現用のインクジェット複合機 CANON MP770が 死んだ。
ダイイング・メッセージは こうだ。
プリントヘッドの種類が違います
正しいプリントヘッドを装着してください
ま、またかよ !! (^^;)
しかし、こーいうこともあろうかと、先回、ちゃーんと予備のプリントヘッドも用意していたのだ。
だが、プリントヘッドを交換しようにも不可能なのである。
なぜって、通常、プリンタカバーを開くと自動的にセンター位置に移動してくるはずのプリントヘッドが、右端に寄って隠れたまま ぴくり とも動かないのだ。これではなんもできないではないか。うっそーー (^^;)
もしかして、非純正インク使ってるせい? たしかに、先回の事件も非純正の互換インクを使い出してからだ。それまではキヤノン純正インクひと筋だった。
えーい、そんなことはこの際どーでもいい。ここを乗り切らないと、新品購入ということになってしまう。考えてみりゃ新品もいいのだが、ここは意地でも直してみたい。
Google様のお告げによると、ヘッドが熱を持った場合、ある程度冷めるまでは右側に退避したままになることがあるとのこと。しかし、電源切ってしばらく放置しても復帰せず。
何らかの隠しコマンドで定位置にリセットできるのではと検索を続けるが、「メニュ→スキャン→コピー→スキャン」と押してサービスモードにシフトするのは判明したものの、これではインクのカウンタ・リセットくらいしかできないのである。こりゃ、裏コマンド方面はあきらめるしかないかも。
プリントヘッドに、各インクカートリッジはしっかりセットされており、それがつっかえているというワケでもない。電源ONさせると、各ローラ等はそれなりに回るものの、プリントヘッドを動かすベルトはぴくりとも動かないので、なんらかのセンサによって動きが抑止されているか、物理的なロックがかかっているかのどちらかであろう。
どういう状況なのか、モニタできればいいのだが、なにしろすべてに優先する大エラー「プリントヘッドの種類が違います」が出ているため、なんにもできないのだ。誰だ こんなアルゴリズムを作ったヤツは!? 出てこい !!
こうなれば、覚悟を決めて物理的な反応を見るしかない。さよう、なんとか指は突っ込めるのでグリグリやってみるのだ。これ以降、電源はOFFの状態である。
プリントヘッドを動かすベルトは、引っぱればある程度動くようだが、ヘッド自体はある位置から左には動かない。やはりなんらかのストッパがあるのか。
そこで、心持ちプリントヘッドを持ち上げるような感じで左にうごかしてみたら・・・なんと !! 動いたのである。いったん動いてしまうとストッパは無効化されたとみえ、自由に動く。
この状態でインクカートリッジを外し、プリントヘッドを交換して再びインクをセットし、電源ON・・あれ? 動かないっぽい。
ここで電源OFFして再度電源ON・・・で、プリントヘッドが所定の動きをしてくれたもよう。テスト印刷も無事成功したのであった。
いやぁ～今度ばかりは完全に逝ったと思ったのだが、また延命しちまったな。
さてさて・・次はキヤノンじゃなくエプソンかね? いや、次もキヤノンにしてネチネチ嫌味を書き込むかもしれんぞ。いずれにしても、覚悟しといてもらおうか。(^^;)
参考にさせていただきます。我が家もMP970使用中、一度同じメッセージを表示させていただきましたので。
意味不明もしくは的外れなメッセージとそれに伴う動作のロックは本当に迷惑ですね。メーカーにしてみれば、不用意な動作で故障を進行させないためでもあるのでしょうが、いちいち修理に出していたら新品が何台も買えてしまうような価格設定になっているのでそうもいかないし。<br>本件とは関係ないですが、モノクロ印刷するときにカラーのインクを消費し、それが切れるとインクがないと文句を言ってくる機能は何とかならんかといつも思う。<br>プリンタは絶対ユーザサイドに立ってない商売だ。インクを何回か買ったらプリンタ本体が買えてしまう価格っておかしくないか。<br>いやエスカレートしてしまった。
インクを何回か買ったらプリンタ本体が買えてしまう・・そうですね。いつからこーいう商売になったんでしょね(^^;)<br>しかし、前のBJF600は まる5年でおシャカだったけど、このMP770は まる7年以上保っているわけで、そこらへんは褒めてやってもいいかな・・と、じゃっかん甘い評価したりして・・いや、俺の使い方がやさしいのか? (^^;)