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[Bike] 落車

2014年11月23日 01時 更新

落車 (らくしゃ)とは、自転車の乗り手が転倒することである。
馬術や競馬の「落馬」由来の造語なのかもしれないが、自転車競技界では 公式の用語として用いられている。

それはさておき、最近 事件が多いKPIではあるが、ついに流血事件が勃発してしまったのであった。(^^;)

今日も今日とて ブラック魔王 13kmくらい遠回りしてスーパー買い出しに出かけたKPIであったが、しょっちゅう通っている 風の松原 の下り坂で あろうことか落車の憂き目に遭ってしまったのである。

そこは 大したことないのだが いちおう コース中 一番の坂の手前で、この日は全コースで 時速25km/h以上をキープするという自己縛りを課していたため、加速に入ったところだった。

で、この日の最高時速37.8km/h*1を記録したのだが、前輪がバウンド*2したと思ったら着地地点に砂があってスリップ。あっという間に右から落車*3して右側頭部を強打した。こんなときに限ってヘルメットしてないのである。

はっきりいって、あまりのアタマの痛さに起き上がること能はず。*4

しばらくウメいてたら、抜いてきたジョギングの方に助けおこしてもらうことができた。

右肩、右肘、右腕、右小指、右膝の擦過傷。側頭部のコブは写真では確認できんか。(^^;)

意識はハッキリしているが、アタマをかなり打ち、モノスゴイ たんこぶ ができている。これは病院に行った方が良いかも。

自転車は・・ハンドルと右ブレーキレバーが曲がっている。後輪は・・良し。前輪は・・ブレーキ・シューに当たってうまく回転しない。これはフロント・フォークがズッたか?? 病院へ直行すればいいのに、まずは自転車屋さんに寄ったKPIであったが、フロント・フォーク故障と思いきや、実は前ブレーキが少し傾いていただけで、簡単に直ったのであった。

で、次に病院へ直行すればいいのに、とりあえず自宅に向かったKPIであった。
したっけ、流血状態のKPIを見て 母親がパニックパニック~!! 追い出されて すごすごと 病院へ・・

すでに19時になろうという時刻だったが、以前入院したことのある某大病院の救急外来へ到着。なんとか診察してもらうことに。

右肩のレントゲンを撮り、ついでに脳のCTも。擦過傷の治療は後回し。
で、骨折は無し。CT画像*5も異常無し・・とあいなり、帰りは某スーパーに寄り、買い出しして帰宅。

遅い晩飯後、ハンドルとブレーキレバーの位置を修整。

  • 累計距離 1,480.7km (今年分)

しかし・・37.8km/hでこれくらいの衝撃か・・、40km/h超だとホントに やばいかも。やはり街乗りでもヘルメットは必須とすべきだろう。*6



2014.06.06 追記:

なんとか 24時間が経過した。わたしはまだ生きている。頭痛無し、麻痺無し、けいれん無し、吐き気無し、意識レベル清明である。

ただし、身体の節々が痛い。特に右肩の痛みがひどく、就寝中は寝返りのたびに痛くて何度も目が覚めた。

自転車の前輪のタイヤが変型して裂けているのを確認。おそらく、スリップした箇所か。リムやスポークの変型は無さそうなので、これはタイヤのみ交換すればセーフだろう。



2014.06.07 追記:

ということで、無事 48時間経過し、アタマは大丈夫のもよう。

ただし、右半身の痛みは ほとんどとれず、いちおう予定していたアマチュア無線の野外移動運用はすべて中止とした。

しかたないので自転車のタイヤ交換でも・・ と思ったら、やっぱり腕や肩が痛くてできなかったのであった。今日は ずーっと自宅待機。



2014.06.16 追記:

右肩の痛みが ひかないので念のためMRIに入ってみたが、やはり異常なしであった。擦過傷のほうも腕と膝がまだ皮膚が張らず完治してはいないが、あとは自分でやってね・・と、通院は終了。



2014.11.22 追記:

1時間ほどヒマな時間があったので、軽く走ってみるか・・と、風の松原コースへ向かった。

はまなす画廊へ上がる坂の手前は 雨上がりで少しぬかるんでいたが そろりそろりとクリアし、然る後一気に坂へ駆け上がろうとしたとき、坂の上から突然 子どもが現れ、思わず右ブレーキをかけたとたんに前輪がロックしてスリップ。あっという間に右から落車した。

道端に倒れ込んだまま痛みを堪えていたら、件の子どもが両親とともに楽しそうに通り過ぎて行くのであった。日本人って、世界一優しい国民のハズでは・・あれはやはりTVの中のハナシなのか・・・ orz

今回は、自転車とアタマはセーフだったものの、前回とほぼ同じところを痛めてしまった。(T_T)

気を取り直して雨に濡れた坂の舗装をチェックしてみると、これが ツルッツルなのである。見た目は細かい石の集合体で滑りにくそうにも見えるのだが、一つ一つの石はかなり滑らかだ。これって ヤバくね? とにかくこの坂は気をつけるしかあるまい。

登り坂で落車するとはなぁ・・・


*1 風の松原、なんぼサイクリングコースになっているからって、こんなにスピード出しては あきまへん。

*2 サイクリングコースをうたうなら、それなりに整備していただければ幸いに存じますが・・(^^;)

*3 KPIが落車してケガしたのは、1997年以来である。その前は・・ たぶん1976年 ・・かな?

*4 メットはなかったが、帽子は被ってたので頭部からの出血は免れた。

*5 たんこぶ が くっきり写ってるのには感動した。これを書いてる時点では、もうかなりへっこんだが・・

*6 右に倒れ込んだところにクルマが来る局面もあるし、20km/h未満でも十分ヤバいのである。

Tada/JA7KPI : 2014年06月05日(木)
コメント(2) [コメントを投稿する]
β教粗 2014年06月11日(水) 17時

遅れましたがお悔やみ申し上げます... じゃなくて大事無くてよかったですね。<br><br>私も今を去ること(ほんの)ちょっと前、高校生の頃だったか、自転車に乗っていて坂のボトム付近の一番スピードが出ている所で、マンホールの蓋で前輪がホップして、そのまま顔から路面に突っ込んで顎を打った憶えがあります。顎を打ってもんどり打ったのでしょうが、頭は打たなかったし、あちこちの擦過傷だけで済みました。<br><br>やっぱりスピード出てると危ないからメットしてないとダメですよね。ツールー・ド・アキタの記事も凄いものがありますね。くれぐれも気を付けて。04取れなくなると困る(笑)。<br><br>関係ないけど、一番辛かったのは今の女房と行った伊豆大島一周ママチャリサイクリングだった。最近の土石流で廃業した椿園に泊まりました。

Tada 2014年06月12日(木) 00時

ご丁重なるご挨拶、痛み入ります・・・ なんてね。<br>だいたい13年に1回程度の頻度で死んでたかもしれない落車に遭遇していますが、それもやはり道路自体が自転車用にできていないというのが一番の原因だと思います。(^^;)<br>ママチャリでも平坦路はなんとかなりますが、重いので登りはキツかったでしょうね。


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