。
こちらも良好。このため 79.1MHzの 鹿角市 きりたんぽFMはサイドのカブリで確認できなかった。
内陸の FM山形本局も良く入感していたが、突然 サーッと信号強度が落ち、カスカスになってしまった。*1
さては、伝搬状況が変化したか・・と 144/430MHzをワッチしてみたら、新潟がバンバン入感している。430の方が入感状況が良好のようだ。
CQ出して、430FMで 6QSO、144FMで 2QSOできた。すべて新潟県。新潟局が富山とQSOしているのもワッチしてみたが、富山局はキャリアすら確認できなかった。やはり、局地的なオープンだったのか。
なお、山形県鶴岡市の局も聞こえてはいたが、新潟の方が強力だった。また、50MHzでもワッチし CQも出してみたのだが、まったく反応なかった。*2
新潟局*3から1200MHzのリクエストがあったが、Rigもアンテナもクルマの中だ。既にアル変かけているので運転できないし、アンテナ持って屋根に上るのも避けたい・・うーん、残念。 (^^;)
ダクトまつりは 23時頃まで続いたが、さすがに遅い時間帯になってしまい、CQ出すも呼ばれなくなってしまった。
しかし、FMラジオ帯では まだまだ続いている。今回書ききれなかった局については、またあらためて・・・
*1 FMゆーとぴあ や FM山形が良好だったので、同じく内陸の FMはなび (大仙市 87.3MHz)も受信できるかと思ったのだが、かすりもしなかった。送信アンテナが低いからか?
*2 144/430のCWもやってみたが・・ 当然ダメ。CWやろうなんて思うのは当方か あいあ師くらいのものである。(^^;)
*3 秋田向けの専用八木で秋田県の地デジTVをワッチ中だそうだ。上には上がいるものである。なお、アナログ時代からダクトによる秋田/新潟のTV混信問題があり、地デジになってからもチャンネル再編成(リパック)など混信対策が実施された。