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[Radio] ヘッドフォン・ジャック破損

2014年08月11日 23時 更新

TS850のヘッドフォン・ジャックが壊れた。

TS850ヘッドフォン・ジャック。接着剤で修理したが、カケラの一部を回収できず、中の端子が見えている状態。

ふと気がつくと、パネル面からヘッドフォン・ジャックが少し浮いているような感じでグラグラしている。

TS850は当方のメインRIGであり、ヘッドフォンも頻繁に抜き差ししているわけだが、いや、まさかジャックが壊れるとはね。

ツマミ類を取り去りパネルをバラしてみると、チャリーンとカシメ用のコの字金具が落ち、ジャックの挿入口の部分も ぽろりと転がった。

ジャックの挿入口の部分はプラスティック部分がふたつに割れ、中の金属リングが出てきてしまっている。

いまさら修理に出すのもナンなので自力で修理を試みる。
ジャックの挿入口の部分は、アロンアルファでなんとかなりそう。

問題は挿入口の部分とジャック本体との接着だ。よくよく見ると、パーツが足りない。回収できていないカケラがあり、中の端子が見えているのだ。これでは、接着できたとしても強度的に問題が残る。だが、いくら探してもカケラは見つからない。

あきらめて、そのまま本体と接着することにした。まずアロンアルファでくっつけ、然る後にエポキシ系の接着剤で外周部を固めた。
十分固まってから、再度コの字金具で固定して完了である。

おぉ、なんとなくしっかり固定できたではないか・・ と思ったら、キツくてヘッドフォン・プラグがなかなか入らない。これでは再び壊れてしまう危険性 大だ。

なんでだろーなんでだろー?? と、しばらく悩んだが、実は挿入口部分の金属リングの内側にアロンアルファが回り込み、その厚みで内径が小さくなってしまっていたのだ。

小型ドライバの先端や丸ヤスリでアロンアルファの膜を除去してちょっとキツ目だけどまずまず収まってくれた。

まあ、なんとかなったから よかったが、TS850も1991年頃の製品だし、ケンウッドももう修理してくれないだろう。また同じ場所が壊れる可能性は大いにあるが・・ 対処法はその時考えることにしよう。(^^;)


Tada/JA7KPI : 2014年08月11日(月)

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