昨年の全交信数 2,523件のうち Phoneは369件で 約15%。というわけで電話ではあまり出ないのだが、某DXペディ局と交信した際「キミの音はなんかヘン。それは好きじゃないなぁ」などと言われてしまった。
電話で出るときは ほとんどがハンドマイクで、交信後は 邪魔なので引っこ抜いて引き出しにしまってしまうのだけれど、以前はちゃんとデスクトップ・マイクを使っていたこともある。
今回は、そのマイクの周波数特性をを比較してみた。
赤が安物のエレクトレット・コンデンサ・マイク(数百円)。青がそれなりのダイナミック・マイク(FOSTEX M545 数千円)。
スピーカからホワイト・ノイズを出し、それをそれぞれのマイクで拾い、マイクアンプ*2の出力をみたもの。絶対的なレベルはさておき、とりあえずの比較はできるかな・・と、思ったら、あまり差がない。*3
感度や出力レベルはコンデンサの方が高いようだが・・聴いた感じではどちらもイマイチだ。
ちなみに、こちらはマイクアンプ自体の特性*4。300Hz以下で落ちているが、いわゆる帯域内はフラット。
マイクを含めた特性としては、500Hz前後がもう少し出ていればいいのかな・・とは思うものの、特に直そうとは思っていない。
今回は、まあ、それほどひどくはない・・というのが確認できただけでOKかと・・(^^;)*5
それはさておき、High Boostは 使わないようにしようっと。
*1 1991年頃のHamジャーナル誌のJJ1GRK師の記事。
*2 自作。コンプレッサ込み。
*3 いわゆる無線電話用帯域・・300Hz~3kHzでの比較。電源ハム(50Hzやその高調波)を拾っているのはご勘弁を・・
*4 レベルは適当。
*5 ま、ラグチュウはほとんどしないので・・了解度の良い音質であれば それで OK。