| 麻痺疾患へのアプローチに低周波を用いることは一般的です。神経の運動点といって、神経に強く反応するポイントが各筋肉上にあります。そこに低周波を当て通電することで、反応の鈍い筋・神経に刺激を与え関節の運動を起こさせることができます。低い周波数を通電することによって神経を興奮させ関節は動かされます。ただ、強さが強すぎたり長くやりすぎると筋肉は疲労を起こしてだるくなり、反応が弱まります。加減が難しいのですが、一般的に低周波にはインターバルモードがあってマニュアルで休息時間を設定することが出来ます。もしくはバーストモードがあり、やはり休息を持つ設定があります。家庭用の低周波でいえば《たたくモード》とかが低い周波数になっているのではないでしょうか。ですが家庭用は《もむ》、《たたく》といった簡単な切り替えにすぎないので、医療用とは比較しようがないと思われます。 使い方によっては効果も出せるかもしれませんが無茶な使い方だけはやめておいた方がいいでしょうね。私も低周波を使っていますがさすがに専門家ではありませんのでこれくらいが限界です。それ以上のことを知りたいようであれば自分の職場の医療器屋の担当者に聞きます。色々と付き合いもあるので。
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