国産アマチュア衛星FO-29の日陰率が大きくなってきていて、そろそろUVC作動により送信機が停まるのではないかといわれている。
衛星の太陽電池に日照がないときのバッテリ電圧が知りたいのだけれど、問題は、それが真夜中というか丑三つ時であるということだ。
AOSまでは半分寝ている状態なので、プリアンプを入れるのを忘れたり、モールス符号が脱字してしまったりとちょっと実力を出し切れなかったりもする。(^^;)
以下は、本日未明のテレメトリだ。
FO-29 #72740 02:09JST 2011/5/11 hi hi 20 02 88 d5 00 70 00 00 09 60 01 01 01 80 83 80 86 7f ac aa ac aa aa hi hi 20 02 88 d5 00 70 00 00 09 60 01 01 6a 4b 89 85 82 77 ac aa ac aa aa hi hi 20 02 88 d5 00 70 00 00 09 60 01 01 68 4d 8c 88 95 5f ad ab ad ad aa hi hi 20 02 88 d5 00 70 00 00 09 60 01 01 6c 4a 8e 8a 97 8b ad ab ad ad aa hi hi 20 02 88 d5 00 70 00 00 09 60 01 01 6e 4a 8f 8b 98 9c ad ab ad ad aa hi hi 20 02 88 d5 00 70 00 00 09 60 01 01 6a 4c 90 8c 99 8b ad ab ad ad aa hi hi 20 02 88 d5 00 70 00 00 09 60 01 01 68 4d 90 8c 99 88 ad ac ad ae aa
一番目のフレームが まだ日陰で、二番目からは日陰を出て(日照があって)バッテリが充電されている状態のようだ。
----------- データ 1 ----------- メインリレー ON : DCM OFF SRAM OFF : パケット OFF JTA ON : JTD OFF 地磁気センサー OFF : 太陽センサー OFF : UVC ON UBCレベル 1 : PCUモード AUTO PCUレベル 1 : バッテリモード FULL バッテリロジック FULL : デジトーカモード OFF : UVC ACT/PAS PAS CPU RUN/RESET RUN : スピン周期 0.0 [msec] 太陽角(サンアングル) 80.5 [deg] 地磁気センサーZ軸 490.2 [nT] 地磁気センサーX軸 490.2 [nT] 太陽電池発生電流 9.8 [mA] バッテリ充放電電流 508.8 [mA] バッテリ端子電圧 14.1 [V] バッテリ中間端子電圧 6.2 [V] バス電圧 13.1 [V] アナログ送信電力 727.4 [mW] 構体温度1 15.1 [C] 構体温度2 15.9 [C] 構体温度3 15.1 [C] 構体温度4 15.9 [C] バッテリセル温度 15.9 [C] -----------
バッテリ端子電圧は、14.1Vとなっているが、今後、ますます日陰率は増え、端子電圧は低下することが予想される。UVC動作電圧の12.3Vは、もう、すぐそこ・・のような気が・・・
さて、JARL技術研究所は残念ながらリストラになってしまったわけだが、FO-29のテレメトリ・レポートは、
operあとまぁくjarl.or.jp
または
kondoあとまぁくjarl.or.jp
あてに送ってほしいとのことであった。
さあ、キミも、丑三つ時のテレメトリ受信に挑戦してみないか !?
599BK以外受信できなくなっているのでリハビリにいいかも
そうですね。私も集中力が続かず、当初は1~2フレームとるのがやっとでした(^^;)が、さいきんは10フレーム近くとれるようになりました。<br>食のときのテレメトリが受信したいわけですが、AOSは日陰で、2分程度で食が終わって日照状態になるので、低仰角方向の受信能力が良くないと1フレームも受信できなかったりします。
1か月近くテレメトリ受信してなかったので、久々にレポートを送ろうとしたのだが・・・聞こえない。<br>9月初旬の非日照時(日陰)でのバッテリ電圧は13.6V程度だったので、もう少しは保つのかな?・・と軽く考えていたが・・不覚であった。<br>やはり自動復旧は無理なのか・・コマンドは通ってほしいが・・・