で、FreeBSDをインストールしたのはいいけれど、X Window System(いわゆるGUIデスクトップ)がインストールできないでいた。
最新版のXでは、CLGD7555(Videoチップ)をサポートしていないという情報もあり、メゲようかな・・・と思ってたところ、いわゆる98マシンでは、そもそも X の バージョン4 は動かないらしい。
その後、苦労して、前のバージョン(3)の X をインストールした。しかし、いちおう X は走ったものの、コンソールに戻ると画面が見えなくなってしまうのだ。
ドライバが STDN液晶 をサポートしていないのである。いろいろ調べたところ、TFT液晶にしか対応していないらしい。
このため、Xから抜けたときに通常のコンソール画面に戻ってくれない。画面は出ないが、ちゃんと Shellは走っているので、shutdownコマンド等は正常に受け付けられる。
で、完璧にメゲてしまったのである。けっきょく、Nr13はWin98に戻してしまった。
ALL | Integer | Float | MemoryR | MemoryW | MemoryRW | DirectDraw | |
2196 | 5059 | 3834 | 2860 | 4494 | 4689 | 3 | |
Rectangle | Text | Ellipse | BitBlt | Read | Write | Copy | Drive |
3753 | 3373 | 874 | 27 | 1857 | 1722 | 841 | C:\10MB |
戻し完了。なお、HDDは1GB。メモリは32MB。OSはWin98SEである。
単に起動しただけで既にスワップしているので、メモリが決定的に不足している。増設メモリは、メルコがまだ売ってはいる。しかし、20K円するので今のところ買う気はない。
元のWin98seCDに付いているブラウザは、IE5.00なので、とりあえずIE5.5SP2だかにバージョンUP。(IE6を入れる気はない)
といっても、IEをブラウジングに使う気はない (IE は Windows Update 専用ソフトである)。
かといって、Netscape4.8以下は既に過去の遺物だし、MozillaやNetscape7は、このスペックでは重いみたいなので、Mozilla Firebird (追記2 参照)を入れてみた。起動以外は割と快適。
アプリはネットワーク関係とMP3関係のみで、まだ360MB程度空いている。
ネットワークのスピードについては、現用メイン計算機がADSLで5Mbps以上出るところ、せいぜい3Mbps程度しか出ないのが痛い。(といっても、10BASE-Tでは、こんなもんだ。また、非力なCPUに100BASE-TXのカードは重荷である)
さて、こいつの使い道だが、無線用(車中で使う)にしようと思ったら、こいつの電源電圧は19Vなのだ。もちろんクルマは12Vだから、ダメ。
仕事場でなら、なにかと使い道があるかもしれないな・・・・・と、いうことで、この計算機は現在、仕事場で98DOS窓専用(?)機として立派に動いているのであった。
なお、このNr13は、Nr15とそっくりの外観をしているが、違うのはCPUのクロックだけではない。Videoチップも、サウンドも別物である。当然ながら、Nr15のほうがいいわけだが、ま、クロックが100MHz台だし、手は出ないよなぁ・・
追記:
というわけで、この計算機とかのWin98マシンにはブラウザとしてFirebirdをインストールして使っていたのだが、どうもページ読み込みやダウンロードの速度が遅くてまいっていた。
CPUクロックも100MHz台だし、しょーがないか・・と半ばあきらめていたのである。
で、試しにMozilla(1.5)をインストールしてみたら・・
したっけ、起動や設定変更時は重いんだけど、ダウンロード速度はほぼ2倍に向上したのですよ。
起動時さえガマンすれば、それなりに使えるレベル。複数Windowを開いてる中でブラウザも使うなどということはほとんど無いし・・・
現在は、Mozilla1.6が元気に動いているが、なぜFirebirdよりも速いのかは不明(^^;)。
ちなみに、Mozillaは「ブラウザのみインストール」を選択可。(実はComposerも入ってしまうんだけど、ま、いっか)
追記2:
Mozilla Firebird は 改名して Mozilla Firefox となり、先頃 1.0 がリリースされた。Nr13にもインストールしてみたが、Firebirdのときよりもだいぶ速くなっている。
それとはまた別のハナシなんだけど、ウィルスバスタをバージョンUPしたら、全体的にやたら遅くなってしまったのだ(T_T)。仕事場で使っているので、常駐ワクチンソフトの類は必須であり、しょうがないのだが、メモリ32MBだと、もうどうしようもないというところまで来ているのだろう。メモリ48MBで使っているNa9改の方がどうみてもトータルでは速いぞ。
追記3:
2005年12月、ウィルスバスタを再びバージョンUPしたら、ついに使い物にならなくなってしまった。電源ONから1時間半経っても、HDDがカリカリいうだけでログオンできず。そのまま放置していると、例外0Dが発生しました・・・になり、ハングアップ。
LANカードを抜いて起動させると、とりあえず起動には成功。ウイルスバスタを強制的に終了させ、LANカードを挿してNetworkを認識させると、Firefox1.5等のアプリもソコソコ動く状態になる。
つまり、ウイルスバスタが原因である。メモリを食い尽くしているのか、他の原因があるのかどうかまでは検証していない。さて、どうしたものか??
追記4:
2006年2月、ウィルスバスタをアンインストール。しかし、これではインターネット経由で悪いモンを仕込まれるかもしれないので、TCP/IP設定のデフォルト・ゲートウエイ設定を削除し、同一セグメント内の仕事場サーバにはアクセス可能だが、外のネットワークとはいっさい通信できないようにした。
すっきりしない解決だが、しかたないなぁ。