□投稿者/ バナにい -(2007/06/08(Fri) 00:10:30)
| 基本的に忠実に行っています。
ただ頑張ればいいわけではありませんし、状態の回復を観察し、その状態にあったことをするだけです。
①ＲＯＭの確保･･･動かせない範囲の関節運動を他動的におこないます。これは拘縮予防になります。
②筋収縮の誘発･･･筋肉に力が入るように低周波や手技によって、筋収縮力を患者さん自身に認識させます。
③筋力強化･･･筋収縮があれば筋力増強運動を行い、動作・作業に必要な筋力を養います。
④筋の協調性訓練･･･あらゆる筋と協調し動作が行えるように訓練します。
⑤持久力の向上･･･数回しか運動が出来ないでは困ります。運動が出来ても何十回、何百回と動作・作業が行えるよう繰り返し反復訓練を行います。
⑥スピードアップ･･･動作・作業には時にスピードを必要とされます。瞬発的な力、素早い動作を行えるよう訓練を行います。
この順番を守ってリハビリを行います。
③である程度の筋力が得られた場合は動作訓練をよく行います。例えばパチンコ玉を摘むとか、指2本の中でで転がす等。生活上③～④が出来るレベルに達しないと支障と感じるでしょう。
①を怠って関節を硬くしてしまってはもったいないですし、②の時点で筋収縮が弱い場合無理に関節を動かそうとしても関係ない他の筋肉の収縮を強く起こさせてしまいます。
この①～⑥の順序は私の先輩が教えてくれたものです。自分がどういう状態にあるかを認識し、見合ったことをすべきだと思っています。
Ａｋｉｋｏさんの場合は母指・示指で摘む力(ピンチ動作)の強化、中指を含めた巧緻動作訓練で十分ではないでしょうか。低周波も使い方によっては有効かと思いますが。
私のコメントが参考になるかは分かりませんが、自分で状態がわからないようなら、ハンド専門のリハビリ施設のセラピストに相談するといいのでは。
|
|
NO TITLE
/ バナにい (07/06/06(Wed) 23:21) #113 
上記ツリーを一括表示